ラン・ローラ・ラン


監督 ??? 出演 赤い髪+腰高の尻

もも(2001年1月11日)
http://www.wakwak.net/home/momokae/
走りまくってた。ただひたすら走る走る。目的のために、私も走り続けているのだろうか。いや、ちんたら歩きだな。休みながらだし、ゆっくりだし、後ろまで向くし。赤い髪にしたら情熱的になるかしら?(笑)  でもやっぱ大切なのはオトコを見る目だわ。私、あんなオトコとは一緒にいれないと思う。自分の身の始末は自分でしてくれ。彼女を犯罪にまきこむようなオトコなんて願い下げだわ。映画の内容よりも、そんなことが気になってた。 しかし、人生やりなおせたらっては思うけれど、あんなに大変なのを何回も繰り返したくはないなぁ。一発で決めて行きましょ。 <★★★>
パンちゃん(★★+★)(1999年10月24日)
「新人賞」という感じの映画。(最近、こういう印象の映画が多い。)
「才気」ということばはあまり好きではないが、その才気が勝ちすぎて、本当に必要な人間の描写が軽くなる。それが残念。
赤い髪を振り乱し、せっかく20分も走るのに、走り始めから最後の20分まで、体のなかで起きる変化(疲労感)とか精神の変化とかが映像になりえていない、と感じた。
熱気がありすぎて、おいおい、大丈夫か、といいたくなるような感じだが、それだけ、愛の強さを証明していることになるのだろうか。
ローラの父親くらいの年齢の私には、その疲れ知らずの熱気がちょっと苦しかった。
途中で挿入される変な部分は、しかし、とても面白かった。
ローラがすれ違った人物の将来の姿とか、ベルリン(?)のカラー舗装の幾何学模様の美しさ、とか。
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でも、まあ、ローラ役の女優さんの走るときの腕の振りはみごとだったなあ。力強くて、おおっ、このままシドニーオリンピックのマラソンゴールまで走り続けるんじゃないかと思った。上半身の走り方はとても美しかったなあ。
お尻が大きくて、しかもその位置が高いのも見ていて気持ちがよかった。いかにも疲れ知らずに走り続けるという感じがした。(前に書いていることと矛盾するかな?)
ただ、ももが太くて体型的には長距離を走るというより、短距離向きなのかなあ。
うーん、映画と関係ないかなあ。
しかし、こういう映画と関係ことを考えるのが映画を見ている楽しみ。
そういう楽しみを与えてくれた女優さんのために★を一つ追加した。