[ おまけ・正面画走行キット ](F01走行見本付)


●正面画を走らせる!

鉄道CG(2D)の世界には、側面画の他に正面画の世界がある。「だったら正面画も走らせてしまえ」という、それだけの話。

* 但し正面画の世界では、側面画のように色々な画像作者が参入している定番的規格があるという話は聞かない。という事で、どんな縮尺の正面画にも対応可能にしてある。
* 正面画といっても、一点消失の透視投影(パースペクティブ)なので注意! 正面図ではなく、正面から見た遠近法による絵でなければ走行シーンに違和感がある。左の見本を見てもらえばある程度は分かるが、車輪や屋根上クーラー、パンタグラフといったものを遠近法により奥まった感じで描く必要がある。
* 左の見本はオートスタートではないので、Go/Stopボタンをクリックされたし。

●更新情報

更新日 プログラム 更新内容 パラメータ変更 設定値範囲変更 初期設定変更 画像変更等 差分ファイル
2016年 5月 15日 F01 ・Go-Stopボタンの仕様変更。 廃止×4
追加×2
なし ボタン透明度変更 廃止×2 差分なし



●ダウンロード


F01

ダウンロード

zip形式 49KB
v1.3 /Aug.2004 - May 2016

見本は上↑
鉄道正面画を一点透視で走らせるプログラム。
最大50編成、「向うへ行く時はテールライト点灯・戻ってくる時はヘッドライト点灯・停止時は消灯」といった画像切替も可。側面画とは異なる設定方法だが遠近法が分かっていれば簡単。

【添付車輌】
・「JR西日本 207系の顔」
* 1px=約2.5cm縮尺。
* 画像の使用条件は側面画と同じ=他に自作車輛を走らせる事。
【その他の添付画像】
・「上の見本とほとんど同じ駅画像(駅名が入っていないもの)」「ゲージの違う3つの線路画像」「ボタン画像」

* Netscape4では表示はされるが動作はしない。
* 基本的に、奥と手前を行き来するだけ。現実的な鉄道シーンを再現させるものではない。
* ベースが拡張プログラム LA00であるため、ページのHTML構造が正しく書かれている必要があるので注意。
* 無理矢理に縮小して画像表示するので、最手前以外では画像が乱れるが、どうにもならない。
* 正面画作者本人が使用する事を想定しているが、万が一他人の描いた絵をウェブ上で走らせる場合は、画像作者に確認する事。
* 左上フレーム走行見本 No.255No.256No.1448 にも、正面画シーンがある。
* ある程度の透視投影(パースペクティブ 3D)表現は可能 → No.1090No.1176No.1177 参照。
* 蒸気機関車拡張 A02SL-Expert用「カスタム関数見本集」に、名鉄 2000系/2200系の正面画像を添付している。但し、F01初期設定数値には合わない画像ではある。今のところ、配布している正面画像は F01添付とこれの計3形式のみ。
1.2→1.3 :
Go-Stopボタンの仕様変更。

[ F01用画像仕様について ]
・一点透視のパースを意識した正面画ならどんな縮尺でも可。但し異なる縮尺の絵を同時に同じシーンに設定することは出来ない。
・「風景の消失点」と「車輛の消失点」を常に同じ位置に重なるように表示するプログラム。上の見本や添付した風景を使う場合のように真直ぐ奥へ走り去るのであれば、車輛のど真ん中を消失点に設定すればよいので簡単。

・消失点を車輌のど真ん中からずらせば凝ったシーンになるが、その分、描画も難しくなる。特に、消失点が車輌画像と重ならない位置(上図参照)にすると、正面画ではなく、立体画を描く必要がある。
・上の見本も添付車輛も、1px=約 2.5cmという、側面画TK車輛の4倍(面積比16倍)の大きさになっている。表示の最低単位が1pxであるため、元の画像が小さいと動きのギクシャク感が目立つ。それを目立たせないため、大きく描いただけ。

[ F01開発余話 ]
・実は 2001年 5月(電車走行キットがこの世に生まれた翌月)には開発に着手していた。その後、だらだらと開発を続けたが、2002年に入って「こんなアホなプログラムを使う人はいないだろうなぁ」と思ってボツ。
・2004年夏になって「これはこれで面白いかも」と思い直して、ボツを取り消して復活。
・上の見本用も添付の画像も 2001年に描いたものを流用。縮尺がアバウトなのは以前に描いた画像だから。今描くとしたら、もっと正確に描くはず。
・プログラムとGo/Stopボタン画像のみは新たに作り直し。
・作り直したプログラムは、LA00がベース。更にA07系の駅停車プログラムを組込み、計算上、仮想の列車を走行させている。その列車がどう見えるかを正面画用に計算して画像の位置と大きさを変えているのだ。
・ちなみに、計算上の仮想列車を表示してしまうように改造すると No.726 のようになる。


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