X−MEN



とみい(2000年11月13日)
アメコミなんて こんなもんだと思ってみると、ちょうどよい感じ。
原作知らなくても大丈夫であろう。
能天気ではあるが 適度に暗いし、 お約束の世界は安心して浸れる。
サイクロプスとかストームのほうが、 ミュータントの能力として明らかに上なのに、 トードとかの能力のほうが、実際には使いであるなと 思えるのがご愛嬌。
私はたぶん2作目も見るであろう。
★★★。
竜崎麗香(2000年11月9日)
★★★
パンちゃん、お久しぶりです。
パトリック・スチュアートのファンとしては、見ておかねば、ということで行ってきました(今更(笑))。
はじめからストーリーは期待していなかったんですが、それでも最初の1時間弱はいまいちノリきれませんでしたね。それより、音が非常にうるさい上に、映像が生理的に気持ち悪くなるシーンが多く、人生史上初めて、映画館を途中で出ようかと本気で思いました(が、連れを私が誘っておいてそれは出来ない、と必死で耐えました)。
クライマックスの、直接対決に来てやっと楽しめました。最後まで見なかったら、史上初の★1つになるところでしたが、★3つにもち直しましたよ。
映画館を出るときに、連れの友人に対して思わずつぶやいたのは「香港映画だ・・・」。
そう、私がこよなく愛する香港映画とダブって見えたために、後半部分の評価が高くなったのです(私にはワイヤーアクションに見えましたが、何分素人の感想につき、ご容赦ください)。
この映画を見ての収穫は、私はやはりSFXを駆使した映画よりも、人間が人間の限界に挑戦する香港映画のような肉弾戦が好きなのだと、はっきり自覚できたことでした。パート2は恐らく見に行かないと思います。
(ただ、白い髪の少女(ストーム?)はよかった〜。ファンになりました。)
ねこ(2000年10月30日)
何かいんちき臭いなあ、と思って素通りしていたんですが、 サブリミナルのように私の中にちらちらと訴えかけるので、 先日やっと、足取りも重く映画館に足を運びました(失礼)。
・・・が、何とも素晴らしいではありませんか!!
カッコイイ!!星5つ!!これはかなりの評判作に違いない、 と思ってWebサイトの映画評ページをあちこち見ていたら、なんともひどい言 われよう(笑)。
そうなのか・・・何だ、私が悪いのか?見る目がないってのか?
・・・と、たちまち自己嫌悪に・・・
でもいいんです。世間がどうだろうと、 私はこの作品に星5つを捧げ、そして「2」を切望します。
多分私が格闘ゲーム大好きだからかな・・・
この手の映画にストーリーを期待するのだけは間違いだと思います。
良かったらラッキー、安直な展開でも何も言うべきではないかと・・・
CGやアクションがチープと言われればそれまでですが。(生憎私の目は安上が り)
こういうのはキャスティングが命ですよ。
ナイスキャスティングだと思いますよ。個性的!ストームとサイクロップスが良 いです。
ジェームズ・マーズディン、結構美形なのにバイザーで目を隠しちゃう役にした のは贅沢!!
でもそこが絶妙です。原作が美形なのかな?
でも強いて言うなら、イアン・マッケラン(マグニートー)とヘルメットが合っ てない!!(泣)
そしてあのフツーのシャツ・・・彼を選んだこと自体はいいと思うけど・・・
あれのせいで敵の首領の威厳半減。「ゴールデン・ボーイ」以来なので、ビック リです。
よって、雰囲気的にはレクター博士のときのアンソニー・ホプキンスくらいの狂 気が欲しい。
(別に彼に演ってほしいわけではない・・・というか合わない)
でもその辺は原作知らないのでなんとも・・・
ともかく良いと思います!無駄な殺戮シーンがないのも臆病な私には良心的です ね。
NEK(2000年10月14日)
★★
いや言われる程悪くは無い…って言いたいですよね。原作のセクシーなお姉さんや、カッコイイ兄ちゃん達のファンとしては。
しかも服は恥ずかしいタイツからレザーに(やっぱ恥ずかしいか…)代わり、アクションもナイス(ってトカゲみてーな敵の姉ちゃんと、我らがダース・モール=レイ・パークに限って)である。
けどやっぱりストーリーがねぇ…。なんでこの話で「X-MEN」を使う必要があるのかね。バットマンの映画版みたいに、いさぎ良く一作オンリーと割りきってしまえば、もっと歯切れに良いキャラクター、ストーリーが展開したのに製作者サイドは妙にシリーズ化に色気を出しせいで何とも中途半端なものができてしまった。
