コン・エアー


監督 サイモン・ウエスト 主演ニコラス・ケイジ、ジョン・キューザック、ジョン・マルコビッチ

ゆん(6月10日)
junny@ma4.justnet.ne.jp
ニコラス・ケイジ(というかキャメロン・ポー)の存在の必然性が全く不明でした。彼がいなくてもストーリーとして成り立ちそう。私はジョン・マルコヴィッチが好きなので彼の悪役演技は嬉しかったけど。
極めつけ、キャメロン・ポーのテーマみたいに流れるギターソロか何かの曲、あれがさらに嘘くささを増長してる気がしました。
あと、話を引っ張りすぎの気もしました。
吉原和文(★★)(10月30日)
吉原和文のホームページ
「CON AIR」 観る。良かったです。☆2つ。
何故こんな、一見 子供だましの映画がいいか、つうと
@正義に徹している。勧善懲悪。アメっぽさが最大限表現。
A脚本が支離滅裂でしかも以外と細かい。これもアメっぽさ。
B最後の着陸シーン以外はウソと思えない。最後はサービス。
C 囚人の怖さをうまく表現している。「越後屋」がいっぱい。
Dニコラス・ケイジが以外といい。pannchannの予告裏切る。
Eうちの新妻が「楽しかった」と言った。これが評価の一番。
パンちゃん(★)(11月5日)
私の疑問は、なぜ主人公が不死身か、ということではなく
なぜ刑務所のなかで腕立て伏せをしたり懸垂したりすることだけで、強靱な肉体と運動能力を維持できるのか、
という一点です。
まあ、筋力はそれなりに維持できるんでしょうが、人間の行動は瞬間的なものだけではない。
格闘にも時間がかかる。途中で走るシーンもでてきたが、そうした持続力というのは狭い刑務所のなかでは鍛えることができないのではないか。
一日最低20分は、心臓や肺に負担をかける運動をしないことには、持続力を必要とする運動はむりなのではないだろうか。
せっかく刑務所のなかで一生懸命勉強しているらしいシーンも用意したのだから、肉体の「持続力」についての裏付けとなるシーンが欲しかった。
そうしたシーンがあってこそ、囚人たちの様々な勉学の成果も納得がいくものになる。
----という、どうでもいいような感想しか思いつかない。
まあ、誰にもじゃまされず勉強したくなったら、何かしでかして刑務所にでも入りましょうか。存分に時間があるようですから。
これは、まあ、アメリカの刑務所のいい点をアピールするための映画だったのかもしれませんねえ。
3日に『スウィンガーズ』という新種の名作を見たばかりなので、点がからくなってしまったかな。

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