2000年のベスト10


貴の山(2001年5月5日)
インターネットを始めてした。その記念(?)に投稿してしまいます。この時期にベスト10なんて・・・・。
2000年は公開の新作(洋画)は40本近く見ました。
1位;グリーン・ディスティニー
2位;ダンサー・イン・ザ・ダーク
3位;サイダー・ハウス・ルール
4位;マグノリア
5位;ストレート・ストーリー
6位;スリーピーホロー
7位;マルコビッチの穴
8位;グラディエーター
9位;インサイダー
10位;アメリカン・ビューティー
2001年もすでに5月。もうすでに心に残る映画に出会えた(3本くらい)。なんか超話題作が目白押しみたいだから楽しみなこのころ。
独身のうちに頑張って劇場で映画みるぞお。結婚したらビデオ三昧かな。
大崎雅則(2001年3月21日)
第1位 タイタス
第2位 初恋のきた道
第3位 M:I-2
第4位 あの子を探して
第5位 アメリカン・ヒストリー
第6位 ミュージック・オブ・ハート
第7位 サウスパーク 無修正映画版
第8位 グリーン・デスティニー
第9位 ザ・ハリケーン
第10位 インビジブル
なんと言っても2000年はチャン・イーモウ監督の2作品に感動させてもらいました。次回作も期待大ですね。1位に選んだタイタスは、実は期待を裏切る面白さだったんです。見ていない人はビデオ化なんて待ってちゃだめです。なんと高崎映画祭で上映されるじゃありませんか。ぜひ足を運んでスクリーンでおもしろさを堪能してもらいたいと思います。
hayashi(2001年3月6日)
1.ストレイトストーリー 
2.マイドッグスキップ 
3.ミッションインポッシブル2 
1は節度、2は丁寧さ、3は俳優のオーラが心に残りました。
次回作も空中水平万歳シーンを見たいです。
竜崎麗香(2001年2月25日)
1 トイストーリー2
2 サイダーハウス・ルール
3 ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ
4 ストレイト・ストーリー
5 17歳のカルテ
6 名探偵コナン 瞳の中の暗殺者
7 シャンドライの恋
8 オール・アバウト・マイマザー
9 ロッタちゃんと赤い自転車
10ナビィの恋
他にもベスト10に入れたい映画があり、10日間くらい(笑)悩みましたが、結果こうなりました。1999年より、きっと一生心に残るであろう感動作品が多かったと思います。
それから、1999年のベスト10なんですが(以前に投稿した)、変更が可能であれば、以下のようにお願い致します。
1 ライフ・イズ・ビューティフル
2 ロッタちゃんはじめてのおつかい
3 WHO AM I?
4 運動靴と赤い金魚
5 宋家の三姉妹
6 カラー・オブ・ハート
7 海の上のピアニスト
8 マトリックス
9 ラッシュアワー
10シックス・センス
takoyan(2001年2月1日)
1位 黒猫白猫(★★★★★)
2位 カリスマ(★★★★★)
3位 マグノリア(★★★★★)
4位 はつ恋(★★★☆)
5位 ロックストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(★★★★)
1・2・3・位は完全にはまった作品。
特に「黒猫白猫」は、かなりツボにきました。
ぎんぎらぎん、です。
「はつ恋」は、特によく出来た作品というわけでもなく、新鮮というものでもなのですが、かえってそれがさわやかでした。
「ロック・・・」も大好き。
テンポがいいし、スタイリッシュやし。
見たい映画がほとんど見れなかった、2000年。
見逃した作品が山ほどある・・・。
今年はミニシアターに、もっと行かなきゃ。
しーくん(2001年2月1日)
1位・・・スペース・カウボーイ
2位・・・フォーエバー・フィーバー
3位・・・ザ・ハリケーン
4位・・・U−571
5位・・・グラディエーター
6位・・・バーティカル・リミット
7位・・・マイドッグ・スキップ
8位・・・アイアン・ジャイアント
9位・・・(遠い空の向こうに)
10位・・グリーンマイル
冗談と違いますよ(笑)本気で選んだベストテンです。
はっきり言って悩みました。昨年は私のハートを揺さぶる作品が少なかった。
あまり書きたくないが、ワーストテンなら ア・X・ダ・ス・M・・などすぐに思い浮かんで来るのに・・・やっぱり今年はミニシアター通い再開しよっと。
『スペース・・』はキネ旬で何と1位でしたね。私も便乗して・・・という訳ではないです。イーストウッドの演出力の勝利です。
『遠い空の向こうに』はビデオ鑑賞なので、はずそうと思ったのですが、やっぱりこういう秀作は入れておかないとね。昨年劇場鑑賞を逃して1番悔やんだ作品がこれです。『アイアン・・』はビデオでもいいので是非ご覧下さい。『グリーンマイル』は賛否両論あると思いますが、約3時間の長編を退屈しない演出力を称えました。
2000年度、私のベスト男優賞はゼンデル・ワシントン、女優賞は該当無し、助演男優賞はケビン・ベーコン、助演女優賞は『フォーエバー』のメイ役の方、監督賞はクリント・イーストウッド、特別賞は『グリーンマイル』のねずみ君、『マイドッグ・』のスキップ君(笑)です。最後に印象に残ったシーンベスト5!
