[ 電気機関車(交流) ]


* 交流機の赤は風景との相性が難しく、赤と補色関係にある緑の山々などを背景にすると赤味が強く見えすぎる。そんなこんなも考慮して、2014年 5月に彩度を落とす色調変更をした。
* 交流機のパンタグラフは特別な理由がないかぎり右下げのみ。左下げの絵は各自改造されたし。
* LK00上でのみ適用される使用条件の特例あり。詳細は LK00参照。
* JR貨物の ED76には「肥薩おれんじ鉄道」車輌との同時使用時の特例条件あり。詳細は ED76(更新機)の項目参照。

●交流電機

形式一言
ED44 → ED90
ED44
ED44(茶色)
仙山線での交流試験用。50Hz。交流モーターを使った直接式試作機。
* ED45とは赤の色調が微妙に違うらしいが、詳細が分からないので同じ色にしてある。
* 「鉄道ファン」誌(2015年 12月号)によれば、メーカーの日立から国鉄が正式に購入した後、茶色に塗られたとか。交流機=赤というルールが確立していない黎明期の話だから、そういうこともあるのだろうが、僚機の ED45 は赤いままだから「なぜ、これだけ茶色?」という疑問が残る。しかし、その答までは記事にはなく、モヤモヤしたままだ。
* 左上フレーム走行見本 No.251 に仙山線試験風のシーンあり。

ED44(鉄道博物館模型)
* ↑鉄道博物館にある ED44 の模型の色。車体は茶色で、屋根が薄青、腰周りが濃紺。
ED45-1 → ED91-1
ED45-1
ED91-1
仙山線での交流試験用。50Hz。直流モーターを使った整流器式試作機。
製造メーカー(三菱・東芝・日立)毎に異なる設計。
* 国鉄機関車の正しい表記では形式名と番号の間にハイフンはないが、ここでは分類の便宜上入れてある。
* 1号機のフィルタが ED70と同じように金属地肌とする資料もあり、以前はそう描いていたが、そういう写真を見たことがないので変更した。試作機で仕様があれこれ変遷したらしいから、そういう時代もあったのかもしれないが。
ED45-11 → ED91-11
ED45-11
ED45-21 → ED91-21
ED45-21
ED70
ED70
初の量産交流機。北陸本線用 60Hz。
最終19号機は、50/60両用試作機。
ED70・19号機
ED70・19号機
ED71・1号機
ED71・1号機
東北の交流電化に際して投入された 50Hz機。
1〜3号機は試作機。
ED71・2号機
ED71・2号機
ED71・3号機
ED71・3号機
ED71(1次形)
ED71(1次形)
ED71(2次形)
ED71(2次形)
ED72・1〜2号機
ED72・1〜2号機(試作機)
九州電化に際して投入された 60Hz機。
客車用蒸機暖房装置のため車体が長い。
* ED72・73の前面は、鳩胸と呼ばれる独特の傾斜があるが、現状の絵では上手く表現できたとは言いがたい。かといって、1px=10cmという制約の中でどう表現すれば上手く表現できるのか、自分的には答を見つけていない。
ED72・3号機〜
ED72・3号機〜(量産機)
ED73(両側面)
ED73
ED73(ダクト側)
上記 ED72から暖房用SGを省いた九州用貨物用機。ブルートレインも牽引。
* 両側面を描いてみた。反對側面=ダクト側に関して、ゆめじさんとKuromotoさんから資料を頂いた。感謝。
ED74
ED74
EF70の姉妹機として北陸本線に投入された 60Hz機。後に九州へ。
* 上のED73とともに、左上フレーム走行見本 No.166 の九州シーンで使うため、2005年 9月にスノウプラウを外した九州仕様の絵と差し換えた。北陸仕様が必要な場合は各自 ED75等からスノウプラウを移植改造されたし。
ED75・1号機
ED75・1号機
交流区間の標準機。東北の主力機。50Hz。
* 高速列車用 1000番台はジャンパ栓等が違うはずだが、その辺は描き分けていない(というか詳しく知らない)ので、耐寒耐雪強化後の画像は1000番台としても使えるはず。
* 1号機と量産機の違いに関して充分な知識がないので、間違いがあるかもしれない。
* 左上フレーム走行見本 No.19 等に走行シーンあり。
ED75(初期)
ED75(初期車)
ED75(耐寒耐雪強化後)
ED75(耐寒耐雪強化後)
ED75(JR貨物試験塗色)
ED75(JR貨物試験塗色)
ED75(JR貨物試験塗色)
国鉄民営化直後に JR貨物が色々塗り替えた機関車たち。
ED75(JR貨物更新機)
ED75(JR貨物更新機)
ED75(JR貨物更新機新色)
下半身を白くした更新機色+台枠だけ白い新更新機色。
ED75・1028号機
ED75・1028号機(JR貨物更新機)
JR貨物の巨大ロゴ付更新機。
* 側面の巨大文字は、手持ちのフォントに似たものがなく、直線機能を使って手書きした。
ED75・300番台
ED75・300番台
九州用 60Hz機。
ED75・501号機
ED75・500番台(登場時)
ED75・500番台(後期仕様)
北海道電化に際して投入された 50Hzサイリスタ制御の、1両だけの 500番台機。
登場時と後期仕様。
ED75・700番台
ED75・700番台
ED75・700番台
奥羽線電化時に増備されたもの。
後に一部が青函トンネル用 ED79に改造された。
ED75(Orient Saloon)
ED75(オリエントサルーン)
JR東日本「オリエントサルーン」塗装機。
[ 連結推奨専用客車 ] ゆめじさんの「あとりえ とき」にある 12系。

