マグノリア


監督 ポール・トーマス・アンダーソン 出演 トム・クルーズ、フィリップ・シーモア・ホフマン、ジュリアン・ムーア、ジョン・C・ライリー、ジェイソン・ロバーツ

ガーゴイル(2001年2月7日)
 前宣伝で使われていたサントラに、なんともいえない悲哀みたいなものを感じたので、そのままの勢いで作品を観たのですが..結論として、ちょっともの足らなかったですね。
やはり、12人の主立った登場人物がいるのなら、最後には見事にひとつのレールとなって、観るものを感動の終着駅へと誘ってくれるものだと思うじゃないですか。でも、結局それがなかった。いや、厳密にいえば、ひとつの番組を通してつながるんですけど、あれではちと弱すぎます。また、ラストの蛙はダメですよ。あれは、物語に行き詰まった作者の「逃げ」としか捉えられません。あれを良心的に解釈できる人は、よほど愛情深き人か、すべての映画に五つ星をつける人じゃないでしょうか。愛について、どれだけのメッセージが込められていたかわかりませんが、少なくとも僕の琴線には響きませんでした。でも、サントラは最高!
 そうそう、元天才少年が勤め先のカギを返したにもかかわらず、なぜそのカギを持って会社に侵入できたのか、僕には分かりませんでした。また、鍵穴にカギが折れたままならば、許すも許さないも、後日逮捕されると思うんですけど..とりあえず、僕は★★です。
おんたけ(2000年4月15日)
t-gnp@mtj.biglobe.ne.jp
http://www2m.biglobe.ne.jp/~t-gnp/index.htm
おんたけです。
マグノリアは、一部興行的にはこけたみたいですね。
3時間ですから、長すぎたのと、例のシーンで、かなり賛否両論になっています。
私としては、すでに今年のベスト3入り間違いなしの作品でした。
映画の技術面では文句ないし、なんと言っても世紀末をあるビジョンで表現できたことはすごいと思いましたね。
私は“傑作”だと思っています。
映画フリーク向けの作品ではありますけど(^_^;)
一般の映画としての売り出し方で誤解を受けた方も多かったようですが、この作品はかなり玄人向けだと思いましたね。
とみい(2000年3月23日) tominco@pop11.odn.ne.jp
すいません、後半文字ばけしてしまいました。
原因はわからないのですが、書いていたのは、こういうことです。
「トムゥD襦璽困留薺擦蓮ョCC呂覆い韻鼻△修海修海ホ\r\n二枚目俳優なら誰でもやれると思った」。
「この映画を見て途中で出てしまった」知人がいました。
やっぱ映画は、最後まで見なくちゃね。
*
また文字化けしてしまったみたいです。
表現を変えます。
エキセントリックな役柄というのは、メリハリがきいていれば、それなりにうまく見える。
トム・クルーズの役まわりというのは、そこそこうまい役者だったら、表現可能だと思う。
悪くはないけれど、「助演男優賞」をあげるほどのものかな、と感じた。
とみい(2000年3月21日)
tominco@pop11.odn.ne.jp
★★★
私はこの映画のテーマは、「救済」だと思いましたが。
つまらなくはないんだけど、キャラ多すぎて消化不良。
そのうえ解放感のない映画。
聖書がわかんないと、理解できないんでしょうかね。
3時間は長いけれど、あれだけの人物像を描くには、逆に時間が、足らない気がしました(それぞれ、リアリティはある、ただし、描写が舌たらずに感じられた)。
曲のシーンは、みなさんとは逆に、私はしらけました。
(カエルはよかったんだけどね。その思考停止の瞬間だけで、金払った甲斐はあった)。
トムゥD襦璽困留薺擦蓮ョCC呂覆い韻鼻ト麕臾椶覆蘆C任秉やれると思いました。