『グリーンマイル』のネズミが踏まれるシーン。
『ブエナビスタ・ソシアルクラブ』の音楽シーン全般。
『アイアン・ジャイアント』の戦闘ロボ変身シーン。
『マイドッグ・スキップ』のワンちゃん這伏前進シーン(笑)。
『スペース・カウボーイ』のつかの間のスカイランデブー。
『スリー・キングス』の銃弾が体に入ったらどうたらこうたらという医学生向き映像のようなシーン。
アレックスのパパ(2001年1月22日)
1.Crouching Tiger Hidden Dragon 臥虎蔵龍(★★★★★)
ハリウッドでの成功をバネに、李安(アン・リー)は究極の娯楽作品で自身のルーツに回帰。時は清朝中期の中国。恋愛感情を秘めねばならない宿命ゆえに、剣による命のやりとりに導かれる運命の男女二組。山水画の潤いからゴビ砂漠の不毛まで、ヨー・ヨー・マの弾くエレジーに乗せて風土を描ききった映像美。竹林深くしなる青竹に身を任せての殺陣の空中戦にはビックリ。「シュウシュウ」の自虐文明観を蹴っ飛ばすパロディ精神(というか、北京への意図的な過剰サービス?)まで飛び出し、新世紀へ向けた環太平洋のプライドが滲み出た傑作。
2.Almost Famous(★★★★★)
キャメロン・クロウ(「ザ・エージェント」)の自伝的作品。15歳という年齢を隠して、ロックバンドの追っかけ記者を目指す少年の物語。70年代の雰囲気満点。青春を喪失ではなくささやかな勝利として描いた(それも見事に!羨ましい!)ナイーブな秀作。お母さん役のF.マクダーモンド、ロック記者の師匠役、P.S.ホフマンなど演技の達人達が脇を締めてます。
3. Bounce(★★★★★)
ハリウッドの恋愛劇としては例外的な佳品。誠実さゆえに苦しむ男をベン・アフレックが好演。カリフォルニアという「何でもあり」の風土の持つほろ苦さも、懸命に生きる男女の姿を通じて愛おしく見えるから不思議。グウィネス・パルトロウとの「元恋人同士」の競演というゴシップなど吹き飛ばす爽やかさすら。当節、こういう品のある作品は貴重。
4.The Legend of Bagger Vance (★★★★★)
喜劇仕立てという手法を得て、ロバート・レッドフォードの才能が見事に開花。スポ根としてもロマンスとしても一級の仕上がりは、「背景を説明し切らない」奥ゆかしさゆえ。湿気の立ちこめる南部の夏の夕方、その闇と淡い光が甘く立ちこめる魔法の傑作。マット・デイモンが大健闘。売れっ子シャーリーズ・セロン(南部アクセントがお見事)の才気と、ウィル・スミスの怪演も見物。
5.Wonder Boys(★★★★★)
二作目が書けない(というか終わらない)作家兼大学教師(マイケル・ダグラス)の前に現れた天才文学青年(トビー・マクガイア)。作家の新作はどうなる?青年の才能を認めた彼の反応は?こんな渋い題材を、きっちり作品にして公開して行くハリウッドの奥行きに脱帽。台詞がキラキラ光ったり、沈潜したりする効果も、全ては演出と演技の成せる技。ああ銀幕の魔術よ。
6.The Contender(★★★★)
史上「初」の女副大統領候補の資格審査に当たって、共和党からのあらゆる嫌がらせに苦しむ女主人公に、ジョアン・アレンが挑戦。単純なストーリーなれど、ここまで光輝くヒロイン像を描ききったのは作品として見事。21世紀を統率するのはこんな女性のカリスマかも。「W」氏の大統領就任式を見るにつけ、本当にそんな感じも。
7.Nurse Betty(★★★★)
