プランケット&マクレーン


監督 ジェイク・スコット 出演 ロバート・カーライル、ジョニー・リー・ミラー、リウ・タイラー


パンちゃん(★★★)(2000年9月4日)
随所にイギリス味があふれている。
人間が物語の「道具」ではなく、物語から独立して「人生」を演じる。
これはかつてのフランス映画にも通じる。(ルノワール監督作品)
こういう味はいいなあ。
こんなもの映画だ、気楽にやろうぜ、というような感じがもっと出てくると、ルノワールそのものになるかな?
ジョニー・リー・ミラーがちょっと、そういう部分が少なかった。
イギリスならではの「個人主義」の匂いが、彼だけ薄かった。
人生経験の少なさだろうか。
まあ、そういう役所だから、これはこれでいいのだろうなあ。
とみい(2000年8月29日)
18世紀の紳士強盗をロバート・カーライル主演で スタイリッシュに描くとゆうなら、期待せぬはずなし。
しかーし。
ファーストシーンから、なんか暗い。
粋な話になるはずなのに、爽快感がない。
監督のジェイク・スコットはリドリー・スコットの息子だそうだが、 親父の悪いとこ、学んでるんじゃないか。
もっと能天気に撮れば、素材といいキャスティングといい、 めちゃめちゃ面白いものになったろうに。
★★