[ 開発室・右上フレーム 面相変化 ]


* 表中「特別な日」項目の、色付の文字(分野別に色分け)にマウスを載せると、右上フレームの「おぱく堂顔」を指定の画像と切り替える。
  ├ 鉄道に関する記念すべき日
  ├ 近代日本の戦争史
  ├ 悲劇(戦争を逸脱した虐殺等を含む)
  ├ 当サイトにとって特別な日
  └ その他一般行事等
* ↑上記以外の日に、庚申の夜か、新月や満月になった場合も特別表示がある。
* 以下の番号↓の走行見本では一応「おぱく堂顔」が表示されるが、面相変化しないので、切替操作は不可。
  └ No.1418No.1427.
* 以下の番号↓の走行見本では「おぱく堂顔」が表示されないため、切替操作はそもそも不可。
  ├ No.824No.907No.1351No.1361No.1366No.1367No.1371No.1406No.1412No.1413
  ├ No.1419No.1430No.1431No.1433No.1440No.1445No.1447No.1455No.1459No.1477
  └ No.1480No.1505No.1506No.1519No.1520No.1527No.1530No.1541No.1563No.1599.
* 以下の番号↓の走行見本は、通常表示では問題ないが、《一時的 cookie》を使った拡張表現をした場合(+ または−、あるいは⊂∩表示付)は、切替不可となる。
  No.222+No.230+No.486+No.496+No.693+No.699+No.775+No.800-No.808+No.985+
  ├ No.1110+No.1120+No.1159+No.1183+No.1198+-No.1212+No.1251+No.1322+-No.1345+
  ├ No.1425+No.1461♠No.1482+No.1483+No.1484+No.1486+No.1490+No.1493+No.1498+
  └ No.1500⊂No.1504-No.1517+No.1538+No.1552+No.1567+.
* 上記の顔絵を隠す処理は「フレームが横に大きく拡張するシーンでは、狭くなるメニューフレームを、顔絵を隠してその分だけ広く使う」のが目的。パソコンのモニタ解像度が低かった時代はちょっとの拡張でも顔絵を隠したが、今はかなり大拡張の時しか隠さない。シーンを作った時期によって適用基準が異なるため、大して拡張してないのに隠すシーンがあるかと思えば、わりと拡張してるのに顔絵はそのままだったり、バラバラで不統一。
* 表示はフレームを読み込んだ日付けで決定される。よって、3月 2日 23時 59分 59秒に当サイトに来てしまうと、3月 3日に表示されるはずの「桃の節句」顔にはならない。但し「正月」だけは例外。

●右上フレームの「おぱく堂顔」のあれこれ

特別な日 表示する月日 解説
正月(三が日) 1月 1日〜 3日
(表示準備
 前年大晦日 23時〜)
正月はカレー。えっ、違う?
* 崩壊家庭で育ったので「おせち」とは無縁だった。だから「正月に特別なものを食べる」という感覚がないのは事実。
* 大晦日の 23時台からのアクセスでも、新年になってから正月表示に切り替わる。22時台以前からのアクセスだと切り替わらない。
* 左上フレーム走行見本 No.1No.366 は、元日だけ特別表示する。但し、大晦日からの年越しアクセスの場合、No.1 は新年になってから選択すれば特別表示するが、No.366 は新年になってから選んでも特別表示にはならない。また、No.365 は、大晦日の深夜からの特別カウントダウンあり。
* 7日までを松の内とするのは関東の慣習らしく、15日までとする地域もあるとか。
正月(松の内まで) 1月 4日〜 7日
小正月 1月 15日 元日の大正月に対する日。
* 本来は旧暦一月十五日。旧暦では、大正月が新月で、小正月が満月という意味があったが、新暦にしてしまうと存在意義がわからなくなる。
* 多くの地域で、当日または前日に、正月飾りを焼く「どんど焼き」の風習があるとか。おぱく堂は、大正月すらちゃんとやらない家に生まれ育ったため、小正月なんてものは無縁で、大人になるまでその存在すら知らなかった。