しん(★★★★)(2000年3月21日)
shi_t@d6.dion.ne.jp
http://www.d4.dion.ne.jp/~stoda/
12人の登場人物が偶然で結びついてきて, ラストに進んでいきます。ちょっと期待しすぎたのでしょうが, もう少し12人の登場人物が,絡らむと思っていたのですが,その点では残念でした。
12人もきちんと扱える脚本家はそういないでしょうね。
好きなシーンは,J.C.ライリーのジムが,クーロディアと初めて出会うところです。
それとトムクルーズのフランクが,父親を最初に見たときの表情は印象的です。
元クイズ少年のウィリアム・H・メイシーの演技が一番自分は お気に入りです。
「胸には愛があふれているのに、その吐け口がない」
という言葉はじーんとしちゃいました。
「かえる」については,まだ考え中です。人生も捨てたもんじゃないよ,ってことなのかな。
masao(★)(2000年3月19日)
masao@owari.ne.jp
はっきり言ってつまんねー。みなさんがいろんな解釈をしてますが「おもしろさを」自分なりに納得させるために無理やり引きだしてるという感じがします(気を悪くしたらごめんなさい)。
私としてはこんなに映画を観てる時間が長く感じたことはありません。2時間でもかったるいのに3時間もあるなんてね。
興奮するシーンも感動するシーンも何もなかった。
アクション映画でも観てスカっとしたい感じ。
荒喜(2000年3月6日)
qing@air.linkclub.or.jp
星★★★。または4つ。評価をするのが大変な作品ですね。
いろいろな人の人生がかすかに触れ合って、特に何も解決しないけど、ずんずん進んでいって、ほんとにどっかの日常を切り取って見た感じ。登場人物が少しずつ嫌いで、少しずつ好きなのも、現実っぽい。煮え切らなくて、悲しいような愛しいような...自分に重なったり、知人に重なったり、見ながら色んな時間を行ったり来たりしてました。
「胸に愛があふれてるのに〜」って台詞が、身近すぎて怖かった。一緒に行った恋人はカエルの雨に感動してました。
見たあとも暫く考えたりしてしまうのは、いい映画だったからかな?
よくわかりません。
川島(2000年3月5日)
clara@muj.biglobe.ne.jp
 ☆ゼロ。つまらなさにぐったり。品が無く中身は空っぽ。品がないというのはトム・クルーズがピー音鳴りまくりの台詞を連発するからとかそういう表面的なモノではなくて…登場人がすべてselfish、利己的ゆえにそう感じたのです。この映画の「みんなそれなりに悩みを抱えている」という状況。それは判ります。誰だって悩みはある。しかしまぁ見事なぐらいに全員が自分のことだけ、そして愛を求めるだけという設定。反省するとか、悩める自分と真摯に向き合うとか、全然そういう部分が見えてこない。これにはウンザリ。いや、「許してくれ。」という台詞が実際にはあるんだけど「ほんまに反省しとるんか?」としか思えなかったのですよね、私には。自分だけが可愛いという人ばっかり。
 そのウンザリした状況を打破するというのが例の「降ってくる」シーン。だけどそれってあまりにも安易じゃないですか?こういうラストシーンを設定することで精神の浄化というかカタルシスを描こうとしてるんだろうけど…この監督なんか浮かれてるんじゃないだろうか?悩める僕、あなた、君を集めてちょっとかっこよくつなぎ合わせて最後に奇をてらったラストシーンも用意してみました。どう?結構いい出来じゃん、人生描けたじゃん、……ってそんなもんじゃないと思いますけどねぇ。
 悩める自分に酔うだけじゃ駄目なんじゃないの?
