ナッシング・トゥ・ルーズ

監督 スティーブ・オーデカーク 主演 ティム・ロビンス、マーティン・ローレンス
ダグラス タガミ(6月6日)
tagami@nick-net.co.jp
http://www2s.biglobe.ne.jp/~tagami
私も、観てました。星は★★★★です。
ストレスで、いらいらしている時に観てください。
見終わった時には、気分は多少、良くなってるはずです。
と、御託をならべるのは、内容をうまく書けないからです。
私が好きなのは、巡回するビルの警備員。
ホラ、見た人は、これだけで笑えるはずです。
ですから、知りたい方は、観てください。クックック(笑い声)。
キリヤマ(6月5日)
reiji_kiriyama@msn.com
 ティム・ロビンスが好きなので見に行きました。妻の浮気の現場を目撃してしまい、呆然自失となって車を走らせていたニックと、その車を強盗するはずが一緒にアリゾナまで運ばれてしまった不運な男テレンス。ニック役のティム・ロビンスが可笑しかったですねー。あんな大男なのに、ヤケクソになって車を暴走させても、ガソリンスタンドの店主に銃を突きつけて凄んでも(結局ちゃんと代金を払うんだけど)、殴り合いのケンカをしてても全然こわくない。ロサンジェルスの一流広告会社のエリート重役のはずが、行く先々でマヌケなことばかりやらかす。
 相棒?のテレンス役のマーティン・ローレンスはとにかく機関銃のようにしゃべりまくって、ティム・ロビンスとはおよそ対照的。でも下手をしたらただのお笑いや大騒ぎばかりになりそうな映画がちゃんと要所要所で引き締められるのは、この二人のコンビがなんとも絶妙だからなんですねぇ。(こんな月並みな言い方しか出来ないのがなんだかもどかしい。)
 「黒人と白人の二人組」が指名手配になるあたりはちょっと「あれ?」と思ったりしてしまうけど、面白いのでおすすめです。オープニングのアニメも楽しいです。クレジットの画面になっても席を立たないで最後まで見てね。
 というわけでパンちゃんこんにちは。Escキーで4回も書き込みを消してしまった挙げ句にやっとここまで来れました。「ナッシング・トゥ・ルーズ」(この題ももう少しなんとかならないかな)は、まだ採点をしている人がいなくて、見た人が少ないのかなと思ってあまり具体的に内容に触れないように書いたら、なんとなく中途半端になってしまいました。もしかしたら本土ではとうの昔に公開されてたなんて言われたらちょっとショックですね。ちなみに採点は★★★☆かな。私の場合で言うと「ザ・コミットメンツ」とか「ジンジャーとフレッド」みたいに、機会があれば何度でも見たい愛すべき小品(?)といった感じです。
 「ブラス!」については、「映画と製作者に対して失礼だ」というパンちゃんの意見にはもろ手を挙げて賛成なのですが、結局映画館が上映をやめて、不完全な映画を見せてお金を取るということをやめたことで、その後にそれ以上映画館を責める理由もないような気もして結局投書などはしないまま2週間過ぎました。その後に上映されている映画がああなので、バカバカしくなってもういいやぁという気になってしまったのも事実なんですが…。
 それではまた。
桐山倫子


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