釣り酩人・・・0yaziの釣果


    釣りに行きましたよ・・・2010年-No1

    2010年06月18日

            美味いぞぉー・・・金華山のカレイ

       なんだかこの人と釣りに行くと言うと前日に国分町で飲んでいたりする訳なんですが、まっ、シロートが釣りに行きたいと言うのに付き合う訳ですから、テキトーで良い訳で、そこそこ釣らせれば満足するだろうと、軽い気持ちで行く訳です。
    いや、しかし、このシロートも私が舟を操り出してスグからたまに乗っている訳で、シロートとは言え、まあ、そこそこのシロートにはなっている訳です・・・良く分かんない説明ですが。
    で、七時半待ち合わせで、梅雨の中休みのまずまずのお日柄の中万石浦は沢田のゆうとく丸の駐車場へと急いだのであります。
    おっさんが到着したのは七時ぴったしでありまして、あれこれと段取りをして出港したのが七時四十五分でありました。

     万石浦の状況は、二重丸ではないけれども、まあ、丸です。
    11年目に入ったバッテリーは本日も元気で、エンジンも一発始動で快調と、不安要因は何も有りませぬ・・・うん、今日は行けそうだぞ、と悪寒が走る・・・もとい、予感が走る。

     本日は出港時が満潮で潮位が高く、返りたい時刻の午後二時頃が最干潮で船を付けるのに厳しいな、と言う潮回りであります。
    まあ、それでもおっさんの操船も上手くなったし、潮位が25も有って風が無ければエンジンを蹴り上げて惰性で滑り込めば着けられると読んでの出港でありました。

     おっさんの釣り日記では今年の第一号になっていますけれども、釣りにならなかったので書かなかっただけで、出港回数は今年のナンバー四であります。
    なので津波以後の万石浦近辺の様子の変化は知っていたつもりでしたが、今回は牡蠣やの樽が渡波の堤防外を嫌って万石浦内部にひしめき合うと言う凄まじい状況になっており、航路がメチャクチャになっている訳です。
    これは万石浦の外から入ってきた船は身動き取れない事になるな、と・・・まっ、こんなややこしい所に入って来る船は居ないでしょうけど。

     で、万石浦のメイン航路・・・華夕美、でしたかな?万石浦の一番奥のホテル?橋からあそこまでの航路にゆうとく丸が居たので声を掛けてみました・・・いや、話せば長くなるので止めても良かったんですが、一応仁義ですから・・・。
    で、阿部さんに泥捨て場に行くと言ったら、釣れねぇぞぉ、網地島の定置網脇が良いって渡波の船は皆そこへ行ってるぞ、と宣って下さったのであります。
    うーむ、ネットの調べでは大型魚礁もかなり好調と言うので泥捨て場も回復しているだろうと踏んでいた訳ですが、阿部さんが宣う以上はそう言う事なんだろうな、と素直に進路を網地島に取りました、と。
    いや、後ろ髪は大きく惹かれているんですけれども、シロート二人を乗せていると沖目よりは島回りの方が船頭の気持ちも楽な訳で、まっ良いか、と網地島を目指した訳であります。

     もう一丁・・・藤の花が咲いた以上は田代島の浅場のマコガレイも気になる訳でありまして、漁労長と開拓した「田代島Bポイント」をせめて見たいと思った訳であります。

     田代島Bポイントには八時二十分頃に到着しまして、先行の一隻と少し遅れて入ってきた一隻とで都合三隻が近くを流し始めた訳です。
    しかし、Bポイントのコツは水深でありまして、駆け上がりから浅くてもダメ深くてもダメ・・・むふふふ、コレがミソです。
    で、流し始めてスグから、立て続けに手のひら大、約20センチクラスが適当に釣れる訳です。
    しかしここで期待するのはマコガレイな訳で、塩焼きにも一寸役不足のアカジガレイでは物足りなくて困っちまう訳です。
    で、シロートも田代島と聞けばマコガレイと反応するだけの知識は有るようで、おっさーん、もうちょっと厚みのある魚を釣りてぇんだけど、なんて生意気な口を叩くのです。
    んじゃぁ、ゆうとく丸の言う所に行くかぁ・・・と。
    しかし、田代の島影から抜け出すといつもの事では有りますが、そこそこのうねりや波が待っている訳でありまして、シロートは少し青くなるのであります。

     宮重根を通過し、最初の定置網の回りに小舟が居るのを見て針を降ろしてみました。
    すると、シロートがすかさず、塩焼きには大き過ぎるけれども刺身には役不足なので、んじゃぁ煮付けだな、と言うマガレイを上げた訳です。
    で、おっさんもすかざす同型を上げたまでは良かったんでありますが、後が続きません。
    しかも、なんだか風の向きと、小潮にしては異様に速い潮の流れに翻弄され、操船が忙しく釣る暇もない程に大変なのでありました。
    うーん・・・あっちの定置網に行ってみっぺ、と言う事で、水深55メートル・・・巻き上げが大変なのを覚悟で深場に行ってみた訳であります。
    で、定置網回りでやってみたんでありますが、ここも潮の流れが落ち着かなく、良型を二枚程上げて場所替え、と。

     どーすっかなぁ?燃料は有るし凪ぎもまずまずだから沖に行くかぁ?と思ったんでありますが、しかし、おっさんは閃いた訳です・・・金華山の瀬戸だなっ、と。
    で、網地島から金華山に回りまして瀬戸の定置網の脇から、観光船の行き交う航路を堂々と占領して流した訳であります・・・回りに釣り船無し、おっさんの船だけです。
    結局はここでの3時間で45センチのマコを2枚と、30センチクラスのマコとアカジをバケツに一杯・・・20枚くらいですか? で、唐揚げは皆無で、塩焼きと煮付けがバケツに二杯程度・・・まっ、おっさんにしてみれば平均的な釣果が出るべくして出たな、と言う事な訳で、驚くにはあたいしない訳です・・・ウプププぷっ・・・言っちゃったなぁ。

     まあ、金華山の瀬戸は当たれば型が良いのは分かっているんでありますが数はそれほど望めない訳で、狙い難い所でもある訳です。 が、しか、まあ、この度はおっさんの勘が冴えていたと言う事で、目出たしメデタシ、と言う事ですね。

    石巻湾の参考図・釣り場

     

    本日のおっさんの持ち帰った釣果 

    アカジ・・・・・・・・・・20〜33センチ  50尾(一皿300円 塩焼き用他)

    マコガレイ・・・・・・・・30〜45センチ  20尾(一皿490円 お刺身用他)

    ホシガレイ・・・・・・・・30〜30センチ  02尾(一皿560円 一夜干し用)




     ※ 2〜3日で食い切れない魚は持ち帰らない事にしています。
       ※ 自主規制により20センチ未満は釈放しております。
     

    燃料・・・・・・・ガソリン 50リットル

    では、また。

    では・・・また。


    船の免許持っている人で乗ってみたい人、無料で貸しますので是非ドーゾ
    一緒に釣りに行って、おっさんと腕比べや飲み比べをしてみたい人も是非ドーゾ

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