マイ・ハート、マイ・ラブ


監督 ウィラード・キャロル 出演 ナスターシャ・キンスキー、ショーン・コネリー、ジーナ・ローランズ、アンジェリナ・ジョリーほか

パンちゃん(★+★★★)(2000年5月28日)

ナスターシャ・キンスキー、ナスターシャ・キンスキー、ナスターシャ・キンスキー、ナスターシャ・キンスキー、ナスターシャ・キンスキー、ナスターシャ・キンスキー。
もっと出せ。
もっとナスターシャ・キンスキーが出ていたら、★10個つけてしまうだろうなあ。
★3個はもちろん世界一の美女に。
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ほかに付け加える感想があるかないか……。
これでカエルが降ったら、『マグノリア』そっくりか、というとそうでもない。
最後の、一番もりあがっていいはずのシーンが、とても拍子抜けする。
ばらばらの登場人物を結び付けるのに、実は家族でした、というのではねえ。
他人が出会い、変化して行くというのが「愛」の本質なのに、「愛」はここへ落ち着く、というのは何だかなあ。
いったい最初のモノローグ(途中でも繰り返される)はいったい何のため?
こけおどしの「哲学」?
嫌いだなあ。こういうの。
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あ、アンジェリーナ・ジョリーはとても輝いていた。
今が旬なのか。
よーく見ると美人じゃないのに、スクリーンではとても美人。
こういう変化って大好きだなあ。
私は、バーブラ・ストライザンドなんかも演技を見ていると、ああ、美しいと思ってしまうからなあ。
本物・ヘップバーンなんて、年取ってからのしわしわ顔だって、とても美しい。
人間の美しさって感情の動きなんだなあ。