* 大正月の画像を「金地赤丸」の祝祭仕様の日の丸にしたため、対するこちらは反転して「赤地金丸」にしてみた。
* 「赤地金丸」は源平の戦いの折に、平家が掲げた錦の御旗でもあり、本来の日の丸はこの色だったらしい。一種のネガとしての「白地赤丸」を掲げた源氏が勝利したために、後に赤丸が日本を代表する旗印になったとか。太陽を正しく観察すれば黄色になるのが自然で、なぜ日本人だけが赤で表現するのか。その謎の答は、ネガだからだ。太陽信仰を持っていた太古の日本人の観察力が劣っていたはずもなく、日本人も元々は太陽を黄金で表現していたのである。
旧正月 年によって異なる
旧暦(明治五年以前に使われていた天保暦)の正月。
* 中華圏の「春節」と重なるが、2027年と2028年は一日ずれる。
* 旧暦は太陰太陽暦で、現行の太陽暦とは一年の長さが違う。そのため年によって日付が異なり、太陽暦の 1月末〜2月中旬のどこかになる。旧暦で閏月のある年(十三ヶ月ある)の次の年の正月は、バレンタインデーより後になる場合もある。
* 計算しているのではなく、2060年までの日付データに基づいている。尤も、おぱく堂がそこまで長生きすることはないだろうし、このサイトもその頃には消滅しているだろう。
* 日本史上の重要な日付は旧暦だから、新暦(西暦)の感覚では季節感がずれてしまう。赤穂浪士討ち入りの日=元禄十五年十二月十四日は雪だったが、西暦の12月には江戸(東京)に雪はほとんど降らない。西暦でいえば吉良邸討ち入りは 1703年 1月 30日であり、東京でも雪が降る季節なのだ。……といったこともあり、春節の真似をする必要はないが、日本でも旧暦をもっと大切にすべきだと思うのである。
聖バレンタインデー 2月 14日 ちっ、チョコレートなんて欲しくねぇよ。……というのは、強がり。本当は甘いものが大好き。
* なお、2048年は「旧正月」と重なるため、表示されない。その年までこのサイトが存在すれば、の話だが。
* 左上フレーム走行見本 No.1051 にチョコ占いあり。幸運のチョコは?
蒸気機関車の始まり 2月 21日 1804年(日本では享和四年)のこの日、英国人 R. Trevithick が世界で初めて蒸気機関車の運転に成功した。
* 初の蒸機 Penydarren号の走行シーンが No.929 にあり。
* 後に蒸気鉄道を実用化して成功者となった G. Stephenson が蒸機の発明者と誤解されがちで、不遇に終わった本当の発明者 Trevithick の名はあまり知られていない。おぱく堂が学生だった遠い昔の教科書にはスチーブンソンの名前しかなかったが、今の教科書は改善されているのか?
* Trevithick の蒸機発明から、Stephenson が Locomotion号で実用化し、Rocket号で蒸機技術の基本を確立するまで 25年。この間、日本では何があったのか。享和四年が改元して文化元年。そして文政へと続く。つまり、江戸文化が最高に爛熟した時代と完全に重なるのだ。片や文明の画期的革新、片や文化の高度な洗練。同時期に東西両極の島国で、人間の知的活動が爆発していたのが興味深いところである。
忍者の日(日本) 2月 22日 2014年に伊賀上野と甲賀の観光協会が「ニンニンニン」から決めた公式の Ninja Day。
* もうひとつ、2003年からネットを通じて世界中の忍者ファンに認められた International Ninja Day(12月 5日)がある。伊賀甲賀の地元が決めた日こそ正統な忍者の日と言えるが、世界のデファクトスタンダードは 12月 5日だ。これは、千葉県船橋市公認の「船えもん」よりも、非公認の「ふなっしー」が事実上船橋を代表している例に似ている。
* 忍者の里の走行シーンが No.866No.867 等にあり。
* ちなみに、島根県条例による 竹島の日でもある。
閏日 2月 29日 四年に一度しか巡ってこない日。
* この日は「富士急の日」でもある。富士急行の走行シーンが No.430No.937 等にあり。
桃の節句 3月 3日 女の子の節句。男子が休日なんだから、こっちも休日にすべきでは?
