[ 開発室・おぱく堂のこと ]


●開発者のこと
特徴: 野暮・排他的・傲慢・公平。
* 以前、ネット上に「キャラミル研究所」というキャラ判断サイトがあり、人間との付き合い方を何パターンかに分類するツキアイゲノムという評価を出していた。その結果、ツキアイゲノム ver.1では「タイプ8」、ツキアイゲノム ver.2では、オモテゲノム「スマート」、ウラゲノム「ワイルド・インスペクター・リアリスト」と出た。……ということをプロフィールに書いていたのだが、キャラミル研究所がいつのまにかなくなっていた。結構、有名サイトだったのになくなるとは思わなかった。……などと書いてから時が流れて、いつのまにか携帯サイト(有料)として復活していた。
* 肉体的特徴に関連して、左上フレーム見本 No.631 にて、おぱく堂のダイエット(→ リバウンド → 再ダイエット → プチ・リバウンド)状況を表示中。
命名由来: 「おぱく堂」という名前は、1980年代末に流行した「クリップ・パクちゃん(写真)」に顔が似てるところからの命名。愛読書「南総里見八犬伝*」の作者・曲亭馬琴の号「著作堂」のもじりでもある。

* 「南総里見八犬伝」と聞いて知らぬ者はいないだろうが、江戸時代のベストセラーであるにもかかわらず、戦後の日本では意外に読まれていない。関西・公家・女流の「源氏物語」より、関東・武家・男の「八犬伝」は下に見られがちで、文学としてすら認めていない学者も一部いるようだが「そんなことはないぞ!」と言いたい。
* 八犬伝原文の冒頭は、なぜか左上フレーム走行見本 No.503- にあり。著作権考慮外の古典文学ゆえに可能な技だが…。
* ちなみに、おぱく堂が初めて作ったウェブサイト(1996〜)は、八犬伝ファンサイト「白龍亭」である。その後、八犬伝以外のテーマを扱うサイトとして「おぱく堂」を作り、そのコンテンツのひとつとして、この電車走行キットが生まれた、という経緯がある。
↓これは何?:
自画像(馬鹿殿バージョン)。
一時ハマった VRML*で出力した 3D画像。世の中にはVRMLで鉄道を走らせているサイトもあり、自分も試みたがあまりにも難しくて挫折した。
* VRML (Virtual Reality Modeling Language) = ウェブページ上に 3D世界を作ることのできる言語。静止画だけのv1.0と、動画も可能にしたv2.0 (後の VRML97) があった。1990年代は、VRML plug-inがブラウザの標準装備だったが、仕様が中途半端なわりに HTMLと比べて難しかったせいか、世にコンテンツが増えることなく、忘れ去られた。……ちなみに、1999年に制作した VRML 3D作品「能楽堂」を、左上フレーム走行見本 No.236 で背景画に使用している。さらに、鉄道シーンより作品展示を優先したのが No.1591 で、ボタンクリックでテキストコード(約 2300行、40KB)も表示してみた。テキストエディタで 3D画像が描けるというのは面白かったんだよなぁ。
* 右上フレームの自画像は、特定の日に別の絵になる。詳細は「右上フレーム・面相変化」参照。
* 2017年 3月の Firefox 更新(ver.52) で、VRMLプラグインが使えなくなり、遂に最新ブラウザでは VRMLファイルを見られなくなってしまった。これを機に、元の VRMLファイルも公開終了。
鐵道趣味歴: 語るほどの事はない。
写真も撮らないし、部品蒐集もしないし、模型もやらない……という「いったいどうやって鉄道を楽しんでるんだ?」な人生。実際、満たされぬ状況が長く続いたが、鉄道側面画の世界にハマってから、ようやく自分的に落ち着く場所を見つけた感じだ。
* 幼時、初めて買ってもらった鉄道玩具は初期のプラレール(No.589)であるが、それ以上は買ってもらえず、車輌増備はならなかった。
* 小学生の頃は、竹ひごレール+紙の電車(No.227)を作って遊んでいた。
* 昔、たった一輌だけ Nゲージ車輌を買ったことがあるが、それは「スハフ12」だった。詳細は「鉄道模型挫折記」参照。
* 架空鉄道を妄想する癖あり。詳細は「おぱく堂的・架空鉄道」参照。
鐵的愛着: 子供の頃から、家庭の事情であちこち引っ越したが、中央東線・小田急・京王といった新宿駅につながる路線の沿線が多かったので「愛着」はこれらの路線にある。「憧れ」は、東京駅や上野駅につながる路線の方が上かもしれない。
* 総計しても短期間だが、生まれ故郷には三度、住んだことがある。記憶にある風景(No.218)は、場所と年代が少し違うが、映画「三丁目の夕日」のそれに近かった。昭和は遠くなりにけり、である。

