交渉人


監督ゲイリー・グレイ 主演 サミュエル・ジャクソン、ケビン・スペイシー

みさきたまゑ(1999年8月2日)
misaki@ceres.dti.ne.jp
http://www.ceres.dti.ne.jp/~misaki
  
★★★★。
とてもいい。
スクリーン上の無意味な殺生が多すぎるとかねがね、思っていたが、この映画はこの 種の映画にしては珍しく、あまり人が死なない。ストイックなまでに犠牲者は出さな い。撃っても急所はちゃんとはずしている。
それが本当じゃねえの。どんぱちやってりゃいいってもんじゃないのよ。
でも、どなたかが書いておられたように、ガサ入れで通帳がみつかり、同僚にはめら れたあと、急にみんながよそよそしくなったのは、やっぱりおかしいですよね。昨日 までのヒーローにそれはないでしょ。
それに強行突入、容疑者射殺に一番熱心だった、あやしい同僚2人が、結局シロで、 最後に意外なつまらん小者がクロだったのには、ちょっとだまされたーって感じもし ましたね。
宣伝文句のIQ合戦というのも、へんですね。交渉を成立させるのは、IQではなく、 人としての誠実さと温かみ、それにちょっとした機転なんでしょう。画面ではそう描 いていた。
ドット(1999年7月11日)
n-tomoo@mtj.biglobe.ne.jp
あら探しに目がいってしまう。この映画。なぜってやっぱりストーリを売りにしているんだよね、この手の映画は。ど派手なアクションはないわけだから。なのに、解決されない問題が結構多いし。「最後のかけ」にしたって、賭というより無謀というか。相手方の白人の俳優もいまいち、路線がはっきりしないんだよね。つめたいプロフェッショナルなのか、人情男なのか。この白人さんが登場する夫婦喧嘩のシーンはちょっとわざとらしいというか、使い古されてはいないか?つまり「家庭ではよい亭主」でしょ。セリフもちょっと、「犯人とは交渉できて、妻と子どっもとは交渉に失敗するなんて。」、、、、いうだろうな、いうだろうな、でも言ったらやだなぁ、と思ってたら言うんだよね。真犯人が「あの人」であったとしても、全体のストーリー的にはさほどひっくり返されないんだよね。黒人の交渉人がなぜ、疑いをかけられたその次の日から署のみんなに冷たい視線をあびる必要があるのか。もし真犯人がもっと偉い人だったら、そういう集団操作も可能だと思うのだが、差別?のつもりかな。やっぱり普段の仕事ぶりや態度で評価するよね。いわば署のヒーローなわけだし。最近のハリウッド映画は最初の30分の字幕、ストーリーにはだいぶ気をつかって観客を惹きつけるようだがあとがいけないな。最初はうん、これは、なんて思わせる。(その点シンレットラインは最初から最後まで分裂してた。)
それにさ、映画館でた後に腹が立つんだけど、結局「内偵者」は誰だったんだ、と、勢いで映画をつくって終わらすのはいいけど、人々の記憶に残るものを作りたかったらつじつまをあわせてほしい。「絶体絶命」みたいな映画に思えたぞ。両方ともIQを宣伝文句にしているし。
コンピューター上で証拠を見つけたら、やっぱりインターネットでばんばん流すべきだよね。つながってなかったのかなぁ。
それにしてもチームの隊長のおじさん、NHKで夜中やってた「モンゴリアーズ」にでてたおっさんだよね。これは不気味でおもしろいテレビ映画だった。こっちの方が数段おもしろいぜ。警視のおっさんもよくみる人だが、有名なんだろうね。だれだろ、知ってる人教えて。
パンちゃん(★★★★)(7月7日)
「交渉人」の仕事ぶりがおもしろかった。 「ノー」と言わないこととか、質問リストを作ってチェックするところとか。さらには本を読むだの、映画を見るだの……、といったいわば無駄な部分が人間をつくっているのだということを語るシーンとか。 こういう部分を丁寧に描くと、「交渉人」という仕事の具体的な形が見えてくる。そこがいい。 ケビン・スペイシーも、脂肪のつきかたが、顔を含めて、とてもおもしろい。 赤ん坊のようなかわいらしさと、脂肪で表情が隠れる中年独特の感じ、が適当に混じり合っていて、不思議なクールさを出している。
ゆん(1999年7月4日)(★★★☆)
junny@ma4.justbet.ne.jp
おもしろかったです。サミュエル・L・ジャクソン、ケヴィン・スペイシー共に、役がはまってました。宣伝文句の「IQ180の・・・」は全然当たってないと思いますが・・・頭使ってないじゃん、と言うのでもないのですが、IQがどうこういうよりも、二人の経験の豊富さ、重さがおもしろいところだと思います。 しかし、犯人が誰なのか、最初から見当がついてしまった・・・配役のせいで・・・・・・。しかし、それでもクライマックスまで持っていく過程は本当に楽しめました。ケヴィン好きの私としては、彼のクールな役に参りました。彼はうまい・・・。
ひさこ(5月25日)
h_ichiyama@level5.co.jp
こんばんわ。ばんちゃんさん。
「メッセジ・イン・ア・ボトル」の文字化けすいません。
「一途な愛」「泣いている」の後には、点々をつけたのですが、両方ともに文字化けしてましたね。点点々は、付けないようにします。
さて、連日で「交渉人」を見てきました。
私的には、かなり好みの映画でした。ケビン・スペイシーも好きですし、物凄いCGとかも無い。だから、楽しめました。
「こいつが犯人かな?」って思えますが、なかなか最後はどっきりするシーンもあったりして、面白かった。
星は4つ。(ちょっと、甘いかなぁ)
mmm(1月8日)
sumasa@mcn.ne.jp
サムエルジャクソン主演の緊張感のある展開とても面白い映画でした。
こういう映画ばかりだったら幸せなのに
5つ星