* 本来の上巳の節句は旧暦三月三日だが、今や新暦で定着している。
* 左上フレーム走行見本 No.62 に「五段飾り」のシーンあり。但し、2月 1日〜3月 3日以外では邪魔な表示付。
* 男子だから買ってはもらえなかったが、子供の頃、雛人形が欲しかった。といっても人形単体には全く興味はなく、各段の人物が役割分担しているシステマチックな感じが好きだったのだ。だから、内裏と雛だけでなく、三人官女+五人囃子+左右大臣+仕丁まで、全員揃っていることが必須。里見八犬士、真田十勇士、七人の侍、THUNDERBIRD などが好きなのも同じ理由だ。
東京大空襲 3月 10日 1945年(昭和二十年)のこの日、10万人が犠牲(通常兵器の空爆では世界史上最大)になった。軍関係施設以外の民間人の居住地域を狙った攻撃は国際法違反の大虐殺。
* この東京大空襲等、民間人を含めた無差別攻撃を主導したルメイ少将に対し、戦後「航空自衛隊の育成に貢献した」との理由で、勲一等旭日章を授与した。どうしてそんなことができるのか、理解できん。授与式に昭和天皇は欠席したらしいが、無言の抗議だったのだろう。
* ちなみに、旧陸軍記念日でもある。大空襲がこの日なのには、祝典となるべき日を血塗られた日に塗り替える意図(悪意)が見える。
東日本大震災 3月 11日 2011年(平成二十三年)のこの日、大震災。マグニチュード9の巨大地震と巨大津波、及び原子力発電所事故によるレベル7の放射能汚染。
* 想像を絶する自然の猛威、根こそぎ、無力、絶望、真摯さの欠如と人災、善意と悪意、冷酷、国土の喪失、怒り──等々。
* 津波に失われた駅の記憶は No.1248。その復旧は No.1503
* 深刻な放射能汚染の直接的原因となった爆発やベントは 12日以降であるが、11日の段階ですでにメルトダウンにつながる深刻な事態が始まっていたこともあり、起点として、この表示は 11日のみ。
津軽海峡線開業 3月 13日 1988年(昭和六十三年)のこの日に、全長 53.85km の「青函トンネル」を経由して、本州と北海道が鉄道で結ばれた。
* 2010年 10月に、57kmのゴッタルト基底トンネル(Gotthard-Basistunnel)が貫通し(路線開通は 2016年 6月)、世界最長の座を譲った。
* 青函連絡の今昔は No.863、青函トンネルの断面図は No.862、デフォルメ的な路線再現は No.1205 にあり。
スリーマイル島原発事故 3月 28日 1979年のこの日、原子力発電史上初の炉心溶融事故。レベル5の放射能汚染。
* 絶対に起きてはならないメルトダウン事故が、以後、チェルノブイリ、福島と続いた。自分が生きている間だけで3度も発生するとは、驚くべき高頻度だ。
横川‐軽井沢アプト開業 4月 1日 1893年(明治二十六年)のこの日に、横川と軽井沢の間(碓氷峠)が開業し、信越本線が全通。急勾配対策はアプト式ラックレールを採用。
* 開業時は蒸機。電化は 1912年(明治四十五年)、粘着運転への切替は 1963年(昭和三十八年)、新幹線開業により 1997年(平成九年)区間廃止。
* No.27+No.111+ にアプト時代(但し電化後)の横軽シーンあり。
最高速度記録(鉄輪) 4月 3日 2007年のこの日、フランス TGV-V150 が、鉄輪走行での鉄道史上最速 574.8km/h の記録を樹立した。
* No.496No.497No.498 等に、TGV-V150 のシーンあり。
花祭り 4月 8日 仏陀誕生日。
* 本来の灌仏会は旧暦四月八日。新暦に移行した後、花祭りと呼ばれるようになったとか。
* AKB48 初代総監督・高橋みなみの誕生日でもある。
瀬戸大橋線開業 4月 10日 1988年(昭和六十三年)のこの日に、全長 12.3kmの「瀬戸大橋」を経由して、本州と四国が鉄道で結ばれた。
* 12.3kmは、高架橋を含む橋梁の合計距離。海峡部分は 9.4km。高架橋を除く鉄橋だけの合計距離は 7.2km。
* 本四連絡の今昔は No.864、デフォルメ的な路線再現は No.230、橋のある風景は No.780No.1367 にあり。
最高速度記録(磁気浮上) 4月 21日 2015年(平成二十七年)のこの日、午前 10時 48分に、山梨実験線でL0系 が、鉄道史上最速 603km/h の記録を樹立した。
