アナスタシア


監督 ドン・ブルース、ゲイリー・ゴールドマン 主演 アニメ 声 メグ・ライアン、ジョン・キューザック、ケルシー・グラマー、クリストファー・ロイド

パンちゃん(★★)(8月16日)
前半はなかなかよかったなあ。「ワンス・アポン・ナ・ディセンバー」なんていう音楽(タイトル不明)はきれいだったし。
不満は、クライマックスで歌がないこと。
アナスタシアと祖母が対面するシーンで歌うのは、最初に出て来た子守歌。
アナスタシアと青年の恋の成就の瞬間には歌なし。(芽生えの瞬間は、あった。)
これじゃあミュージカルとして失格だ。ドラマのない部分を歌で盛り上げ、ドラマの部分は歌なし、というのはなんだかばかにされた気持ちだ。
テーマ音楽がハッピーエンディングの歌ではないというのは、どうも気持ちが中途半端でよくない。
アニメの技術的なことはわからないが、群衆などよく描けていた。コンピュータ・グラフィックスで描くのが簡単になったのだろうか。予告編でみた『ムーラン』の群衆もすばらしかった。
ところで、『ムーラン』はやはり音楽つき? ミュージカルなら見たい。ミュージカルじゃないなら、あまり期待はしない。
だれか教えて。
nahoko(9月13日)
nahokoo@ibm.net
そうね。『アナスタシア』後援会(いつもそんなん作るな!!)の私も、なんだかこれは、とっても好き。
『ムーラン』を観てしまうと、やっぱしムーランのが上なんだけど、心情的にアナスタシアが好き。
メグ・ライアンとジョン・キューザックの声も、ぴったりだったし、音楽がとっても良かった。
きっと、女性受けする映画なのね、とは思います。
会場は、カップルばっかりだった・・・きっと、彼女が観たいってゆったのね。<勝手に解釈
顔については、アメリカの感覚なのかと思ってました。ムーランも、日本人として見て、全然かわいくもキレイでもないし。
ただ、観ているうちに魅力的に見えるから、不思議。
ムーランなんて、中国だと思ったら、絶対変なことは続出だと思うけれど、そこがアニメの利点でしょうか。ま、いっか、という気にもなる。
基本的にアニメは、そんなに好きではないのだけれど、『アナスタシア』と『ムーラン』は、いい。
きっと、ビデオが出ても、また観ると確信しています。。。
どちらにも★を4つ。・・アナスタシアの感想のはずだったのに、ムーランも書いちゃったですね。すみません。
きり(9月11日)
noriko@sec.cpg.sony.co.jp
いつもいつも読み専門でしたが、Hideさんの感想を読んで思わず書き込んでしまった! アナスタシア、アタシはとってもとっても好きです〜〜〜。基本的にミュージカルが好きなのっっ。音楽、素晴らしかったわ。サントラも買っちゃったわ。しかも女の子が好きそうな題材・・。思わずアナスタシアの本まで買ってしまったわ。
確かに、少し作りが甘いところもあるようだけど、(アニメに詳しくないから良く分からないけど)それでも、良かった。うん。良かった。
星は・・・・・4つ!(ちょっと甘いかも。でも、それくらい好き♪)
Hide(★★)(9月9日)
gotan@exb.so-net.ne.jp
アナスタシア、観ました。映画の中で踊り狂う彼女、なかなかのあほ面でね。
リアリズムでアニメーションを作りたがるのはいいんですが、なにもあそこまでねえ。
全部とはいいませんが、アメリカの大作アニメーション映画ってなぜあんなに歌って踊り狂うのかしら?
ディズニーの呪縛なのか知りませんが、何もあんなにギャアギャア騒がなくたって・・・
もともと古典から題材を持ってこようと考えるから、間が持たなくなるとか。
原作を立ちあげて、それに資本を投入するくらいなら実写をとる?
もしそう考えているなら、アメリカはアニメをバカにしてますね。これにつき反論ください。
悪いことばかり言ってるようですけど、そりゃあれだけつくりゃたいしたもんです。
しっかり熱意も感じますし。でもね、あの熱意、文字どおり、暑っ苦しいだけなんですよね。
結局悪口です。悪口の叩きがいがあるのも、それだけしっかりした映画だってこと付記しておきますね。