jean(★★★)(2000年3月2日)
jean@pop21.odn.ne.jp
いろいろ考えずに、素直にみたらよかったのでしょうか。でもあんなに登場人物が多いと、混乱しませんか。最後に死を前にした老人二人を結びつける仕掛けが用意されてるかと思いました。全然ちがうとこを見てた。ラッパーの少年が言ってた犯人は?土砂降りの雨の中でパトカーが大挙出動してたのは?うーん、やっぱり違うとこ見てたかなあ。でも雨上がりの空っていいですね。ひどい一日の後の、クイズ少年とお父さんの会話もよかった。お父さんはもう泣き疲れて、「もう寝ろ」としか言わなかったけど。それで十分な気がしました。それから、いつも切羽詰まっているメイシーさん(「ファーゴ」に出てた)が、大破の一歩手前で踏みとどまることができたのも、なんか嬉しかった。
kigc(2000年3月1日)
kigc@mail.goo.ne.jp
ある街の、ある1日の、何人かの人たちに起こった出来事。接点はあっても重なり合うというほどには重ならず、あの「雨」も登場人物に大きな転換点をもたらす「事件」となるわけでもない。冒頭とラストで語られる偶然という一語で片付けるにはあまりに奇妙な事件の例も、そこで語られるほどの「偶然」が物語に起こるわけでもないので肩透かしを食らったような気分になる。現役天才クイズ少年が冷静につぶやく、「こういうことも起こりうる」。つまりそういうことなんだろうけど、もっとケレン味のある展開を期待してたのでちょっと食い足りなさが残ってしまった。
映画のリズムに乗るまで、初めのほうのエピソードの切り替わりはついていくのが精一杯て感じだった。みんなすんなりとついていけてるのかなあ。ステディカムでの移動撮影も相変わらず凄い。テレビ局の中で廊下からエレベーターから対象を次々に変えつつ延々と追いかけていくとこなんか酔いそうです。出演者がバックの曲にあわせて歌うシーン、僕も好きです。ロメールの「木と市長と文化会館」のラスト、それに「ナビィの恋」にもあって、こちらはもっと素直に、ミュージカル的な感情表現なんですが、こういう重いドラマ展開の最中に持ってくるというのは新鮮でした。役者もいいですね。強さと脆さが同居したようなジュリアン・ムーア、いかにも人のよさそうな(あるいはいかにもいじめられそうな)フィリップ・シーモア・ホフマン、相変わらず情けない役がはまっているウィリアム・H・メイシー。顔と名前が一致するのはあとトム・クルーズぐらいなんですけど、警官もヤク中少女も現役天才クイズ少年もよかったです。
しかしアメリカ人はどうしてあんなにやたらわめき散らすのか。トム・クルーズの「俺は決して謝らない」という台詞に象徴されるけど、ただひたすら自己主張するばかりで人の意見を聞かない。「日本人はなぜ不平不満を口にしないのか」と向こうは言うだろうけど、ああなるとちょっとどうかなと思う。
死の間際の懺悔というのはキリスト教的にはあることなんだろうけど、浮気の告白はどうなのかな。若気の至りとして深く反省して良心の呵責を感じているのは結構なことだし、楽になるために聞いてくれと言われれば聞かないわけにいかないのだけど、聞かされるほうは大変だ。聞いてあげるのも優しさなら、言わずに墓場まで持っていくのも優しさだと思うのだがどうだろう?
良心の呵責に耐え切れなくなるジュリアン・ムーアの心情や行動も、あそこまで行くと理解できなかった。だからいつも沈着冷静な警官はキャラ的に好感持てる。拳銃なくしてすごくあわてるけど、それも事件に悪用されるということより笑い者になるって気にするあたりが模範的過ぎなくてかえっていいかも。銃があふれてるアメリカでは警官の銃が事件に使われても大きな問題にはならないのかな。
愛し愛されたい感情をコントロールできない登場人物たちで、それが一番出ていたのは元・天才クイズ少年のウィリアム・H・メイシーとトム・クルーズだったと思う。その意味でトム・クルーズが助演男優賞候補に挙げられるのはおかしなことではないと思う。講演でのエキセントリックな演技が引き合いに出されるけど、ラストでの告白がすごく効いている。
