[ 拡張プログラム(簡易走行他) ]


●簡易走行について

駅停車やドア開閉機能のない軽量プログラム群を「簡易走行」という扱いとしている。レバー操作による簡単な手動運転もあれば、自動運転もある。

* 他のプログラムにはない機能が付いている場合もあり、鉄道シーンを表現する上では「簡易」という表現が必ずしも妥当というわけでもない。あくまでプログラムの構造が「簡易」なだけである。

●更新情報

更新日 プログラム 更新内容 パラメータ変更 設定値範囲変更 初期設定変更 画像変更等 差分ファイル
2020年 7月 28日 X02 ・2016年以来、M00Bに同梱し忘れていた X02を復元。
- 差分なし
2016年 5月 21日 Scene Changer ・CSS指定を追加=フォームをフラットデザイン化。
なし なし なし なし
2016年 5月 14日 M00B/M00N ・横スクロール禁止設定廃止、CSS指定で代行。
廃止×2 なし なし なし
KA00
ZmA00
LA00
DA00
LK00
A00Z
廃止×1 なし なし なし

[ X02の復元 ]
* 2016年の更新以来、M00Bに X02を同梱し忘れていたが、2020年 7月に御指摘を頂き、初めて気づいた。
* しかし、PC内に X02が無かった。2016年に、Macから Windowsに転向しているが、その際に移行し忘れたようだ。もはや Macは動かないので、X02は喪失。ということで、M00Bと X01にある X02動作用スクリプトを参考にして、X02を復元した。
* X01とX02は、IEか、古いバージョンのFirefoxでしか動作しない。実質、IE専用。新しいブラウザは、この種の動作を禁止しているので、もはやどうにもならない。

[ 横スクロール禁止設定の廃止 ]
* 詳細は「基本セット」ページに記述。



●簡易走行プログラム


M00N/M00B(A00N/A00B)+X02

ダウンロード

zip形式 66KB
v4.62+ /Jul.2001 - Jul.2020 (M00系は、Mar.2002〜)

走行見本

駅停車のない簡易走行。
速度調節レバーによる簡単な手動運転M00系と、一定速度で走るだけのA00系を統合。シンプル版の「M00N(A00N)」と、踏切+信号+背景パノラマ三重スクロール機能付の「M00B(A00B)」の2種類。さらに試運転ツール「X02」を同梱。


【添付画像】
・「A01系にも流用できる背景画+前景画×各1枚」「三重スクロール対応背景画×2枚」「速度調節レバー用画像×4枚」

* 手動運転と自動運転はパラメータをひとつ変更するだけ。
* 踏切は開閉2段動作、信号も赤青2点灯のみ(M01と同じ)。
* A00M00統合前は、各々背景なし版と背景あり版という2種類ずつだったが、統合後はシンプル版と高機能版の2種類に変更。シンプル版は背景の有無を選択可。
4.62→4.62+:
2016年以来、同梱し忘れていた X02を復元。

KA00

ダウンロード

zip形式 20KB
v1.41 /Mar.2004 - May 2016

走行見本

勾配路線」用のプログラム。
かけやまさんのアイデアによる階段式勾配表現を使った簡易走行プログラム。

【添付画像】
・「右上がり20‰の専用背景画+前景画」

* Netscape4には対応していない。
* 最大 90‰まで設定可能。右下がり・右上がり、どちらも設定可。
* 90‰を超えるケーブルカー等の極端な急勾配シーンには、特殊鉄道拡張「IA01」を使用されたし。
* 画像の重ね枚数が非常に多い。少しでも重ね枚数を減らすため、架線や線路も背景画像に描きこんでしまう仕様になっている。しかも線路や架線に傾斜があるため、KA00用の風景画像を描くためには高機能描画ソフトがないと辛く、ハードルが高い。
* 線路位置(階段状)のアタリ表示機能もあるので、描画位置には悩む必要がない。
* 簡易走行プログラムであるにもかかわらず、重ね枚数が多いことにより、低速CPUパソコン上での動作が重いという問題がある。設定勾配を緩くするか、シーン幅を狭くすれば多少軽くなる。
* 見本は別ウィンドウ。見本は箱根登山鉄道の80‰なので階段のギザギザが目立つが、配布版に初期設定されているのは20‰なので、ギザギザはほとんど目立たない。

[ 勾配表現の新時代 ]
* IE9以降等、CSS3対応ブラウザにおいては、CSS transform で、自在な傾斜が可能になった。KA00のような複雑な方法は不要で、しかもアンチエイリアスがかかるためクオリティも低くはない。ただ、ウェブ上の鉄道シーンで使うのは簡単とは言えず、IE8以前を見捨てない方針もあり KA00 をやめる予定はない。……とはいえ、KA00 の勾配表現が過去の手法である以上、バグ修正等を除き、今後の更新はない。
1.4→1.41 :
横スクロール禁止設定廃止、CSS指定で代行。