ED75(オリエントサルーン/初期画像)
* ↑初期画像。後に色調変更してしまったが、上記客車がこの色に合わせて描かれたものであるため、以前の画像も残してある。
* 色調変更の Photoshop データ → 車体:彩度 -22にすると、変更後の色になる。
ED76(登場時)

九州の主力機。60Hz。ED75+SG搭載+軸重軽減。
* 0番台と高速列車対応1000番台を描き分けていない。写真を見てもこの縮尺で描き分けられるほどの違いを見つけられなかったのだが、単なる見落としかもしれない。なお、1000番台は最初から下枠交差パンタグラフで、途中からサッシ窓になっている。

ED76[褪色表現]
↑おまけ[褪色表現]
* 雑誌に載っているJR九州のED76写真を見ると褪色しているものが多い。そんなわけで、褪色バージョンも描いてみたくなった。
ED76
ED76(国鉄)
ED76(国鉄・サッシ窓)
ED76(JR九州)
ED76(Southern Cross)
ED76(サザンクロス・銀帯)
ED76(サザンクロス・赤帯)
JR九州「パノラマライナー・サザンクロス」塗装機。
* 同色機関車 → 別窓表示
* 銀の飾帯時代と飾帯を赤に塗ってしまった時代があるようだ。詳細は知らず。
[ 連結推奨専用客車 ] ゆめじさんの「あとりえ とき」にある12系。

