アイダン・クインは目がでかいが、体の線が細い。どうも、気の弱い「おぼっちゃま」の感じがする。「ジャッカル」にはにつかわしくない。フロントページ
ベン・キングスレーも目が善良そうで、秘密組織の人間には見えないなあ。
見どころは、アイダン・クインが「テロリスト風」になっていく訓練過程なんだろうけれど、これも弱い。うーん、とうなるシーンがない。「ジャッカル」の精神を追体験するというのは、ことばの世界(小説)ならおもしろいけれど、映像では、追体験の深みが伝わらない。
まあ、これは、目の大きな俳優が好きな人向きの映画としかいいようがない。