レッサー・エヴィル


タカキ(★★★★☆)(3月5日)
TakakiMu@ma2.justnet.ne.jp
心理サスペンス映画の傑作!『ユージュアル・サスペクツ』風のミステリーだけれど、これはかなり本気でオススメできます。
まだ観ていない方のためにも、ここではあまり内容について触れたくないのですが、正直な感想を少しだけ。
まず一つは、かなり真摯な姿勢で映画作りがなされているな、ということ。この監督はもと証券マンという経歴があるそうで、それが関係あるかどうかは別としてもでここまで実直に撮られた映画は近年そうそう観れるものではない。ちなみにこれは、低予算、無名俳優起用のインディペンデント映画だ。
それからもう一つはやはり、脚本の良さ。たんなる娯楽映画では終われない深い命題を持った素晴らしい脚本です。
とにかく、これは観ていただくしかない。満足度はかなり高いですよ。
ところで、話は変わりますが最近の映画パンフレットの料金、高いと思いませんか?せめて500円以下にしてほしい。この映画のパンフも凝っているのか手を抜いているのかよくわからない作りで800円取られました。リバイバル上映のものでは1000円とかざらにありますしね。高すぎ。
panchan world
Movie index(映画採点簿の採録)