* 165系急行「アルプス」には色々な思い出(No.102No.333 等)があり、自分的には特別な存在。
* 好きな車輌の一部を集めたシーンが No.801 にあり。
車内で見た有名人: (1) 新幹線といえば 0系しかなかった学生の頃、車内販売のバイトをしたことがあるが、まだ若かった「大竹しのぶ」にプリンを売った。
* このバイトの詳細は「おぱく堂的・鉄道昔語り」参照。
(2) 早朝の新幹線に乗った時、自分は先頭車に座っていたが、後方グリーン車付近のホームが異様に騒がしかった。「こりゃアイドルが乗っているな」と分かったが、先頭車には無関係な話だと思った。しかし発車後、車端デッキに隠れていた件のアイドルが車内に入ってきてグリーン車へ向かって通路を歩いていった。その時、間近に見たのは「SMAP」。
* ちなみに、メンバーがまだ 6人だった頃の SMAP である。古い話だ。……その SMAP が後々極めて大きな存在になりながら、事務所内政治に翻弄された末に潰され、解散にまで追い込まれることになろうとは。売れる自社商品でも潰ししてしまう、激しすぎる敵意が醜い。
* しかし、芸能人を見たからどうだってんだ!?
特急初体験: (1) 特急初体験:小田急 旧3000形 SE「はこね」
幼時、小田急沿線に住んでいた。記憶にはないのだが「はこね」車内で撮った写真が残っている。
* 3100系 NSE には乗った記憶があるのだが、こちらは逆に写真がない。遠い記憶というものは書き換えられてしまうらしいから、本当は 3100系には乗っていないのかもしれない。
* 左上フレーム走行見本 No.101 に、その頃の風景あり。
(2) 国鉄特急初体験:0系「ひかり」
小学生の頃、父方の祖父母に連れられて「大阪万博」に行った時に乗った。伯父が京都に住んでいて、そこを宿にしたため、京都から万博会場まで阪急に乗った。これが関西私鉄初体験でもある。
* 帰路は「こだま」に乗ったが、京都から東京に戻るのに長時間すぎてうんざりした記憶がある。祖父母の世代には、それでも「速い」と感じられたのだろうが。
* 左上フレーム走行見本 No.1263 は、その頃の0系編成等。大阪万博の会場地図は No.1204
(3) 国鉄在来線特急初体験:189系「あさま」
思春期の頃、母と長野県(中央東線沿線)に住んでいたが、父の住む東京との往復には急行「アルプス」に乗った。高校に入ってからどうしても「特急」に乗ってみたくなったが、どうせ乗るなら見慣れた中央東線ではなく、横軽のある信越本線で行こうと思ったため、国鉄在来線特急初体験は「あさま」になった。
* 当時の簡易リクライニングシートは使い勝手が悪くて不快で、指定された席の真下にあった空気圧縮機も特急に期待した静粛性はなく音質も耳障りに感じ、正直、急行料金より高い金額を払った価値は感じられなかった。以後、事実上特急しか選択肢がなくなる時代になるまで、急行しか乗らなかった。金もなかったし…。次に国鉄特急に乗ったのは数年後、座席が改善された後の「あずさ」である。
(4) 近鉄特急初体験:形式分からず
20代中頃、知人の車に同乗(というか、半分以上自分が運転)して、鈴鹿サーキットにレースを見に行った帰路、知人の方は同行した彼女とムフフ♪のため、こちらは鉄道で帰った。その時に名古屋まで乗ったのが近鉄特急初体験。
* 近鉄初体験は、高校の修学旅行の班行動で奈良県(唐招提寺〜石舞台古墳)に行った時だが、この時は特急に乗らなかった。ちなみに、奈良県から集合場所の京都駅に戻る時に乗った電車の車内に、地元の女子高生らしき、目元が涼やかなとてつもない美女が乗っていた。後にも先にも芸能人にも、あれほどの美人は見たことがない。
JavaScript歴: Netscape 2.0の頃(つまり JavaScriptがブラウザに初めて実装された頃)から興味は持っていたが、ハマったのは、Netscape 4.0が出てから。つまり、画面上のものを動かしたり、消したりできる DynamicHTML対応の JavaSrcipt v1.2から。Netscapeと互換性のない Internet Explorerの DynamicHTMLに関しては、IE4時代はよく分からないことが多かったが、IE5が出た頃からようやく色々分かってきた。だが、バグの宝庫 Mac版IE4が、バグ解消版 IE5にアップして喜んだのも束の間、Windows版との仕様の違いやら何やらでウンザリ。その後、Netscape 4とも IEとも互換性のない Netscape 6が世に出て、3種類のブラウザ別処理をしなければならなくなり、更にウンザリ。しかし、ウンザリした分だけノウハウも身に付く。おかげで電車を走らせるプログラムが書けるようになったとも言える。
* その後、JavaScriptも標準化が進み、古いバージョンのブラウザを考慮しなければ、ややこしいブラウザ別処理は不要となった。
* 一方で、JavaScriptは非常に高度化してしまい、自分程度の頭脳では、その全貌が見えなくなった。これは JavaScriptに限った話ではない。HTMLも CSSも高度化してハードルが高くなった。そのせいだけではないだろうが、個人サイトを作る人が昔より減った気がする。
●開発環境