これは賛否両論分かれるでしょうな。夫を殺されたトラウマから、昼メロの世界と現実との境界が見えなくなった主婦(レニー・ゼルゥイガー)と、その殺人犯(モーガン・フリーマン)の不思議な和解と癒しの物語。うーん、説明はしない方が良いかも。とにかく、結末の対話にある救済と、冒頭の残虐シーンのの間にバランスというか帰結感を認められる人には忘れられない怪作。
8.Billy Elliot(★★★★)
旅立つ少年と、旅立ちを認めない父、その葛藤と和解という「どこにでもある」お話が見事に開花したのも、「サッチャー政権時代にストライキに揺れるイングランド北部の炭坑」という設定を、見事に回顧できる(それも立体的な価値観で)知的な視点ゆえ。こういう映画は普通の才能では撮れませんぜ。それにしても、ほの暗い炭坑町の冬の情緒は、なかなか沁みますな。
9.Mansfield Park(★★★★)
ジェーン・オースティンの問題作を、自伝や日記の材料も加味して翻案。これがなかなかどうして成功してます。19世紀初頭のイングランドを舞台にした「コスチューム」ものながら、なんとまあ瑞々しいこと。主演のフランシス・オコーナーは一夜にして人気者に。それにしても最近のフェミニズム映画ってのは、大したもんですな。
10.Cast Away(★★★)
トム・ハンクスが演技技術をみせびらかしたいだけ。そんな悪口が聞こえてくるほど、ハンクスは見事。それにしても複雑なキャラクター設定をしたもんですなあ。そして手の込んだ伏線と結末と。まあ、大成功とは思えませんが、見た後で議論が楽しめるという点では「開かれた」作品なのでしょう。
(期待外れ)Chocolat(★★)
ジュリエット・ビノシュに、ジュディ・デンチとオスカー女優を揃えて、ホルストルム監督の「サイダーハウス」の次のプロジェクト。期待して行ったんですが、どこかが少しずつ狂ってる感じ。まあ、ゴリゴリのプロテスタンティズムの視点から、ゴリゴリのカトリシズムを批判しようっていう作品意図がそもそも浅いってことでしょうな。
(期待外れ)Pay It Forward(★)
役者は超一流、設定もユニーク。でも、結局は脚本の細部がダメなんですな。ミミ・レダー監督はそろそろこのパターンを抜けないと。惜しい才能なんですから。
(期待外れ)Autumn In New York(星ゼロ)
主演の二人はこうした商売作品に出ても許すファンがいます。問題は監督のジョアン・チェン女史。「シュウシュウ」の次がこれでは、影響力低下のワナにはまったようなもの。うーん、どうしたんだろう。ガブリエル・ヤードの音楽(砂糖菓子の極致!名人芸!)は、なかなかのものだったんですが。
(期待外れ)火星探検もの競作 Mission to Mars(★) Red Planet(★★)
最新のデジタル技術を使った宇宙ネタをやりたい。でも、アイディアが湧かない。そこで過去の傑作から細かな点を寸借。それでも旧作を知らない若い人には通用するらしい。でもある世代から上は、ものすごく怒っている。まあ、ハリウッドのジレンマってことでしょうか。ただ、後者の方が3倍位面白いです。前者に怒って後者を見ないってのは、ちょっと惜しいかも。C.A.モスの女宇宙船長はマジに格好良いです。
かな(2001年1月21日)
2000年は映画館で22本。その中で・・・
1位:マルコビッチの穴(こんなの待ってました!)
2位:橋の上の娘(ダニエルおじさま渋い!)
3位:季節の中で(忘れていた大切なもの)
4位:ハピネス(アメリカンビューティよりおもしろい)
5位:サイダーハウスルール(子供には弱いんです)
かな
1位:マルコビッチの穴(こんなの待ってました!)
2位:橋の上の娘(ダニエルおじさま渋い!)