* 最速記録は長らく 2003年 12月 2日に MLX-01 が樹立した 581km/h であったが、2015年 4月 16日に L0系が 590Km/hで走行して記録更新。そこから僅か 5日後に再度更新し 600km/h の壁を超えた。
* No.303+ に、L0系 のシーンあり。
チェルノブイリ原発事故 4月 26日 1986年のこの日、史上最大の原子力発電所事故。広範囲に放射性物質が飛散した、レベル7の放射能汚染。

* 100万年に一度の事故と言われ、二度とこのような深刻な放射能汚染はないと言われたが、わずか 25年後に福島の事故が起きてしまった。
* 50km離れた街から原発事故処理作業員を輸送しつづける特別列車のシーンが No.1264 にあり。
* 災害直後のセシウム飛散図であり、時を経た現在の汚染を示すものではない。
占領解除 4月 28日 1952年(昭和二十七年)のこの日に、サンフランシスコ講和条約が発効し、進駐した連合国軍(主に米軍)による7年弱にわたる日本占領が終了した。
* この条約で、日本は正式に固有以外の領土を放棄したわけだが、実際は固有の範囲まで奪われたままだったり(小笠原諸島、奄美、沖縄は、後に日本に返還)、完全なる独立を果たせたのか否かは議論のあるところだ。とはいえ、日本史上重要な節目であることには変わりない。
* この占領時代のことはあまり語られないが、中公文庫「國破れて マッカーサー」(西 鋭夫 著)という本を読むと、進駐軍総司令官マッカーサー元帥による統治の実態に愕然とする。自由や民主主義の美名の下で、実際に行われていたのは不自由な独裁だった。結果的に良かった部分もゼロではないが、大方は人種差別的かつ屈辱的で惨めなものだ。その軛からようやく解放された日として(たとえ不完全な独立だったとしても)当時の日本人には特別な感慨があっただろう。
* 鉄道雑誌でも、占領下の鉄道現場における RTO(進駐軍の鉄道輸送事務所)の横暴さについて読んだ記憶がある。戦争が終結して平和になったことばかり語られるが、戦争に負けて他国に統治される時の悲惨さも語り伝えるべき歴史だ。ここから逆に、日本に統治された異民族の感情も類推できるが、だからといって事実を曲げてまでその時代を全否定する某国の歴史認識なるものは、呆れるほど客観性を欠き、もはや歴史学とは言えない。
[ 竹島の事 ]
* ちなみに、この条約で日本固有の領土と認められた中に竹島も含まれているのだが、条約発効直前の1月に韓国が突然に主権を主張しだして、2年後に軍事侵攻したまま、今なお不法に占拠している。どさくさに紛れて力づくで奪い取るとは、卑怯で乱暴なやり口である。もっとも、この生き馬の目を抜くようなやり方こそが国際社会の現実とも言え、ロシアによるクリミア併合などを見ても、決して遠い過去の話ではない。ついでに言うと、同盟国となったはずのアメリカは、竹島を奪われた時に何もしなかったから、尖閣にも関わりたくはないのが本音だろう。だが、日本に基地を置いている以上、日本の領土防衛戦には、今度こそ必ず巻き込んでやらねばならない。……まったく、国境の海とは厄介なものである。
電車走行キット開始日 4月 29日 2001年(平成十三年)のこの日、電車走行キットの配布を開始した。
* 最初のプログラム A01 ver.1 の初期設定シーンを再現したのが、左上フレーム走行見本 No.1201。実在しない架空の無地車輌だった。とはいえ、床下機器は京王 8000系ベースだったりはするが…。
* この日は、昭和天皇の誕生日でもあり、和歌山電鐵の駅長猫たま(No.877)の誕生日でもある。
ヴァルプルギスの夜 4月 30日 18時
   〜 5月 1日 5時
ヨーロッパ(ゲルマン系)の春の行事。魔女の酒宴の夜とも言われ、火を焚く風習もあるとか。
* 18時〜5時に設定しているが、正しくは日没から未明までが魔女の夜である。
* ゲルマン系の祝祭なので、ラテン系やスラブ系の国ではやらないようだ。なお、ルーン(ゲルマン文字)占いが No.1265 にあり。
スターウォーズの日 5月 4日 「STAR WARS」ファンの祝祭日。
* 有名なセリフ「May the force be with you」の発音が「May the 4th」に近いことに由来するとか。