2000年〜2017年。
Apple PowerMac G4。
OS= 旧 MacOS 8.6〜9/ブラウザ= MacIE5Netscape4
* 2000年初頭から使っている 1999年モデルの PowerMac、最遅 350MHzクロック版。左上フレーム No.571 の TKプログラム処理遅延チェックで、平均(AVE.)で 75%ほどの速度しか出ない。
* 2001年にスタートした電車走行キットの大半のファイルは、この Mac上で作ったもの。
* Windows での動作確認は、当初は Mac上で動作させた Windows98 で、後に家族所有のパソコン( WindowsXP → 7 )を借りてやっていた。
* 機械としては壊れたわけではないが、機能的には古すぎて死に体。ゆえに、2016年に次のパソコンに移行。とはいえ、まだ使う事もあるかと稼働させておいたが、2017年に至り、配線を外して終了。

2016年〜。
マウスコンピュータ(→ mouse ) LUV MACHINES Slim。
OS= Windows 10/ブラウザ= Firefox、Chrome、IE11、Edge、Opera、Lunascape、Vivaldi
(上記確認ブラウザの内、暗色のものは、一部確認作業の後にアンインストール済)
* 2016年に至り、ついにというか、ようやく新しい機種に乗り換えた。
* iMac も検討はしたものの予算的な問題も含めて結局は断念。Windows に転向したため、Safari での動作確認ができないこととなった。
* Windowsに転向してすぐに、「キャッシュファイルの一部が壊れるとソース表示やダウンロードができなくなる」という IE のバグに遭遇。ネット情報によれば「キャッシュをクリアすれば直る」とのことだったが、Edge も巻き込んで「一部のファイルが削除できません」と表示され、クリア不能という事態まで発生して行き詰まった。悪いことに、他のブラウザをインストールしていない状態で起きてしまったため、何もダウンロードできないパソコン=ゴミと化した。結局、ユーザーデータを残したままでのリカバリ(=Windows 再インストール)でも解決せず、もう一度、今度はすべてのデータを消してやりなおす完全リカバリを敢行して、ようやく解決。頭に来たし、またバグると面倒なので、IE と Edge は、電車走行キットの動作確認を除いて、封印した。
* Chromeは以前からだが、Firefoxも ver.68から、オフラインでのフレーム内JavaScriptが動作しなくなった。これではPC上で動作確認ができず不便なので、深谷さんに教えていただいた Lunascapeをインストールした。
* 処理能力低めの廉価 CPU 機を選択したにもかかわらず、電車走行キットがサクサク動作する。上記 No.571 の TKプログラム処理遅延チェックでは確実に 90%を超え、正直驚いた。こんなことで驚いているようでは、時代遅れなのだろうな。……Windows 10 が、ver.1511 から ver.1607 にアップして、パソコンの動作が全体的に重くなったが、この処理遅延チェックも 90%を超えられなくなった。余計なバージョンアップはいらん。……更に ver.1709 にアップして 85%も割るようになった。下記、スマホで 88%出てるのに、OS 重すぎだろ。

[ Mac vs Windows ]
* どちら派というわけではない。だが、美しさという点に限れば、フラットデザイン化する以前の、Marverics までの Mac OSX が一番だと思う。Yosemite 以降は微妙…。
* HTML を手書きする場合、半角英数と全角日本語を頻繁に切り替える。そのための切替キーは、Windowsのキーボードでは小指を伸ばす遠い位置にある上に、トグルキーなので今どっちのモードなのかを把握しにくい。この点、親指の位置に「英数」「ひらがな」というダイレクトなキーが存在する Mac方式が勝る。ということで、Windowsもキー設定を変更し、「無変換」→「IMEオフ(半角英数)」、「変換」→「IMEオン(全角日本語)」、さらに「カタカナ」→「ひらがな入力」にしてしまった。この設定だと「再変換」と「カタカナ入力」が使えなくなるが、誤って押すと確定したはずの文字が未確定に戻ってしまう再変換機能はむしろストレスだし、誤って押しやすい位置にあって予期せずカタカナ入力になってしまうキーも邪魔。使えなくして、かえって快適だ。ちなみに、カタカナは「ひらがな入力 → カタカナ変換」で対処。