3位:季節の中で(忘れていた大切なものを教えてくれる。)
4位:ハピネス(超超超ブラックでおもしろかった。)
5位:サイダーハウスルール(子供の出る映画には弱いんです。)
6位:ひかりのまち(地味だけどよかった〜。)
7位:グリーンマイル(2000年一番泣きました。)
8位:海の上のピアニスト(以外に笑える作品。)

最悪1位:パーフェクトストーム(全く感情移入できなかった。)
2000年は映画館で22本でした。
とみい(2001年1月7日)
私は自分では割とオーソドックスなほうだと思うのですが、 劇場で見たのは100本弱。リバイバル等を除けば85本くらいでしょうか。

1 遠い空の向こうに
直球勝負の爽快さ。実話のもつ強み。
2 サイダーハウス・ルール
言葉の力。
3 アメリカン・ビューティー
現代のアメリカの等身大の姿。
4 クローサー・ユー・ゲット
情けない男たちへの感情移入。
5 ディル・セ心から
こういうのをゴージャスというのです。間違えてはいけません。
6 フェリシアの旅
静寂さが怖い。その静寂の打ち破り方がまた秀逸。
7 シャンドライの恋
饒舌な映像。
8 ロッタちゃんはじめてのおつかい
理想郷の世界に浸る幸せ。
9 ひかりのまち
生活感。
10 ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ
人生の先達への畏敬。
次点 クレイドル・ウィル・ロック
私はエミリー・ワトソンのコメディが見たい。
映画をなぜ観るのか。私は一言にまとめると、 「観終わって幸せな気分になりたい」
そういう意味でいちばんだったのが1です。
正直いって1から7までは順番はともかく すぐに挙げられたんですが、 その下はけっこう迷いました。
ワーストは「ミッション・トゥ・マーズ」。
NEK(2001年1月6日)
(1)空席
『ロゼッタ』、『ハピネス』や『あの子を探して』、『ペパーミント・キャンデー』、更には『ダンサー・イン・ザ・ダーク』が入った可能性もあったんですが見てないのでね。1位は判断保留にしときます(じゃあベスト10に投稿するなよ…)。ホントはリバイバルで見た『太陽を盗んだ男』や『チェコ・アニメ映画祭』でみたトルンカの作品をいれたいんだけど、過去の作品なのでねぇ…。
(2)風雲ストームライダーズ
とにかく見ろ、そして熱き男達のカタルシスに酔え!、そして飛べ!、回れ!、突き抜けろ!!!千葉真一の漢こそ邦画の生きる道じゃー!
(3)ブリスター!
オタク道に生きる愚かな男達の生き様に笑え!、そして泣け!!
(4)アイアン・ジャイアント
大好きだよ。ジャイアント…(涙)
同じ様な「少年の日の過ぎ去りし夢」に泣きたい人には『遠い空の向こうに』も超オススメ!
(5)初恋の来た道
野菊の如き君なりき by 双葉十三郎
(6)ホーク/B計画
熱いぜ澤田さん!
(7)死化粧師オロスコ
視覚的インパクトと、後に漂う無常感がもたらす静かなる感動(と悪寒)
(8)クリミナル・ラヴァーズ
余り好みの映画ではないが素晴らしい映画。分析心理学や、文学論に詳しい人にはとても面白くて為になる映画でしょう。
(9)奇人達の晩餐会
これほど脚本が良く出来たコメディは、そうありません。『危険な動物たち』と言い、小洒落た喜劇と言うのはヨーロッパ人の方が得意なんでしょうか?
(10)人狼
美術がどうの、押井シナリオがどうのと言うより、不幸少女フェチな自分としましてはヒロインがストライク!!同じ不幸少女ものとして佳作『フェリシアの旅』もあって迷ったけど、ナショナリズム的観点(つーか単なるアニメオタク的観点)から邦画のコチラを (次点)デッド・オア・アライブ
2000年公開作かどうか疑わしかったので。
ラスト5分の圧倒的衝撃、そしてそこにいたる迄の壮絶無比なバイオレンス!『マグノリア』ですら本作のラストにはひれ伏す!!
