御法度


監督 大島渚 出演 松田龍平 ビートたけし


もも(2001年1月11日)
http://www.wakwak.net/home/momokae/
なんだろうなぁ? これはなんだろう? 惣三郎がいつのまにか美少年に見えてきた。 はじめは「どこが美少年よ?」って思ってたのになぁ。 でも 1回目見たときは爆笑しちゃった。 脇役がいいね。 最後のシーンもキレイだった。タケシさんが色っぽくて良かったと思う。 私はこの監督が苦手なんだけれど、予想よりは楽しめたかな。 でも 何故? に対する答えがなかったのが残念だ。 原作を読めばわかるんだろうけど、それなら最初から原作だけでいいかも。映画は映画で完結して欲しいなぁ。 <★★★>
kaeru(2000年1月31日)
kaeru-n@attglobal.net
新聞の映画評を見て、NHKで放送していた撮影風景をみて、飼い主を誘っていってしまいました。松竹のシンボル、富士山が画面いっぱいに広がるのを見て少しいやな予感もしたのですが…・。
見終わった後飼い主は「少女マンガだなあ。沖田ってあんなに若いの?みんな人殺し?キューブリックにしても巨匠は晩年になるとくだらなくなるなあ。これが大島監督の遺作になると残念だなあ」(大島監督はご健在です。ほんとうにごめんなさい)とつぶやいておりました。
確かに私もこの映画にはいいたい事がたくさんありました。TV時代劇のようなセット(玉三郎の映画「天守物語」のときもラストで腰がひけてしまいましたが、大船を売り払うくらいですから松竹さんはお金がないのでしょうか)、漢字だらけのセリフなのに不明瞭な発音(特に「衆道」は「しゅうどう」ではなく「しゅどう」というのが一般的だと思います)、、ラスト近くで「雨月物語」のストーリーをえんえん講釈するところ、などなど。
しかし、一晩あけてつらつら考えてみますとよいところもたくさんありました。
道場でのけいこシーンは他の時代劇にくらべても優れていたと思いますし、坂上二郎さんやトミーズ雅さんのユーモラスな演技には声をあげて笑ってしまいました。主演の松田くんが隊の風紀が乱れるほどの美少年とは思いませんでしたが、思春期の少年の心の闇はよく出ていたと思います。劇中で土方が繰り返したように、惣三郎は18歳ではなく早熟な15・6才の少年に見えました。豊かな家庭に育ち武芸に秀でた、周囲の誰からも好感をもたれるような少年が、なぜ「人を斬りたい」と願うのか。なぜ「懸想した相手に殺されたい」とまで思うのか。得体の知れない恐ろしさを感じました。その行為をただ「狂人であるから」と片づけてよいのでしょうか。私には萩尾望都さんの「イースター・エッグ」や、最近のさまざまな事件が思い出されてしかたがありませんでした。(でも☆☆☆なんですけれど)
小田愛(2000年1月29日)
asa-oda@yhb.att.ne.jp
『御法度』最高です!!あたしは、松田龍平くんがダイスキです!!
とくに、映像!!あの映像がいい。
一番は、龍平くん演じる惣三郎がいい!!
妖しい美しさで男たちを惑わしていく・・。
なかなか、前髪を切らないのもいい。
一番よかったシ−ン・・。ん−・・。そうだな。
浅野さん演じる 田代さんと惣三郎が 立ち合いをするとき。
あんなに、強かった惣ちゃんが負けちゃう・・。
逃げるだけで・・。そこが、三回目の時 印象に残った。
四回目は、龍平くんの手・・・。
トモロヲさん演じる 湯沢が 祇園で 惣三郎を押し倒すとき何か、物語ってるように見えた・・。
一回目は、龍平くんばっかり見てた・・。
かっこいいとか思いながら・・。うっとりみとれてた・・。
二回目は、惣ちゃんが土方と立ち会うシ−ンの時の足・・。
おっきいなぁ・・とか思いながら・・。
隊服も、様になっていて
うん。よろしい。
なんてたって 1月27日にブル−リボン新人賞獲ったし*
嬉しいよお。それでは、御法度最高です!!
もう一回、観てみては?
あかぺん(★★★★★)(2000年1月11日)
akapen@po.jah.ne.jp
http://www.geocities.co.jp/EpicureanTable/4729/index.html
素晴らしい作品です☆
ラストをわざと曖昧にしているところが、あとを引きます。
男の子よりは女の子向けの映画ですね(僕は男の子ですが)。
「アナザー・カントリー」「モーリス」「さらば、我が愛」「トーマの心臓」「草の花」といった作品が好きな人はぜひ見ましょう〜!
ハマること間違いなし☆
見る人によって多少好悪が分かれるかもしれませんが、この映画の良さのわからない人に対しては正直言って同情を禁じ得ないです。
このラストがよく分からなかったら原作を読むか松竹の掲示板を読めば分かりますよ☆
僕と語りたい女の子はぜひメールしてね。
そうそう、最後に土方が切ったのは桜の木ですよ。
当然惣三郎を暗に意味します。
パンちゃん(★)(2000年1月9日)
これはいったい何なのかなあ。
新撰組というのは、単に人を殺したいだけの集団なのかなあ。
『戦場のメリークリスマス』も何のことかわからなかったが、今度はもっとわからないぞ。
ホモのシーンが魅力的(?)ではないせいか、狂って行く男たちという部分がわからない。
最後にビートたけしが満開の花(何の花?)の木をすぱっと切るシーンだけは美しかったけれど。