バッファロー66

監督 ヴィンセント・ギャロ 出演 ヴィンセント・ギャロ、クリスティーナ・リッチ、アンジェリカ・ヒューストン、ベン・ギャザラ、ミッキー・ローク

とみい(2000年4月7日)
tominco@pop11.odn.ne.jp
どうしようもない閉塞状況から、 解放され、世界が美しく開ける一瞬。
そういう感覚の味わえる映画が、私は好きだ。
1999年に観た作品のなかで、 ぶっちぎりナンバー1でした。
★★★★★。
タコやん(2000年4月5日)
takoyan@mua.biglobe.ne.jp
★★★★★
今日、初めてビデオで観た。
ラストがすばらしく、本当によかった。
ピュアな純粋なラブストーリー。好きな人ができるっていうのはああいうことなんでしょうねえ。
電話で彼女のことを話しながらほほえむところ、本当に幸せそうでこっちまでにまーってなってしまった。
全編を通してなんだか切なく、ビリーが昔の好きなひとについて話すところでは涙がこぼれそうなくらい。
温かい感動に包まれていて本当によかった。
観た後に好きな人に電話をしたくなる映画だった。
colles(2000年1月27日)
colles@sam.hi-ho.ne.jp
☆☆☆☆☆
趣が深くて、楽しくなって思わず笑いだしたくなるような場面が幾度ともなくあった。
すぐ終わってしまった。
半分ぐらいの時間しか感じなかった。
この映画には人間の魅力が描かれている。
不思議な魅力が描かれている。
そこにものすごいオリジナリティがある。
そういう映画は少ないから、もう一度見たいと思う。
この映画はハッピーエンドではない。
知り合ったばかりの彼と彼女がこの先どうなるか、全然わからない。
その未然感を楽しむものなのかもしれない。
彼は写真家でもあると思うのに、パンフレットにあまりよいスティールショットを見つけることができなかった。
パンちゃん(★★★★★)(1999年11月18日)
ヴィンセント・ギャロの音楽というものを私は今まで聞いたことがなく、どういう人間なのか知らなかったが……。
映画は非常に音楽的だった。映像が音楽的だったし、ストーリーも音楽そのものだった。
一人一人の登場人物が楽器だとすれば、それぞれの奏でる音が違い、また奏でるメロディーも違う。それぞれが独自で、それぞれが孤独だ。しかし、時間がたつにつれて互いの音に耳を澄ましながら、一つの溶け合った音のかたまり、美しい響きにかわってゆく感じがとても気持ちがいい。
ヴィンセント・ギャロ、アンジェリカ・ヒューストン、ベン・ギャザラの親子の、けっして溶け合わない音が奏でるユーモアも、とてもかわいい。思わず笑い、しっかり抱きしめたくなるような温かいものがある。
エイジ(★★★★★★★★★★★★)(1999年10月27日)
eiji@jf6.so-net.ne.jp
なんで、この作品の批評がないんでしょうか?
よかったですよ、ビンセント・ギャロ
力の抜け具合がいいです。
最近、渋谷発の単館ものがヒットしてますが、これは、だんとつにいいですね。
かっこうとか、ファッションだけじゃない本当によい作品です。