インディペンデンス・デイ




Colles(★)(5月8日)
colles@sam.hi-ho.ne.jp
http://www.sam.hi-ho.ne.jp/colles/
内容なさすぎです。
SFXも、期待はずれです。
パンちゃん(★)
なんでこんなでたらめな映画がアメリカでヒットしたのでしょうか。
アメリカ人というのは、戦争をしていないと、よっぽど不安なんでしょうねえ。
小倉邦裕(★★)
E-maik:ogura@yk.rim.or.jp
http://www.yk.rim.or.jp/~ogura/movieindex.htm
ヴィジュアルは凄かったですねえ。しかし全体に展開がまどろっこしく、いわゆるカット割の不自然さが目に付いてしまって(特に後半)、結局こけおどしに過ぎないのではないかなんて思ってしまいました。

保木健宏(タケ)(★★★)
E-mail:hoki@chem.agr.hokudai.ac.jp
http://houki.agr.hokudai.ac.jp
いかにもアメリカ映画。金をかけ、アメリカ礼賛の嵐。
でも、まぁおもしろかった。
なんか、ローランド・エメリッヒのつくるSFってやぼったいなぁ。
あお(★★★)
E-mail:oota222@hokkai.or.jp
すごく期待してた。映像は予想通り凄かった。しかしストーリーが稚拙でガッカリ。ストーリーにもう三億くらいかければ歴史に残ったかも。
もう一回いいですか。ID4は昨年一番期待してたもので。
ストーリーにひと言、ふた言。どうすればあの無敵のエイリアンに勝てるか。常識では、絶対に勝てない。そこで僕ら何人かで議論したんですが絶対に倒せないものを倒すには結局のところ神秘的で不思議な力に頼るのが王道かなっという結論に。例えば世界七不思議をほじくって絡めるとか(ナスカ地上絵、ピラミッド、ストーンヘッジは宇宙人説もあるとか)ムーやアトランティス大陸に絡めるのもおもしろいかも。とにかくそこらへんの力以外に見つからないです。 他に何かいいアイデアあったら教えてください。
>>パンちゃん
うーん、エイリアンに勝つ方法ですか? 私は、考えたことがないんですが、巨大な宇宙船をつくり、地球へ侵攻してくるくらいの文明を持ったエイリアンが、コンピュータウイルスに簡単に侵入されてしまうというご都合主義が何ともいいかげんに思えましたねえ。少なくとも宇宙を自在に飛び回るエイリアンは地球の文明よりも高度な文明を持っているはずですからねえ。へんてこなバリアよりもコンピュータウイルスに対するバリアの方がもっと簡単に作れるだろうし、その対策だってとっているはずだと思うんですけどねえ。
コンピュータと人間の対決では、「2001年宇宙の旅」(★★★★★)の「ハル」宇宙飛行士の対決がどきどきしますねえ。「ハル」が一番最初に覚えた歌を懸命に繰り返し、その歌が次第に狂いはじめていくシーンなど、なぜだか涙がこぼれてしまいますねえ。「敵」とか「味方」、あるいは「善」とか「悪」ではなく、何かが存在するということはどういうことなのか、非常に考えさせられます。
「ID4」は映画そのもののコンセプトが違うと言えば違いますが、「超娯楽」というにしても、好戦的すぎますねえ。「正義」を主張することだけが人間の(アメリカの)存在価値なんでしょうかねえ。
せうゆ(★★★★☆)(10月21日)
p95024@sic.shibaura-it.ac.jp
久々に感動しました。間違いなく96年のベスト1です。
もう本当に興奮して朝から晩まで映画館にいました。映画っていいなあ・・・。
関根勤さんが「燃えよドラゴン」を確か30回以上も観られたといっておられましたが、それってこういう気持ちなんだろうなぁ。
それなのにそれなのにぃ、皆さん冷たすぎる!!
ストーリーがしょぼい?結構じゃないですか。わかりやすいってのはやっぱり、おもしろいってことなんですよ。
アメリカの自己満足?いいじゃないですか。こんな映画はアメリカにしか作れないんですから。
確かに僕も観ているときにおいおいこれはちょっと違うんじゃないかと感じる部分は多々あったわけですが、そう思いながらもやっぱりあの父ちゃん(ランディ・クエイド)のシーンには目が潤んでしまうのです。
「ニューシネマパラダイス」「デッドマンウォーキング」でも泣かなかった僕が「ドラえもん のび太の海底鬼岩城」以来に感じた熱い涙。
ずっと人々に信じてもらえずにいた男の人生最後の晴れ舞台。そして、、、「またオレだぞぉ!!」
映画ってこれですよね。そして、こんな映画を観られる今がすばらしい。

じゅんこ(★★)(10月22日)
junko003@eis.or.jp
http://www.eis.or.jp/muse/junko003/index.htm
アメリカで流行るのはいいのです。もちろんアメリカにも君には『ID4』がお似合いだ,というツッコミが一般的にあるくらいですので「アメリカ礼賛バカ映画」という認識はあります。最近でいうなら『エアフォース・ワン』。とんでもなく面白いらしいけど,なんで悪役=テロリスト=ロシア人,ヒーロー=大統領=アメリカ人なんだ?という基本的構造がね。でもアメリカ人が,アメリカ万歳の映画を喜んで見るのは大いに結構なのです。『ID4』を小馬鹿にしたよーな『マーズアタック!』は案の定ヒットしませんでしたし。だけど私なんかはバリバリの日本人なんで,やっぱり単純に『ID4』をすごく素晴しい,と言い切ってしまうのは日本人としてちょっとと思います。ナショナリズムの話をしているのではなくて,例えばマザーシップに対して核攻撃をする,であるとか,じいちゃんが特攻隊のようにマザーシップに突入するとか,そういう発想に誰が「バカじゃん」と言ってあげられるのは他ならぬ外国人の我々なのでは?思うに最近のアメリカ映画には反省が足りません。経済が好調なためかもしれませんが,個人的にいうならアメリカ映画はアメリカが猛烈に反省している時のほうが,面白い。こんな世の中でいいのか?とかこんな自分でいいのか?とか。私はそんな「強くないアメリカ」映画が好きなんですよ。因みに『ID4』なら笑って見れる私の96年のワーストは『評決のとき』でした。この映画の反省の足りなさ,アメリカ人…というより白人の傲慢さは見てもらわないと分からないと思います。あ、いかん関係のない話になってしまいました。


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