パンちゃん(2000年1月5日)
(1)初恋のきた道
(2)あの子を探して
  ともにチャン・イーモーの作品。忘れていた人間の肉体感覚を呼び覚ましてくれる。
  純粋な視線が、こころそのものとしてよみがえる。
  私は純粋な視線に弱い。一途なこころに弱い。
  思い出しただけでこころが弾み、同時に涙が出るのは『木靴の樹』以来。
(3)マグノリア
  傑作。細部描写にゆるぎがなく、カエルのシーンのカタルシスも美しい。
  チャン・イーモーの作品が1本しかなかったら、これが1位だろうなあ。
  2000年を代表する傑作。
(4)オール・アバウト・マイ・マザー
  女性、母性の愛を人間の最上の愛に昇華させている。
  10年に1本の大傑作。
(5)風の吹くまま
  色彩の美しさ。細部の美しさ。ストーリーの無さ(?)。
  どれをとっても映画でしかあり得ない美しさ。
  50年に1本の大傑作。
(6)ジョン・マルコビッチの穴
  実験の大胆さと、哲学としてのおもしろさ。
(7)クレイドル・ウィル・ロック
  群衆劇は私は大好きだ。
(8)顔
  藤山直美の肉体。
(9)キャラバン
  山の美しさがすばらしい。
  生活の切実さと、生きる力を淡々と描いていて、押しつけがましくない。
  本当なら3位ぐらいに推したい。
(10)ナビィの恋
  純粋な恋はいいなあ。
  少女の恋と、老人の恋を最初と最後に挟んで見ました。
  あ、私は恋物語に弱いんだなあ。(笑い)
*
2000年は、本当にたくさんの映画に感動した。
50年に1本の映画よりも10年に1本の映画の方が上位なのは、アクチュアリティの問題。
『風のふくまま』よりも『オール・アバウト・マイ・マザー』の方が、現代に強く迫っていると私は思う。
とは言うものの、1−5位は、その日の気持ちによって、入れ替わるだろうなあ。
satie(2001年1月4日)
例年に比べ映画館に足を運ぶ機会が少なかった。
僕は映画の真髄は活劇とミュージカルにあると思い続けているものです。(ただし批評精神に裏打ちされたものであること)したがって最後に期待した「ダンサー・イン・ザ・ダーク」も唄も音楽も素晴らしかったのにも関わらず、僕は主人公のような女性が好きになれなかった。監督のある宗教観に基づいたものなのかも知れないが“自己犠牲”の美徳の元に多くの人を傷つけていることを彼女は知らないのだろうか?苛立つほど愚かな女性だ、と思った。昨年と同様にベスト10でなくベスト5でお許しください。
(1)ムッソリーニとお茶を
限りなく美しい老女達の活躍!僕もpm4.00ジャストにコヒー・ブレイク。
(2)ブエナ.ヴィスタ.ソシアル.クラブ
輝ける老人達との世代、民族を越えたセッション。キューバン・ボーイ達よ永遠に!
(3)ナビィの恋
(4)風の吹くまま
(5)オール・アバウト・マイ・マザー
期待はずれの筆頭
「ロルカ暗殺の丘」「宮廷料理人ヴァテール」
しほざむらい(2001年1月4日)
1.ナビィの恋
「十九の春」とマイケルナイマンの音楽が素晴らしい。
白黒の劇中劇は何度みても涙が出ます。
2.ウエイクアップ!ネッド
3.ほんとうのジャクリーヌ・デユ・プレ
4.運動靴と赤い金魚
美しい映画。同じイラン映画の「白い風船」もお薦め。タイタニックよりどきどきする。
5.奇人たちの晩餐会
あまりにも深い映画。最初腰を痛めた男に感情移入して、奇人たちの莫迦さ加減を笑っていた我々が、笑われていたのは実は自分達なのだと気付く。隣でバカ笑いしていたおばさんが次第に大人しくなっていった。
6.シュリ
アクションありーのラブストーリーありーの大作。
7.宋家の三姉妹
いかにも大作だよ。といった雰囲気は気にいらない。
8.スリーピー・ホロウ
首無し騎士がぶんぶんと剣を振るのがかっこいい。
9.救命士
この仕事に従事する者は社会の汚れや悲しみをぬぐい取るぞうきんのようなものだ。みずからも汚れぼろぼろになっていく。という台詞が心に残った。 10.ゴースト・ドッグ
細やかなユーモアが好ましい。
ダグラス・タガミ(2001年1月1日)
やっと今年のベスト8です。
1)イギリスから来た男
絵的には白い感じだったが、ノアール感が漂う。手法的にも斬新で、ベスト1にしました。
2)アンジェラの灰
限界の貧しさからの旅立ち
3)フォーエバーフィーバー
いい意味でマヌケなアジア映画。下らなくて好き。
4)マグノリア
5)アメリカンビューティ
6)ファイトクラブ
7)シュリ
韓国もやるなぁ。
8)カノン

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