[ M04見本 ]


●「M04」とは?
・キット標準の「M01」を抵抗制御の直流電気機関車(及び直流機ベースの交直機)の操作仕様に改造した拡張プログラム。
・交流機や、直流機でもチョッパ制御や VVVF制御のものとは操作が異なるので、使える機関車形式は限られる。
・基本セットに含まれる「M01」用画像が必要なので「M04」だけをダウンロードしても使えないので注意。
・機関車なので「単独ブレーキ」と「自動貫通ブレーキ」の両方を装備!
・「パンタ上げ」と「連結」シーンを追加。

●「M04」の基本操作
・レバーをドラッグして操作(M01のようなマウスオーバーだけの操作は不可)。
・キーボードでの運転も可能(「キー操作」ボタンでオン・オフ切替)。
・「キー操作」できない時は、列車走行フレーム内で一度マウスクリック。
・操作の詳細は後述。

●「M04」の問題
・タッチ操作ができない。
・機関車といえば「空転」がつきものだが、M04では空転しない。
・電流計が「もどき」でしかなく、動作がいいかげん。

●ver.2について
・弱メ界磁が、ver.1の2段から、6段に増えた。
・全界磁(=弱メ界磁なし)時の最高速度の初期設定を大幅に下げているので、以前はオマケ程度だった弱メ界磁操作は、ver.2からは重要な操作に変わった。

●この見本とキットの違い
・キット初期状態では「M01」用の背景を流用するので、見本の雪国背景とは異なる。
・見本に使っている駅画像は、昔のM01用(ver.2以前)を復活して流用(手抜き)。
・性能の設定値が多少異なる。たとえば、雪なのでブレーキの効きをちょっと落としてある等。
・見本の機関車は EF64だが、キット付属の機関車は EF81。
・見本のメッセージは「だ・である調」だが、キットは「です・ます調」。
・後は同じ。

●操作の詳細
[1] 逆転機を後退に入れて、パンタ上昇ボタンをクリックしてパンタをあげる。
* 実車では最初に行う「蓄電池」投入はない。
[2] 2km/h以下で客車と連結。
[3] 貫通ブレーキに空気を込めて客車のブレーキを緩める(メーター黒針で確認)。
[4] 逆転機を前進に入れて、マスコンを1段ずつ引く。
* S→SP→Pとノッチアップする場合は、進段標示灯を目安にされたし。
[5] マスコンを一気に進めても過電流でブレーカーが飛ぶだけ。飛んだら HBボタンで復帰すりゃいいんだけど。
[6] さらにスピードを出したい時は「弱メ界磁」を使う。
* 弱メ界磁は、SPとPの各最終段(進段標示灯点灯時)のみ使用可。
* 弱メ界磁の段数が高いほど加速力は落ちるので注意!

[7] 逆転機を発電ブレーキの位置にしてマスコンを引くと抑速ブレーキも使えたりするが、勾配はない(おい)。
[8] 機関車だけにかかる単独ブレーキと、編成全体にかかる自動ブレーキを使い分けて、駅停車などしてみる。

単独 自動 意味 ブレーキ解説
非常制動 非常時のブレーキ。
* 空気圧が完全に抜けてしまうので込め直しに時間がかかる。
急制動 ブレーキ力を急に強める。
制動 ブレーキ力を強める。
重なり ブレーキ力を現状維持する。
* 自動貫通ブレーキでは、エアホース連結部からの空気漏れも設定してあるので、厳密には現状維持ではなく少しずつブレーキ力が強くなる。
保ち 機関車のブレーキを現状維持(単独が「重」の場合)したまま、編成のブレーキを緩める。
運転 ブレーキ力を緩める。
緩め ブレーキ力を一気に緩める。
* 見本は、自動貫通ブレーキでの緩メ操作時に機関車ブレーキを現状維持する設定になっているが、そうでない設定も可。


このウィンドウを閉じる