* この顔絵のみ、APNG(アニメーションPNG)形式で描いてあり、右上の赤い星が 2秒周期で明滅する。微妙過ぎるが…。
* STAR WARS をイメージしたアホ絵シーンが No.123 にあり。
端午の節句 5月 5日 男の子の節句。
* 本来の端午の節句は旧暦五月五日だが、今や新暦で定着している。
旧海軍記念日 5月 27日 1905年(明治三十八年)のこの日、東郷平八郎元帥指揮下の連合艦隊がバルチック艦隊を撃滅した。
* この時の旗艦「三笠」が、横須賀に記念艦として保存されている。実物を見ると艦橋は予想外に狭く無防備で、砲弾が飛び交う中ここに立って指揮しつづけた東郷元帥の肝の据わり具合には驚く他ない。
* 2016年のこの日、アメリカ合衆国の現職大統領が初めて原爆投下の地、広島を訪問した。偶然この日だったのか、わざと日本が勝利した日に重ねて訪問させたのか、気になるところではある。
* ちなみに 1986年(昭和六十一年)のこの日、名作ゲーム「ドラゴンクエスト」が発売されている。No.770 はドラクエ風。
仮開業の日 6月 12日 1872年のこの日(旧暦 明治五年五月七日)に「品川‐横濱」間に鉄道が仮開業。
* 四ヶ月後の新橋からの正式開業日が「鉄道の日」になっているから忘れがちだが、日本における事実上の鉄道開業はこの日である。
英語版TK開始日 7月 1日 2003年(平成十五年)のこの日(但し日本時間。アメリカから見れば 6月 30日)、英語版の配布を開始した。
* No.11 は、英語版 eA02SL の初期設定に似たシーン。
* 鉄道史を紐解くと、1942年(昭和十七年)のこの日「関門トンネル」が開通して、本州と九州が鉄道で結ばれている。
七夕の節句 7月 7日 夏になったと感じる日……かな。
* 本来の七夕の節句は旧暦七月七日だが、今や新暦で定着している。ただし、本来の七夕は新暦でいえば 8月。季節分類は秋であり、気候は残暑である。だから、夏の入口を感じてしまう自分は、本来の季節感を失っていることになる。
お盆(新暦) 7月 15日 お盆を新暦で祝う地域は限られているらしい。
* 本来の盆は旧暦七月十五日。だから必ず満月になるが、単純に新暦にスライドしてしまったため、盆=満月とならない。
* 旧暦の盆に近い新暦 8月15日(月遅れの盆)を祝う地域の方が多いらしい。それでも、満月と重ならないと本当の盆とは言い難い。
自動連結器一斉取替 7月 17日 1925年(大正十四年)のこの日、ネジ式連結器から一斉に自動連結器に取り替えた。
* 但し、本州と四国のみ。九州は 7月 20日に取替。北海道は最初から自動連結器だったので取替作業なし。
広島原爆投下 8月 6日 戦争のルールを大きく逸脱した大虐殺。戦争だからといって正当化は許されない人道上の罪。しかし、負けたドイツはアウシュビッツの罪を永遠に問われるが、勝ったアメリカはこの罪を問われない。不条理な現実。
* 戦争とは、戦闘員同士が命をかけて戦うことで決着をつける、究極の外交問題解決手段である。国際ルールとして、戦闘員が戦争の範囲内で相手国の戦闘員を殺害しても罪には問われない。裏返せば、民間人を殺せば罪であり、逆に民間人が武器を手にして戦闘員を殺しても罪に問われ、どちらも処罰の対象となる。ただ、意図せず民間人を巻き込んでしまった場合はグレーゾーンであり、現実にその扱いは微妙である。広島・長崎への原爆投下は、民間人の大量死が投下前から明白であり、最初から殺害を意図している。完全なブラックで、もはや戦争ではなく虐殺という犯罪だ。それも前線の勝手な判断ではなく、アメリカ合衆国という国家が決定したことであるから、国家犯罪といえる。……しかし、広島・長崎が語られる時、犯罪という視点が多々無視され、戦争の範囲内でしか扱われない。追悼式典において、原爆の悲劇は戦争のせいということで平和を祈念し、日本が戦争を始めたことを反省するという形で不戦の誓いをたてる。平和を願うのは当然としても、この構成を三段論法で考えれば、原爆の悲劇は日本にも責任があると言っているのに等しい。しかも、この悲劇が戦争の範囲内なら、国際ルール上、誰も罪に問われない。つまり、被害者が責任の一端を負わされ、加害者が何の処罰も受けないという、おかしなことになっているのだ。
