[ 開発室・リンクバナー ](LK00 走行見本付)


●定番サイズ

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↑世界的定番 88×31pxと、日本的定番 200×40px。
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↑基本セットver.1 時代からある初期バージョン。

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↑上位サイト「おぱく堂」用。

電車走行キットは「おぱく堂」の下位構造にあたるコンテンツ。
さらに言うと「おぱく堂」も、八犬伝サイト「白龍亭(縮小化工事中)」の下位構造だったりもする。おかしなサイト構造ではある。


●特殊サイズ
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↑超ミニバージョン 88×12pxと、限界ミニバージョン 75×9px。


●英語サイト用

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↑英語版TKサイト( http://www.mars.dti.ne.jp/~opaku/zigzag/railway/e/ )へのリンク用。

●モバイルビューア用
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↑走行見本・モバイルビューア( http://www.mars.dti.ne.jp/~opaku/zigzag/railway/mobile.html または、英語版 mobile_eng.html )へのリンク用。
* 左上フレーム走行見本を、スマートフォン対応に最適化して見るためのページ。HTML5+CSS3 で記述しているため、過去ブラウザとの互換性には難がある。

●ルーレット・サイト用
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↑ルーレット・サイト( http://www.mars.dti.ne.jp/~opaku/zigzag/roulette.html )へのリンク用。
* 左上フレーム走行見本 No.1161+ のルーレットを、電車走行キットとは別サイトにしたもの。テーマ的には鉄道から外れているが、ルーレットを動かしているプログラムはまぎれもなく鉄道走行用 A02X であり、電車走行キットの延長上にある……のか!?

 
●おまけ/蘊蓄 88×31バナー

リンクバナーのルーツは、かつて存在したブラウザ Netscape Navigator のダウンロードサイトへのリンク用である。下の左端が、件の Netscape バナー。残念ながら、自分が保存していたのは ver.3 用のみ。本当のルーツである ver.1 用は「3.0」という帯がなかったが、同じデザインである。
* ちなみに、帯が入ったのは ver.2 から。赤い帯に「2.0」と入っていた。帯が入ったことで「Now!」の文字が少し左に移動した。
* 厳密に言えば、ウェブ上における最初のバナーは Netscapeではない。だが、それは広告バナーのルーツではあっても、一般的なリンクバナーのルーツとは言いがたい。

今は昔。1990年代半ばの話。
文章と画像を表示できるだけだったウェブの世界に、デザインという要素を持ち込んだのは Netscape である。デザインに凝ったサイトを作りたかった人々は、当然これに飛びついた。問題は「Netscape で見てもらわないと意図したとおりに表示されない」ということ。だから「このサイトは Netscape で見ておくれ。ダウンロード先はここにあるよ」という意味で、Netscape バナーをサイトに貼ったのだ。
* Netscape バナーをサイトに貼ったもうひとつの理由。それは「俺のサイトは Netscape に合わせて、ちゃんとデザインしているんだぜ」という主張である。裏返せば「デザインされていない他のサイトとは違うんだよ」ということだ。単なるブラウザの宣伝なら、皆が貼ったりはしない。当時は、ただのリンクバナーではなく、デザインされたサイトのシンボルでもあったわけだ。
Netscape ブラウザの爆発的普及はこうして起こり、リンクバナー=88×31サイズ、という認識も世界中に広がったのである。
* 縦の 31ピクセルというのが半端な感じがするが、横ストライプを描いてみれば、縦寸法が奇数であることの意味が分かるだろう。
ちなみに、上の右端画像は「打倒 Netscape」を目指していた頃の Internet Explorer のリンクバナーである。その後ブラウザ界の頂点に君臨したが、当時はまだ、王者 Netscape に対する挑戦者でしかなかった。これに何故「FREE」の文字が入っているのかといえば、Netscapeが当時「有料」だったから。つまり「あっちと違って、こっちは無料だよ」と強調しているのである。
* Netscape は、パソコンにプリインストールされているのが普通だったから、あまり「有料」という感覚ではなかったが…。
中央のバナーは Netscape ver.4 のもの。それまで「バナーは立体的に表現する」のが普通だったので、この平面的な表現には驚かされた。
* この Netscape ver.4 は、初めて「ページ上に配置された画像等を動かせる」機能が付いたブラウザである。これがあってこそ、今の電車走行キットがある。


これは、当時、自分の八犬伝サイトに置いたパロディバナーである。
しかしパロディというのは「皆が元ネタを知っている」のが前提となる表現であり、元ネタが忘れ去られた今となっては、パロディとして成立しなくなってしまった。
* パロディというのは、一歩間違うと剽窃(パクリ)と受け取られかねないリスキーな表現。だが好きである。
* 両端の Netscape ver.3 以前と IE に関しては、当時、この手のパロディバナーをよく見た。自分もそれに刺激されて、こういうものを作ったわけだ。だが、今はほとんど見なくなったなぁ。ウェブ黎明期というものが、いつのまにか遠い過去になってしまった。


ちなみに、88×31サイズに関しては、IAB(米国インタラクティブ広告協議会)では「Micro Bar」と規定している。
* Banner じゃなくて Bar なのか…。
* IABの規定は、あくまで広告用。88×31以外の各種規定サイズは、個人サイトをつなぐハイパーリンク用のバナーの参考にはならない。
ついでに言えば、200×40サイズは、IABの規定にはない。それも当然で、そもそも 200×40は広告バナーとして生まれたものではなく、日本の CG・アニメ・漫画系サイトから生まれたもの。
* 自分が気づいた時には、他ジャンルも含めて日本における定番サイズになっていて、定着に至る過程をちゃんと見ていない。そんなわけで 200×40バナーに関しては、詳細に語ることができない。
* 確かにバナー上にそれなりの絵を描きたい場合には 88×31じゃ面積が狭すぎる。200×40 が、絵を描く人々の間から生まれたのも当然だろう。まぁ、おぱく堂的には縛りのきつい88×31の方が面白いと感じる。但しバナーのみ。縛りのきついプレイが好きなわけではない。何の話をしているんだ…。


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