ZmA00

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zip形式 23KB
v1.41 /Jul.2010 - May 2016

走行見本

走行シーンを「ズーム」させるプログラム。
ズーム範囲は、半TK縮尺から倍TK縮尺まで。


【添付画像】
・「ズーム対応の背景画+前景画」「ズーム・コントローラ」

* Netscape4には対応していない。
* 走行シーンそのものは、A00Zと同じ。
* ズーム処理を簡易にするため、編成単位の車輌画像が必須。車輌単位の画像を連結させて走らせることはできない。
* 無理矢理、画像を拡大・縮小しているので TK縮尺(原寸)時以外では、画像の品質は落ちてしまう。但し、ブラウザによって処理が異なり、拡縮しても違和感のないもの(WinIE)から、「ダメだ、こりゃ」というもの(MacIE)まで色々ある。
* 左上フレーム見本 No.1143No.1153 に似たようなズーム・シーンあり。但し No.1143 は、ZmA00 のような手動ズームではない。

[ ズーム表現の新時代 ]
* IE9以降等、CSS3対応ブラウザにおいては、CSS transform で、拡大縮小が可能になった。それを JavaScript で制御すれば簡単にズームが可能で、この Zm00 のようなプログラムを書く必要はなくなってしまった。ただ、CSS を使った手法は簡単とは言えず、過去との互換性を重視する方針もあり、IE8以前でもズーム可能な Zm00 をやめる予定はない。……とはいえ、ZmA00 のズーム表現が過去の手法である以上、バグ修正等を除き、今後の更新はない。
1.4→1.41 :
横スクロール禁止設定廃止、CSS指定で代行。

LA00

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zip形式 16KB
v1.31 /Jun.2004 - May 2016

走行シーンをページ内の「挿絵」扱いにして表現するプログラム。

【添付画像】
・「小さな風景画×2枚」

* 他と毛色の違う「本文と組み合わせる事が必須」なプログラムなので上の文字色を少し変えてある。
* 正確には「挿絵に走行シーンを追加するプログラム」と言うべきか。風景画(=挿絵)+鉄道車両のみ。線路や架線などの独立オブジェクトは存在しない。その分、非常に軽量なプログラムでもある。
* 簡単な挿絵解説文を表示する機能や、絵の切り替え、及びそれぞれの絵に合わせた走行位置(高さ)を変更可能な機能付。
* 本文のHTMLを正しいルールで書かないと、走行シーンがあらぬ位置に行ってしまう問題もある。
* 見本は「鉄道模型挫折記」ページにあり。
1.3→1.31 :
横スクロール禁止設定廃止、CSS指定で代行。

DA00

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zip形式 16KB
v1.21 /Oct.2006 - May 2016

ページ内にマウスドラッグで移動できる走行シーンを置くためのプログラム。


【添付画像】
・キー操作解説付、前景画像。
【別途入手画像】
・LA00添付の風景画像。

* 他と毛色の違う「本文と組み合わせる事が必須」なプログラムなので上の文字色を少し変えてある。
* 走行シーン部分は LA00 と全く同じ。
* 実際問題、マウスドラッグだけでは何かと不便なので、いくつかのキー操作機能もある。
* 見本は「描画雑記(車輌篇2)」ページにあり。
1.2→1.21 :
横スクロール禁止設定廃止、CSS指定で代行。

LK00

ダウンロード

zip形式 19KB
v1.31 /Nov.2007 - May 2016

リンクバナーを貨車に載せて走らせる「リンクページ」のためのプログラム。

【添付画像】
・リンクバナー積載用貨車、背景画像など。
【別途入手画像】
* 初期設定されている編成には以下の車輌が必要。
・追加車輌ページから「EF66」と「DE10(標準色・更新機)」を直接保存。→ 画像表示

* Netscape4には対応していない。
* 特殊な目的のプログラムのためパラメータも独自であり、設定支援 X01は使えない。
* 使用実例 → LK00見本付でリンクページを表示
* 小バナーであればコキに積載可。見本は「リンクバナー」ページにあり。

【LK00上における、おぱく堂車輌の使用条件の特例】
走行するのは貨車1編成のみ(機関車のみ複数設定可)。対向列車もなし。……という仕様により、おぱく堂作車輌の「他に自作編成を走らせる事」という使用条件では使いにくいため、おぱく堂車輌に対する使用条件の特例を設けてある。
(1) 風景画像が自作であれば、おぱく堂作機関車だけの牽引列車もウェブ上で使用可。
その他の詳細は添付のテキスト参照。
なお、TK英語版サイトで配布している海外機関車にもこの特例は適用される。
1.3→1.31 :
横スクロール禁止設定廃止、CSS指定で代行。