食い足りなさがあるため星は★★★★。いろいろと思うところの多い映画でした。
toto(2000年2月28日)
こんばんは。
追加の感想、読ませていただきました。
うーん、そうか・・・と思いました。
そういう見方もあるなっと思いました。
そもそも人生って意味のあることばかりではないですし、 また人によってその意味も変わってくるわけで。
そう考えると本当に深い深い映画ですね。
自分で感じて、考えるという大切な本質を見失っていたような 気がしてきました。もう1度見るとまた違った見方が出来るかも しれません。
Panchanさんの追加があったお陰で何となくすっきりしました。
他の方の投稿も引き続き楽しみにしています。
toto(2000年2月28日)
toto@mc.mailbank.ne.jp
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Sumire/2808/
決して小難しい内容ではないと思うのですが結局何を伝えたいのかが自分にはわからないまま終わってしまいました。そんなわけでみなさんがこの映画を見てどう思っているのか非常に興味がありました。
この映画は見る人によって非常に好みが分かれる映画だと思います。
私はダグラス・タガミさんと同じく★★でした。
何度か繰り返された冒頭の偶然の一致の意味が結局本編では語られることなく終わってしまったような気がしましたし、パンちゃんさんのお気に入りのシーンである「出演者がバックの曲にあわせて歌い出すシーン」も始めは結構グッとくるものがあったのですが。。
まったく関係のないようで実は一つの線上に並んだ点だったというところは個人的には「パルプフィクション」のようなものを期待していたのですが少し違ってましたね。あのラストのカエルがいったい何を伝えたかったのか真剣に考えてしまいました。何かの象徴なんでしょうか?あれは笑えました。
逆にあのラストでなかったら採点はもっと悪かったかもしれないから不思議です。
トムクルーズも良かったですが、フィル役の人(パッチアダムスにも出てた人)も個人的にはとても印象に残りました。
パンちゃん(2000年2月28日追加)
totoさんの感想を読んで。
「偶然の一致」(あり得ないようなことが起きる)というのは、「事件」の側というよりも、人間の意識の問題じゃないかな?
「一致に意味はない」「単なる事故」と言ってもかまわないものを、人間はときとして「偶然の一致」という意識で結び付ける。
警官と若い女の出会いも「運命の出会い」と二人は感じるだろうけれど、それは二人が感じることであって、「運命」でもなんでもないとも言える。
色々な「事件」(できごと)は、繋がっているか繋がっていないか、それは見る人次第なのだと思う。つまり、繋げるものを自分で見出すか、見出さないか。そして、それを「運命」と感じるか、「無意味」と感じるか。
「カエル」は、無意味というものがあるとすれば、本当に無意味だと思う。
何も象徴していない。ただ空から降って来たカエル以外の何物でもないと思う。
現実のいたるところに無意味があって、その無意味を「偶然」、多くの人が同時に体験することもある。
この無意味の体験が、意味にならないものの体験が、人間のこころを浄化する。
どうでもいいことで人間は色々悩むけれど、そうした悩みの99%くらいを、無意味は一気に押し流してしまう。
で、カエルの雨が止んだ時、大雨が止んだあとの青空のように、心も晴れる。
本当に失ってはいけないこころの1%の部分が静かに手を繋ぎ始める。
そんな感じじゃないかな?
警官が恋がかなわぬホモの話を聞いてやり、泥棒があったけれどもなかったことにする、白紙に戻して許してやるシーンが生きているのは、カエルの大雨という無意味の力じゃないかな?