* もっとも……日本がこの問題を声高に主張しつづけて日米間が離反すると、日本を敵視するあの国を利するだけ、というジレンマもある。日本や東南アジア諸国の平和を守るためには、国際法をも踏みにじる、横暴で無法なあの侵略国家を抑え込んでおく必要はあり、日米間の問題を蒸し返さないという日本の大人の態度が、世界平和に貢献しているのかもしれない。難しい問題で、どういう選択がベストなのか、正直、よく分からない。
* 核攻撃の悲惨さを伝えることは重要である。だが、そこから導き出される結論が「だから、核兵器を廃絶しよう」になるとは限らない。逆に「そんな悲惨な目に合わされてはたまらないから、自分たちも核抑止力を手にしよう」と考える人々もいる。敵対するインドとパキスタンが相次いで核保有国になってしまったのも、そういう考え方が背後にある。これで、イランが核保有国になれば、敵対するサウジアラビアは黙っていない。自分たちが絶対的に正しいと信じる原理主義的な人々は、「間違った」相手がどんなに悲惨な目にあっても当然の罰だと考えるから、彼らは核ボタンを押すことに躊躇はしない。そんな人々に核を売りかねない独裁国家もある。核廃絶は理想だが、世界の現実はあまりにも厳しく、未来は憂鬱だ。
長崎原爆投下 8月 9日
終戦(玉音放送) 8月 15日 1945年(昭和二十年)の日本の夏。
* 戦争に負けたからといって、米国に対して卑屈になりすぎと思うことは多い。前述(3月 10日)のルメイ少将の件も含めて、やりきれないものがある。強気(100)か卑屈(0)かの両極にふれるというのは、冷徹なリアリズムの欠如と言わざるをえない。強気だった頃と同じ心性の裏返しにすぎず、実は何も変わっていないということになる。
* なぜ上記のようなことになるか、という謎の答を少し古い本で見つけた。1996年に文藝春秋から刊行された岸田 秀 著「二十世紀を精神分析する」である。引用 → 『近代日本はとくにアメリカに対して精神分裂状態、すなわち卑屈に迎合する外的自己と、空虚なプライドにこだわってやたらに敵対する内的自己との分裂状態にあるため、アメリカと喧嘩するのがとくに下手である。(中略)「鬼畜米英」と怒号して自殺的抵抗をつづけて敗戦に至ると、とたんにアメリカ一辺倒になったのもこの分裂状態の現れである』← 著者は、こうなった原因も明らかにしている。ペリーの砲艦外交による開国が「強姦」であったにもかかわらず、強姦犯と仲良くしなければ国際社会を生きていかれない。この状況こそが、日本という国家が精神分裂してしまい、正常な対米関係を築けない元凶だと。先の大戦でも、本来イギリスとオランダにだけ宣戦布告すれば目的(=石油確保)を完遂できたのに、真珠湾を攻撃したのは、日本の抑圧された無意識がアメリカに一矢報いたかったからだと。う〜む、ここまで根が深いと、問題解決はなかなか難しそうだ。
マッカーサー上陸 8月 30日
敗戦(降伏調印) 9月 2日
重陽の節句 9月 9日 菊の節句。……ただし日本では、一部で菊酒を酌み交わす習慣があるものの、他の節句ほど一般には定着していない。
* 本来の重陽の節句は旧暦九月九日。
* 重陽の由来は易にあり。ちなみに No.147+ は簡易な易占い。
* 菊酒を表す「菊に盃」の札もある花札も No.1290+ にあり。
佐賀藩の蒸気機関車 9月 11日 1855年のこの日(旧暦 安政二年八月一日)に、佐賀鍋島藩の精錬方が、製造に成功した蒸気車雛形(模型サイズの蒸気機関車)を、藩主の前で走行させた。

* 模型サイズだが、国産初の蒸気機関車である。1853年(嘉永六年)に、長崎に来航したПутятин(プチャーチン)率いるロシア艦上での蒸機模型を見てから、わずか二年で自力製造に成功した佐賀藩精錬方は凄いと言わざるをえない。
* 当時をイメージしたシーンが、左上フレーム走行見本 No.1373 にあり。
蒸気鉄道の実用化 9月 27日 1825年(日本では文政八年)のこの日、蒸気機関車を動力とした初の公共鉄道、英国 Stockton and Darlington Railway 開業。機関車の開発製造は G. Stephenson。
* 最初に走った機関車は Locomotion No.1。