ED76(サザンクロス/初期画像)
* ↑初期画像。後に色調変更してしまったが、上記客車がこの色に合わせて描かれたものであるため、以前の画像も残してある。
ED76(JR貨物試験塗色)
ED76(JR貨物試験塗色)
国鉄民営化直後に JR貨物が色々塗り替えたうちのひとつ。
* 同色機関車 → 別窓表示
ED76(JR貨物更新機)
ED76(JR貨物更新機)
ED76(JR貨物更新機)
ED76・1014号機(大形クーラー)
ED76(ステンレスドア)
JR貨物の更新機。
* 他形式と比べて、更新後のデザインがかなりシンプル。
* JR貨物が乗り入れる「肥薩おれんじ鉄道」車輌画像も配布しているが、それには使用条件の特例がある。ED76についても「肥薩おれんじ鉄道」車輌画像と合わせて使う場合にのみ、同様の特例を認めるものとする。詳細は「気動車(その他)」ページ参照。
* 左上フレーム走行見本 No.635 に、肥薩おれんじ鉄道上を走る ED76あり。
ED76(がんばろう九州)
ED76・1021号機(がんばろう九州・文字だけ)
ED76・1021号機(がんばろう九州)
ED76・1015号機(がんばろう九州・文字だけ)
ED76・1015号機(がんばろう九州)
熊本・大分震災からの復興応援。
* 「がんばろう九州」機関車 → 別窓表示
* 当初、両県のシンボルが描かれずに、文字だけのステッカーだった。
ED76・500番台
ED76・500番台
北海道の主力機だった。50Hz。
ED76といっても、九州用とは寸法も外見も中身も違い、事実上別形式。
* 他と異なり左パンタ下げ画像にしてあるのは、走行方向に関係なく常時同じ側のパンタを使用していたらしいから。ED79もそうだけど、北海道ではそういう使い方が普通なのだろうか?
* 左上フレーム走行見本 No.203 に 急行「ニセコ」牽引シーンあり。
ED76・551号機
ED76・550番台(塗り分け)
ED76・550番台(赤)
ED76・500番台から青函トンネル用に改造された1両だけの 550番台機。
初期のツートンカラーと末期の赤一色。
* 550番台のパンタについては、どういう使われ方をしたのか知らないし、常時同じ側だったとしてもそれがどちら側だったかも知らないので、とりあえず右パンタ下げの画像としておく。
* 左上フレーム見本 No.327No.862 に走行シーンあり。
ED93(両側面)
ED93
ED93(反対側面)
サイリスタ制御試験機。後に改造されて、ED77・901号機となった。
* 屋根上にある異様なドームを見ると、決して再放送されない「ウルトラセブン」幻の第十二話「遊星より愛を込めて」に出てきた「丸窓の家」を思い出すんだよなぁ(マニアックな話)。
ED77・901号機(元 ED93)
(両側面)
ED77・900番台
ED77・900番台(反対側面)
亜幹線用サイリスタ制御の 50Hz機。
結局、磐越西線に投入されただけで終わった。
ED77(両側面)
ED77
ED77(反対側面)
ED77・12号機(お召し)
ED77・12号機(お召し)
1984年 9月、お召し牽引。
* お召し機関車(蒸機以外)→ 別窓表示
* 当初、日章旗が右向きの画像であったが、配布している他のお召し機関車画像に合わせた向きに変更した。
* 左上フレーム見本 No.1001 に走行シーンあり。
ED78・901号機(元 ED94)
ED78・901号機
奥羽本線、板谷峠の本務機。 50Hz。サイリスタ制御+回生ブレーキ。
* 901号機は、ゆめじさんに資料を頂いたため正しい寸法に修正できた。感謝。
ED78(両側面)
ED78
ED78(反対側面)
ED79・0番台
ED79
青函トンネル用機関車。本務機用。
ED75・700番台からの改造。
* 左上フレーム走行見本 No.4No.57No.285No.327No.862No.863 が津軽海峡線。
* ドラ機は2000〜2002年、一部の(=全機ではない)ED79にデザインされた。上から登場順。3号機&10号機は試験塗色で、後におとなしい通常デザインのドラ機となった。派手デザインを貫いた17号機は途中で微妙な変更があるが、変更前後とも画像あり。
* シングルアーム・パンタグラフ車は、函館側パンタのみ交換。2010年 1月頃から 7号機、20号機、13号機……と順次交換。その後、いつの頃からか、碍子が青に。
ED79・0番台(ドラ機)
ED79ドラ・3号機&10号機試験塗色
ED79ドラ・17号機(初期塗装)
ED79ドラ・17号機
ED79ドラ・2000年デザイン
ED79ドラ・2001年デザイン
ED79・0番台(パンタ交換)
ED79(函館側シングルアームパンタグラフ)
ED79・100番台
ED79・100番台
青函トンネル用機関車。重連補機専用。
ED75・700番台からの改造。100番台は単体では隧道通過できない。常に 0番台の函館側(絵的には左側)に連結される。
ED79・50番台(白台枠)
ED79・50番台(白台枠)
青函トンネル用機関車。
JR貨物の新規製造機関車。本務機補機兼用。
* しんのすけさんに間違いを教えていただき修正した。感謝。
* 青台枠は2次車登場時。後に白台枠に塗り替えられたので、使えるシーンの時代設定が限られる。

ED79・50番台(青碍子)
* 2010〜2011年頃から、碍子が青に? ネット上で写真を見て、描いてみた。しかし、その後あれこれ調べても、一般の電線用には青碍子はあるようだが、鉄道車輌用としての青碍子の謎は解明されないままだ。緑色と同様の塩害対策塗料か何かだったのだろうか?
ED79・50番台(青台枠)
ED79・50番台(青台枠)
EF70(1次形)
EF70(1次形)
北陸本線で活躍した交流初の F級機。60Hz。後に一部が九州へ。
* EF64(0番台)とほぼ共通の台車まわり。直流機と足回りが共通な交流機は ED71試作機とこれだけ。絵を描く上では流用できて楽だが、変な感じがしないでもない。
* 余談。日本型 Nゲージ初の電気機関車はこれだったらしい。その後、直流機代用の青色が発売され、ほどなくして、足周りを流用して EF65も発売されたとか。直流機と台車に互換性があるがゆえに、そういう一石二鳥な戦略に向いていたわけか。→ No.1057 参照。

↑おまけ(左=KATO 青色模型風/右=57号機・松任青少年宿泊研修センター保存機)
* 左は前述の、Nゲージ黎明期に一時だけ発売された直流機代用の青色。……をイメージして直流色に変えただけの画像。カプラー等を模型仕様にしたものではない。
* 右の国鉄特急色に塗られたものは、客車を使った宿泊施設「なかよし号」(2013年 3月末で廃止)の先頭に置かれた保存機。
EF70(2次形)
EF70(2次形)
EF71(両側面)
EF71
EF71(反対側面)
奥羽本線、板谷峠の補機50Hz。
補機として作られたが、実際は本務機補機関係なく使用された。最強の交流機。車体も交流機最長。
* 姉妹機 ED78とともに、左上フレーム走行見本 No.189 に走行シーンあり。

・複電圧交流電機、EH800 は「ハイテク電機」へ。

おぱく堂車輛プレート

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