モバイル端末での動作確認。
OS= Android 6〜7、9〜10/ブラウザ= Chrome、Firefox、Edge、Opera、etc.
* 現状、手動運転版がタッチ操作に対応していない点を除き、モバイルでも動作はする。見やすいか否かは別だが。
* モバイル端末での表示をイメージした走行シーンが、No.526∩No.693∩(portrait)と No.1500⊂(landscape) にあり。さらに、2/3サイズに縮小したもの(1px=15cm縮尺)が No.920∩No.1446∩ にあり。また、同一シーンの portrait/landscape 比較は、No.1447∩No.1447⊂ を参照のこと。これらのシーンは iPhoneX風。
* iPhoneXの表示には、No.1159⊂(安全領域)/No.1159⊂(全画面)の2種類あり。ウェブページは、特別に指定しない限りノッチを避けた安全領域(safe area)で表示されるらしい。このサイトは無指定なので、実際の iPhoneX では全画面にはならないはず。
* 上記イメージは高級端末の iPhone風にしているが、おぱく堂は、Android 端末使用者。よって、Safari での確認はしていない。
* スマホの加速度センサーを使ったシーンが No.1569No.1570 にあるが、iOS と Android のみ。センサーのないパソコンでも表示はされるが、機能はしない。……と思ったら、Android版 Chromeでも動作しなくなった。どうやら、モーションセンサーへのアクセスを「HTTPS」プロトコルのページに限定する仕様変更のせいらしい。このサイトは旧来の「HTTP」プロトコルだからアウト。
* 走行シーンに Androidスマホっぽい枠をつけただけのシーンが、No.1586No.1587No.1588 にあり。
* スマホで走行見本を見るためのモバイルビューアあり → QRコード
* Android版 Opera、及び Samsungブラウザは、モバイルビューアの表示に難がある。具体的に言うと、走行自体に問題はないが、走行シーンが左上に固定されず、スクロールアウトしてしまう。

テキストエディタ:
ミミカキエディット(→ mi ) → EmEditor Free
* HTML や JavaScript を記述する上では、タブや全角空白や改行を視覚化させる設定の他、行番号表示や、タグやコードが色分けされるテキストエディタでないと作業がやりにくい。ということで、Mac でも Windows でも、色分け機能付のフリーソフトを使用。
描画ソフト:
Adobe Photoshop 5.5 → Photoshop Elements 14/Painter Essentials 5
* 一般的には写真編集ソフトだが、自分的には電車や風景の絵を描くためのソフト。
* Mac から Windows に転向して、描画ソフトは本格版(1999年版)から廉価版(2015年版)へとグレードダウン。16年分の進歩によって使いやすくなった部分もあるから、単純に以前の方が良かったわけではないが、自分的に使用頻度が高かった機能がふたつ、廉価版にはないため、少しばかり作業効率が落ちた。
* Windows側のアップデートがきっかけで、Photoshop Elements 14 では、ペンタブレットの筆圧感知+エアブラシ機能が事実上使えなくなってしまった。Adobeは、廉価版の OSアップデート対応はしないわけね。……ということで、筆圧感知が必要な部分だけ、ペンタブに付属してきた Painter Essentials 5(Painterの廉価版)を併用。しかし、ドット絵的なものは描きにくいし、慣れないし、疲れる。
ペンタブレット:
Wacom Favo → Intuos Art。
* Macの時は Favo、Windowsに転向して Intuos。
* 左上フレーム走行見本 No.669No.670 に、ラッピング車輌を集めたシーンがあるが、こういうものを描く上で、ペンタブレットは絶大な威力を発揮するのだ。これ以外にも、流線形の陰影表現、あるいは風景描画など、今の自分にとってはなくてはならない道具と化している。
* 入門用 Favo が存在した頃は Intuos というのはプロ用の代名詞だったが、後に製品分類が変更になり、プロ仕様製品は Intuos Pro に名称変更になり、Intuos が入門用の位置を占めることになった。過去のイメージを引きずっているので、Intuos なのに入門用廉価版というのは変な感じがする。


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