* Stephenson の蒸機で最も有名な Rocket号は四年後。1829年に行われた Liverpool and Manchester Railway 用の機関車選考会で優勝し、後の蒸気機関車につながる基本技術を確立した。Rocket号のシーンは No.930 にあり。
新幹線開業の日 10月 1日 1964年(昭和三十九年)のこの日、東海道新幹線が開業した。
* 左上フレーム走行見本 No.154 に開業の頃の 0系シーンあり。また、No.589 に、当時買ってもらったプラレールの新幹線あり。なぜか実車と色が違い、子供心に違和感があった。
鉄道安全確認の日 10月 11日 1874年(明治七年)のこの日、日本初の鉄道事故があった。これを教訓とすべく、この日を鉄道安全確認の日とした。
* 初の事故は、新橋駅構内でポイント故障があり、機関車と貨車が脱線したとか。
鉄道の日 10月 14日 旧鉄道記念日。1872年のこの日(旧暦 明治五年九月十二日)に「新橋‐横濱」間に鉄道が正式に開業。

* 言わずもがなだが、この時の新橋駅は後の汐留貨物駅の位置にあり、横浜駅は現在の桜木町駅である。現在の横浜駅のある場所の本来の地名は東海道・神奈川宿であり、横浜ではなかった。地名が拡張して話がややこしくなってしまった例は、日本中、枚挙に暇がない。
* 当時をイメージしたシーンが、左上フレーム走行見本 No.1020 にあり。
ハロウィーン 10月 31日 仮装して傍若無人に暴れる日。えっ、違う?
* HKT48(当時)指原莉乃曰く「ハロウィンを積極的に楽しむ女は全員ビッチ」と。心に刺さる言葉だ。
* ↑この発言の翌年、AKB総選挙で第1位となった指原莉乃がセンターポジションで歌う曲が「ハロウィン・ナイト」だった。この曲を歌わせたプロデューサーもなかなかの悪意だ。
特急「あじあ」運転開始 11月 1日 1934年(昭和九年)のこの日、南滿洲鉄道の特急「あじあ」が、大連 - 新京(後に哈爾浜)間で運転開始。運転休止は 1943年 2月末。
* 日本の鉄道技術者が狭軌の国内では実現できなかった夢の列車を大陸で実現した。
* 走行シーンが No.342No.1428 等にあり。
七五三 11月 15日 千歳飴のことしか記憶にない。
* 正式な七五三は旧暦十一月十五日だが、今や新暦で定着している。
* 左上フレーム走行見本 No.753 も七五三。走行車輌も千歳線。
ボジョレヌーボー解禁日 11月 第3木曜日 実を言えば、この日にワインを飲んだことないなぁ。
* なお、この日が「七五三」と重なった場合(2018年、2029年、2035年 以下略)、日本語サイトでは七五三表示優先、英語サイトでは解禁日表示優先となる。
* ちなみに、2019年、2024年、2030年(以下略)は、元HKT48 指原莉乃の誕生日と重なる。
北海道の鉄道の日 11月 28日 1880年(明治十三年)のこの日、北海道最初の鉄道が開通した。

* 英国式の本州と異なり、北海道は米国式の鉄道から始まった。
忍者の日(世界) 12月 5日 2003年に米国発でネットを通じて世界中のニンジャ愛好家に認知された International Ninja Day。
* もうひとつ、伊賀甲賀の地元が 2014年に定めた日本の公式な忍者の日(2月 22日)があるが、11年も出遅れている。世界的に定着してしまっている「忍者の日は 12月 5日」という認識を変えることは難しいだろう。だが、日本人として二つの忍者の日が世界で並立するところまで行ってほしいとは思う。
日米開戦(真珠湾攻撃) 12月 8日(日本時間) 1941年(昭和十六年)のこの日、日本はアメリカ合衆国との戦争に突入した。
* これだけ特別に(日本時間)と記したのは、日本以外の国の時刻に設定されたパソコン上でも、日本時間の 8日に表示されるから。つまり、現地ハワイのパソコンで見れば、12月 7日朝にはこの表示になる。
* 経済封鎖で追い詰められていた日本には、外交的譲歩(大陸利権の一部割譲=外交的敗北)か、戦争かの二者択一しかなかった。戦争か平和かという選択ではなく、戦争に勝つか敗北かという選択である。軍部内での事前の検討会で「勝てない」という結論が出たという。ならば、生き残るためには譲歩しかないのだが、それはそれで問題で、戦わずに負けると足下を見られる。欧米列強という悪党どもは、暴力団と同じで、一度譲歩すると次々に譲歩を迫って来て容赦がない。話し合いによる平和的交渉が通じる相手ではないのだ。だから、戦争をしなくても、平穏無事では済まなかったはずである。酷い世界だ。