例えばマグニートーはX-MEN最大の宿敵である。それは、ただ単に物理的に強いとか、邪悪だとか言うのではなくて思想的にもアンチヒーローの役割を背負われた男だからである。「北斗の拳」で言う所のラオウだがそうであるように彼は自らの暗黒面をも肯定し目的の為には非情の鬼となって人類に戦いを挑む。故にこそ、彼はカリスマとみなされ、多くのミュータントが集るのである(その証拠に彼の基地は「アバロン」と名づけられているし、ミュータントを守る為一時的にX-MENの指揮をとった事もあった)。
なのにである。映画のマグニートは世界征服を企む癖に作戦がせこくしかも恥ずかしい格好と言う、仮面ライダーと大差無い、怪しいおっさんでしかなかった。
それも1作オンリーと割りきってしまえば、それはそれで勧善懲悪ものとしてなりたった筈なのに、変なところで善人臭い。しかも部下はバカばっかりである。これでどうやって原作のファンと、一見さんを納得させる事ができるだろうか。
結論:これはTVでX-FILE(なんか似てるな…)みたいにするべきでしたね。もともと30年以上も続いてるんだから長いストーリーラインを描ける表現形式であるTVの方が向いてますよ。TVのSFXも進化してますしね。あんな安っチイSFX(ホントに120億もかけたの?)SFXとそう大差無く作れると思うんですがね。
makoto(2000年10月12日)
この映画は原作であるX−MENの漫画を見てないとツマラナイと思うし、見てても面白さや隠れキャラの存在など、ファンの気持ちが分からんのじゃないかなー。俺は漫画、TVのアニメと両方見てるから十分に楽しめた。アメコミの実写化は日本ではウケナイと俺は思うけど、それでもバットマン、スポーン、MIBなどは大好きな部類です。ですから、アメコミを見てない方はこれから見ない方が得策かも知れません。だけど、X−MENが今年のワーストには選ばれないでしょう。ワーストは、バトルフィールド・アースに間違いなし!そういう事で、星は3つです。
しーくん(★)(2000年10月10日)
今年のワースト1は色んな意味でアカデミー賞受賞作だと思っていたが、いやはや・・・・なんちゅうしょうもない作品を作ってくれるんでしょうか?間違いなく今年のワースト1決定作品だ。私は上映中は、ほとんどあくびをすることが無い。だから、あくびが出るということは、よっぽどつまらん作品だという事。しかも、少し居眠りしかけたではないですか!どうしてこんな作品になってしまったのか理解に苦しみますわ。『マトリックス』のどうのこうのと言うてる場合じゃありませんよ。全く比較になりません!比較したら失礼です!!とにかくこの作品を作った意図がさっぱりわからない。SFX(VFX)をウリにするのなら、全く目新しいところは無し。ドキッとする場面も無し、当然ハラハラドキドキの場面も無し。おまけにギャグも笑うところ無しの無い無いづくしだ(怒)。『アルマゲドン』でも、もうちょっとは良い場面があったぞ(笑)。ついでに藤原紀香のJ−PHONEのCMの方が、よっぽどカッコイイぞ!!何か続編が出来そうな感じだけれど、これを観た80%の人は確実に劇場に足を運ばないだろうな。まあ収穫といえば主演の男性が若い頃のイーストウッドに少し似ているところぐらいか(別に収穫でもないか・・・)エンドロールが流れた瞬間ほとんどの人がいっせいに席を立ったのには、笑ってしまった。
パンちゃん(★)(2000年10月9日)
漫画。
後ろのおばさん3-4人組が、「音が大きいだけで、ぜんぜんわからなかった」と話していたが、うーん、私の感想としては、そのおばさんたちはなぜこの映画を選んだのか、そっちの方がもっとわかんぞ。
『長崎ぶらぶら節』とか『ちんちろ舞い』とか『キッド』とか、色々あるだろうになあ。
あ、映画の感想になってない?
そうかなあ……。
裕也(2000年10月8日)
マトリックスを凌ぐSFアクション大作だと?
一体、何処がなんだ。
こんな堅苦しい、野心もユーモアも無い映画を、マトリックスと一緒にするな。
いかにもすごい、超能力戦争を期待していたのに、どれだけ起こっていることがすごくても、映しかたが平凡じゃあ、何も伝わってこない。
脚本は台詞はリアルなのに、ストーリーは出鱈目なB級漫画テイストで、いかにもアンバランス。
星ひとつ。どう考えても日本でうける内容じゃないよ・・・