パッチ・アダムス

監督 トム・シャドヤック 主演 ロビン・ウィリアムス

タコやん(2000年4月1日)
takoyan@mua.biglobe.ne.jp
タコやんはこの映画があまり好きではない。
パッチアダムスという医者が他の医者とちがうところは患者に友人として接するところにあると思う。
劇中でも、患者を友達だといい、患者には名前で呼びかけ、今の医療制度に疑問をなげかけている。
しかし、劇中のこれらの言葉には説得力がない。
なぜなら、パッチと患者の間に友情を感じるシーンがなく、また患者のために奮闘したり、親身になって考えるとい うシーンもない。
本当のところ、パッチは患者のことをどう思っていたのだろう。疑問である。
また、質の高い生を!といっているが、それがどんなものなのかわからない。
命の重みや、生きることのすばらしさも伝わってこない。
これじゃー、感動にいたらない。
しかし、この実在のパッチアダムス先生のやっていることにに尊敬の念を抱いたので★3つ。
もしこれが作り話だったら金返せだった。
パンちゃん(1999年3月31日)(★★★★★)
映画が終わったあとの、隣にいた高校生二人の会話がとてもすばらしかった。
「感動したねえ」
「涙がこぼれた」
「医者になりたい、と思った」
「私も医者になりたい」
「38からやってなれるんだから、まだまだ大丈夫だよね」
これが映画なんだなあ。カメラワークがどうしたとか、脚本がいいとか、演技がうまいとか、そんなことは関係ない。
★5個は映画にというよりも、隣にいた高校生の少女二人の感想に対して。
映画の喜びを教えてくれてありがとう。
二人の会話に私は本当に涙があふれました。
映画ってやっぱり映画館でみんなで見るものなんだなあ。


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