バーブ・ワイヤー／ブロンド美女戦記

映画館の中はガラガラだったんですが、すげ〜面白い映画です。主演のパメラ・アンダーソンがかっちょいいし、アクションシーンもすごい迫力。クレーンを使ったスタントはシュワルツェネッガーの『イレイザー』などにも登場したけど、『バーブ・ワイヤー』の方がうまいと思う。
近未来、ファシズムによる秩序に支配されたアメリカの中で、唯一自由と混乱を保ち続ける町がある。そこで活躍する賞金稼ぎが、主人公バーブ・ワイヤー。賞金稼ぎは裏家業で、表ではバー（ディスコ？）の女主人をしている。彼女にはかつて愛し合った恋人がいた。しかし、彼は彼女のもとを去った。その恋人が、別の女を連れて彼女のもとに救いを求めてくる。男を憎みながら、それでも結局は男を国外に逃がす手助けをしてしまうバーブ。
ラストシーンは飛行場です。飛行機に乗り込む二人を、警察署長と見送る主人公……。あれ、この話はどこかで見たことがあるぞ。そう、これは名作『カサブランカ』を下敷きにした物語なのである。21世紀には、女が愛する男のためにハードボイルドするのじゃ。

ほし５つですっ。
あらゆる人に「いまだかつてこんなに短期間で終わった映画を聞いたことがない」などと言われたって、さいこーに面白いんですったら。
いや、最高ってったら言い過ぎかもしれないですけど。
わたしはパメラのあの、まあるい胸！　あれですべてが許されたっていいんだと思う。
あんなぼでーになってみたいとつくづく思うわ。半分分けてくれたっていいじゃん…。
確かに冒頭しばらくは、うわぁ、あかんて、テレ東変なサブタイトル系！？　と顔を赤らめてみたりしてたんですが、ちゃちいくせにすごいかっくいー展開じゃないですか！
バーブの元彼は、「スピード２」でずたぼろになりながらも船を守ろうとがんばるおじさん。
弟役のひともなかなかいい感じで、ああもったいないって思ったのを覚えてます。
あげ足とったっていいの。アドレナリン大分泌で、楽しんだもん勝ちの映画。ラストもしびれるよん。