登場人物のみんなが、あのカエルの大雨という無意味をくぐりぬけ、他人を許し始める。
「偶然の一致」とは逆に、すべての人のなかにある「違い」というものを静かに受け止め、その「違う」ということこそが、ことばにならない「一致」だと気づく。
その一致は、愛すること、愛して欲しいと思うこと、愛したいのにうまく愛せない、という微妙なずれかもしれない。
そういうことを私は感じた。
パンちゃん(★★★★)(2月27日)
いくつも好きなシーンがあるが、一番好きなのは、出演者がバックの曲にあわせて歌い出すシーン。恋に悩む若い女が歌い始め、次々にシーンが変わって行き、瀕死の老人まで歌う。その瞬間、様々な登場人物の交錯した思いが一つになる。愛しているのにどうしていいかわからない。愛して欲しいのに、うまくその気持ちを伝えられない。自分の愛をどう伝えていいかわからない。切なさをどう伝えていいかわからない。でも、愛さずにはいられない。そんな感じがくっきり浮かび上がる。
もう一つはカエルが降ってくるシーン。なぜ、カエル? それはわからない。わからないけれど、唖然として、それに見とれてしまう。
カエルが降ることで、この映画はいったん中断する。しかし、その中断がとても気持ちがいい。今まで起きたこと(見て来たこと)の大部分が、カエルの衝撃で消えてしまう。大部分が消えるけれど、全部が消えるわけではない。何かが残っている。
その残っているものが、カエルの雨が上がったあと、静かに静かに蘇り、新しく始まる。
うーん、人生っていいなあ、と思う。生きているというのは、つらいけれど、甲斐のあるものだと思う。
*
『ブギー・ナイツ』もそうだったが、ポール・トーマス・アンダーソンの作る映画は、映像と音で書かれた小説だと思う。
多くの小説家はことばで小説を書くが、ポール・トーマス・アンダーソンは映像と音(音楽)で小説を書く。
小説、というのはストーリーではなく、実はストーリーを読ませるふりをして、人物の性格を描いている。人間の揺らぎを描いている。
「ストーリー」を追うと、この映画は何が何だかわからないし、出演者が一つの歌を繋いでゆくシーンなど無意味になってしまうが、ストーリーではなく、登場人物の性格(こころの動き)を描いているという視点から見ると、その一瞬というのは、とても興奮する。
すべての人間に共通する何か、性格の一要素がくっきりと見えてくる。一要素と言っても、一言で語ることのできるものではなく、とても複雑なものなのだが、その複雑さ、入り乱れ、様々な色をしながら、やはり一色なのだということを証明するのが、そのとき歌われる「歌」なのだ。
初めて聞く歌なのに、一緒に声を出して歌いたくなる気分だなあ。
*
興奮していて、文章が入り乱れるけれど……。
映像と音(音楽)で書かれた小説であるこの映画は、その文体に乱れがない。
登場人物に対する距離のムラがない。大げさな行動をするわけではないのに、ひとつひとつの行動にひきつけられてしまう。
演技であるはずなのに、演技ではなく、そこに生身の人間がいるという感じがする。
小説を読んでいて、あ、この感じ、これこそが私の言いたかったことだ、と思う瞬間があるが、この映画でもそういう感じに襲われる瞬間がある。
たとえば、警官と若い女とのデートシーン。(これも、とても好きなシーンだ。)そのどきどきした感じ。不安と喜びのなかで、人間がどんどん純粋になってゆき輝く瞬間。
恋するというのは、本当に、こういう気持ちだよなあ。
トム・クルーズが死んで行く父親に向かって、「憎んでいる」と語ることで愛を語るシーン。思わずもらい泣きしてしまいますねえ。とても愛している。愛して欲しかった。だから、憎んでいる、憎い思い出しかない、と語ることしかできない悲しみ。でも、そうしたことを語ることができる喜び。自分の思いを聞いてもらえる、今、最後の瞬間に聞いてもらえたという切なさ。
このシーンも非常に好きだなあ。
トム・クルーズという俳優を私は好きではなかったけれど、この瞬間だけは、トム・クルーズを見ている感じがしなかった。生きている人間そのものを見ている気持ちになった。
*
2000年が始まってまだ2か月だけれど……絶対、今年のベスト1。
この作品をしのぐ作品に出会えればそれはそれで最高だけれどね。
(『アメリカン・ビューティー』に、ちょっぴり期待している。)
ダグラス・タガミ(2000年2月26日)
パンちゃんの感想を読む前におくります。
と言っても、あまり内容については、書けないですが、 私には、あまり理解できなかった。最後の「はけ口」は、 なるほどと思いましたが、冒頭の偶然の一致の意味は、 わかりませんでした。「おれってあったまわるーい」って感じです。
それにしても、あのどしゃ降りは、すごいですね。
意味判らんけど。★★です。でも、おもしろかったです。
あの、死にそうな爺さんの若奥さんは、綺麗だったです。
音楽がよかったので、サントラを買います。
横浜は、ガラガラでした。