A00Z with SceneChanger

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zip形式 28KB
v1.31 /Jun.2005 - May 2014 (SceneChanger v2.11/Jun.2005 - May 2016)

ただ走るだけの軽量プログラム+場面切替システム
左上フレーム走行見本の「切替システム」とほぼ同じもの。

【別途入手画像】
・LA00添付の風景画像。

[ A00Z ]
* 風景画+鉄道車両のみ。線路や架線などの独立オブジェクトが存在しない LA00と同じ仕様。
* Netscape4には対応していない。その分だけ、LA00より容量の軽い、電車走行キット中、最軽量のプログラム(特殊な仕様の LK00を除く)。
[ SceneChanger ]
* ひとつの走行ファイルを複数のシーンに使い回す+複数のシーンを切り替えるためのシステム。cookieを使って特定のシーンに固定する機能付。
* 走行シーンがフレーム内にある場合にのみ使用可能。別ウィンドウ表示などでは使えないので注意。
* A00Z以外に、A02SL-Expert(v1.7以降)に対応。その他のプログラムでは使用不可。
* Changerシステムそのものは Netscape4にも対応しているので、A02SL-Expertと組み合わせれば、Netscape4でも使用可となる。
* v2.0から多少簡易になったとはいえ、このシステムを使うためには、HTML周辺の知識が必要。つまり、Expert仕様。
* v2.0で追加した「簡易チェンジャ」とは、切替専用ページ以外のページからでも特定番号のシーンに切替可能にするもの。たとえば「騰波ノ江駅は左上走行見本 No.119 にあり」といった感じで使う。
[ 余談 ]
* 本当は SceneChangerがメインで、A00Zの方がオマケ。
* SceneChangerの本来組み合わせるべき相方は A02SL-Expert。だが、Changer単体で公開しても設定が分かりにくい。といって解説ファイルを書くのは面倒極まりなく、設定実例を作るのがベスト。そこで、LA00ベースの超軽量化試作品を、設定実例用に持ち出してきた。それが A00Z。
A00Z 1.3→1.31 :
横スクロール禁止設定廃止、CSS指定で代行。
SceneChanger 2.1→2.11 :
CSS指定を追加=フォームをフラットデザイン化。

●他に分類される簡易走行系のプログラム

分類 プログラム名 解説
蒸気機関車拡張 M00SL-Advanced レバー操作による簡易運転プログラム+蒸気機関車。4重連や後補機設定など、蒸気機関車がらみの設定に関しては最も高度な機能を持っている。
A00SL 簡易自動走行シーン+蒸機機関車。上記M00SLと異なり、蒸機の設定はさほど高度ではない。
RA00SL 走行シーンをページ内のランダム位置に表示させる、という毛色の違うプログラム。ページ本文が主で走行シーンは副、という扱い用。
TA00SL 走行シーンをページ内のトップ位置に表示させるプログラム。上記 RA00SLの双児的存在。
CA50SL系 A00系ベースに連結解放機能を組込んだもの。動きが複雑なのでもはや簡易運転系に分類すべきものではないが…。
M10SL 鉄道模型風ダイアル操作の簡易運転系。モジュール連結式風景システムの異端的プログラム。
GA30SL 鉄道模型風・往復自動運転。ベースは簡易運転系だが内容的にはやや複雑か…。
場面限定拡張 A667 在来線時代の碓氷峠の再現。A00系プログラムとはかなり毛色が違うが、駅停車がないのでプログラム的には簡易走行系に属する。
A225 走行中補機自動開放を行っていた頃の瀬野八を再現。これもA00系プログラムとはかなり毛色が違うが、駅停車がないのでプログラム的には簡易走行系に属する。
おまけ
TB規格用プログラム
MN00 M00B/A00Bの、TB規格車輛版。扱う車輛が電車走行キット規格でないという以外、ほとんどM00B/A00Bと同じ。

●その他


TK-table

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zip形式 2KB
v.0049 /May 2003 - Apr.2016
電車走行キットプログラムを開くリンクを表組にした便利ページ。そんだけ。

* 解凍後に出てきたファイルを、A01.htmlと同じフォルダに入れる事。
* 現在のバージョンは、A00系・M00系統合前のファイルへの対応はしていない。統合前と統合後の両方を使いたい場合は、表の空いている所に書き加えられたし。
* v.0049は、モバイルビューア(カスタム関数見本集に同梱)を追加。


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