* もっとも、欧州の強国が利権を持つ中国大陸に手をつっこめば、しっぺ返しを食らうのは予想できたことだ。ある学者によれば「同じように大陸利権を狙っていた米国と手を組んで、利権を独占せずに分け前を与えていれば、経済封鎖の憂き目は見なかっただろう」とのことだ。そういう、したたかな外交力がなかったことが悔しくもあるが、追い詰めたら屈するだろうと考えた欧米も、結果的には読みが浅かった。日本が屈しなかったせいで、彼らはアジアの植民地を失うことになったのだから。とはいえ、国家として独立できても、経済的には自立できない元植民地も多々あるから、欧米のしたたかさは油断できない。
* AKB48 二代目総監督・横山由依の誕生日でもある。
東京駅開業 12月 20日 1914年(大正三年)のこの日、東京駅が開業した。
* 開業式典が行われた12月 18日が正式な記念日らしいが、ここでは営業開始日の 20日の表示とした。
愛猫ボバブ命日 12月 24日 16時迄
世間一般にはクリスマス・イヴの日だが、おぱく堂には愛猫ボバブの命日(2013年)となってしまった。
* 左上フレーム走行見本 No.383No.1431 に、猫写真のシーンあり。
クリスマス 12月 24日 16時
   〜25日 18時
キリスト誕生日。
* 表示する日時が中途半端な感じだが、教会暦による正式なクリスマス(24日の日没から 25日の日没まで)に近似させた結果である。
* 左上フレーム走行見本 No.33 は、聖夜のイメージ。
* 最近の米国では「Merry Christmas」ではなく「Happy Holidays」と言わなければいけない空気らしい。それを主張しているポリコレ側の言い分では「キリスト教徒だけじゃないから」だとか。そもそもキリスト教徒の祭であり、他教徒はそれに便乗した側だ。なのに、本来の祭主がキリストの名前を口にできないなんて、狂っているとしか言いようがない。
地下鉄記念日 12月 30日 1927年(昭和二年)のこの日、日本初の地下鉄(上野‐浅草間)が開業した。
* 開通式+関係者試乗は前日。
庚申待 上記以外で庚申の夜
(庚申の日 18時
   〜翌朝 4時)
江戸時代に盛んだった風習「庚申待」の夜。六十日に一度巡ってくる。
* 何が何でも徹夜しろ!という日。道教由来だが、平安時代に日本に入ってきて、江戸時代には庶民にも広がった。が、明治維新で廃れてしまった。
* 顔絵に描いてある青い梵字は、仏教で庚申を司る青面金剛の種字。赤い面は神道で庚申を司る猿田彦神。
* 庚申に限らず、本日の干支が何かは、No.259 を参照。
新月(朔) 上記以外で新月の日 新月=旧暦一日。満月=旧暦十五日。旧暦の方が西暦より優れていると思うところでもある。
* 月相は、左上フレーム走行見本 No.149 参照。
満月(望) 上記以外で満月の日
特別表示なし
上記以外の日 * このキャラが左上フレーム走行画面上に登場するシーンあり。
No.121(ダジャレ壁画)
No.122(巨大銅像)
No.123(スターウォーズ風)
No.143(表か裏か)
No.480(黄金狂)
No.491(タロット占い)
No.575(五七五)
No.576(緑色の偽者)
No.577(赤ヒゲ)
No.631(ダイエット状況)
No.665(外観と内装)
No.770(クエスト RPG風)
No.801(おぱく堂のお気に入り列車)
No.975(幸運の方位)
No.985(アホキャラ全員集合)
No.1026(上フレームデザインの縮小縮小縮小…)
No.1066(DJ. Opaku とエンドレス路面電車)
No.1184(速度制限 25km/h)
No.1210(哲学漫画「鉄道問答」)
No.1275(炬燵)
No.1276(青色の偽者)
……つまらんシーンをこんなに多く作っていたとは…。

──いつも同じ顔じゃ飽きる。ということで、右上フレームの「おぱく堂顔」は特別な日には違う顔になる。ここでは、その全貌を明らかにしてみた。まぁ、何が出るか分からない方が面白いのかもしれないが。


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