シュリ


MT(2000年8月13日)
★★★です。
ビデオで見たんですが、結構良かったです。
あまり期待をしないで見たのが良かったのかも。
ただ、トトさんが書かれているように、展開が理解できない部分がありましたが、、、そんなのありなの??
最後は泣けました。
とみい(2000年3月31日)
tominco@pop11.odn.ne.jp
アクションとしては、そこそこ面白かった。
ただ、朝鮮半島の情勢を、ある程度把握しさえしていれば、話に新味はないし演出上においても、新しい発見が、何もないのも事実。
香港映画のほうが、相当工夫してると思う。
世間はちょっと持ち上げすぎなのでは。
星としては、★★★くらい。
竜崎麗香(★★☆)(2000年3月11日)
toshi.ow@jasmine.ocn.ne.jp
(相当ネタばれしてますので、ご注意お願いします)
うーん・・・・正直に告白しますと、「のれません」でした。終盤の サッカー場以降は感情移入できたんですが。「イ・バンヒ」が死んで からの流れは気に入りました。
もしも、ハン・ソッキュ演じる主人公の恋人が実は「イ・バンヒ」な のだ、と気づかずに見れたら最初から最後までハラハラどきどきで 見れたんでしょうか。カツラを取ったシーンで「あ、彼女がイ・バン ヒだったの!!??」初めて気づいた方の感想を聞いてみたい思いで す。
アクションシーンは日本のVシネマを連想してしまい(すみません(^_^;))、 また、多くの指摘どおり突っ込みがいのある強引な展開 も少しは気になりました。が、私は恋愛映画として見ていたので、 その点については引かずにすみました。
初めは、「おいおい、いくら何でも自分の恋人なんだから、気づく だろ?」と、頭の中が???だったんですが、考えてみれば「事実は 小説より奇なり」、ほんとにこんなことが自分の身に降りかかったら どうだろう、と、協力的(笑)に考えるようになってからは、最後 の「イ・バンヒとの対決→彼女の死→事情聴取→留守電とセーター →彼女の好きだった歌→エンディング・ソング」の流れでグッと来ま した。この最後の部分がなかったら★☆でした。
印象に残ったのが「箸の使い方が下手」というやつ。
「イ・バンヒ」が最初の頃でから揚げみたいなのを飛ばしてしまい ますよね。「それがなんじゃい?」と思っていたのが、最後のシーン で「お姉さんは箸の使い方が下手だった」というセリフに絡んでくる と分かってから、考えるものがありました。
北朝鮮での過酷な訓練シーンで、彼女はスプーンを使ってまるで 餌を食べるようにつましい食事を食べていたのを思い出したんです。
人生の主要な部分はそんな生活だったのに、南に潜入してからは、お 箸を使ったり、編物をして、愛する人と過ごせた。「あなたとの時間 が人生の全てだった」(といった感じ?)の留守電のセリフが心に 浸透してきました
トト(★★)(2000年2月22日)
totomail@mtb.biglobe.ne.jp
「シュリ」を見ました。
僕は、ある場面が気になって、どうしてもこの映画を評価できません。
それは、中盤の銃撃戦の最中に人質を取った後、入院しているはずの刑事が意味もなく、いきなり出現し、次のシーンでは駐車場で工作員に襲われ、その次のシーンでは主人公がイバンヒを尾行しているという、エド・ウッドもビックリの編集が登場する場面です。
僕は、これで一気に引いてしまい、物語に集中出来ませんでした。
一体、あれは何だったんだろう。
学生映画並みのヒドい編集ですよね。
皆、疑問に思わなかったんだろうか?
エイジ(★★)(2000年2月15日)
eiji@jf6.so-net.ne.jp
まず、韓国映画だから成立してます。
北朝鮮の工作員という設定が、新鮮でした。
これが、白人のスパイでは、おもしろくありません。
泣かせたい気もよくわかりますが、男のボクは、おお泣きできませんでした。
となりの女の子は、泣きまくってたけど。
工作員が養成されてくシーンがよかったな。
東洋人の不気味さがでてました。
でも、この監督、次のテーマはどうするんだろう?
パンちゃん(★★★★)(2000年2月13日)
南北挑戦の分断と恋愛がからむところがふしぎでしたねえ。『007』よりははるかに新鮮だった。
北朝鮮の工作員の訓練が実際にどんなものかわからないけれど、冒頭の訓練の様子がすさまじい。生き残った人間だけが工作員になれる、とはなんともすごい。
で、興味は、工作員のその後(つまりストーリー)よりも、それ以前に向いてしまうのだけれど……。
映画を見ていても、どうしてもこれから何が起きるかよりも、こうした考えにいたったのはなぜなのか、ということに関心がいってしまう。
そういう点から言えば、工作員同士の恋愛をもう少し丁寧に描いて欲しかったなあ。
主役の女がアル中(?)になる過程とかね。

斉藤則教(2000年2月4日)
s-nori@mtg.biglobe.ne.jp
金返せ
はっきりいって損をした。確かに期待が大きすぎたのかもしれないが。
まるで新派の悲恋物語で、南北分断という背景がなければとても観ていられない。
北朝鮮側の工作員の「俺たちの国では毎日飢えて死んでいるのに、ここではヘドを吐いていやがる」とう言葉がこの映画そのものを串刺ししているように思えたのは俺だけだろうか。
2月2日、映画感謝デー、料金千円也。上野の東急。満員、立ち見。
しーくん(★★★ OR ★★★★)(2000年1月26日)
kanpoh1@dus.sun-ip.or.jp
昨年から、この作品を非常に楽しみにしていたのですが・・・あまりにも期待が大きすぎたからでしょうか?・・私には今1歩でした。おそらく凄いアクションムービーを期待したからだと思います。しかし見終わってからインターネットで色々と検索していると、この作品の制作費はたったの3億円だったそうで、それを考えるとよくそれほどの低予算で出来ましたねぇと感心してしまいましたが・・・。最後に感動する(号泣する)という他のサイトを見ていたので、中盤あたりになると、ラストの展開が解ってしまい、このあたりは前知識を入れてしまった自分に反省・・・ただ、ラストよりも、私は北朝鮮テロのリーダー(?)の言葉(北朝鮮の情勢を語るシーン)の方が強く胸を締め付け心に残りました。主演のハン・ソッキュは昨年の『八月のクリスマス』ですっかりファンになってしまいましたが、今回も良かったですね。冒頭の北朝鮮のテロ養成風景が結構凄かっただけに、後のアクションシーンが、いわゆるハリウッドB級アクション映画そのものになっているところが、非常に惜しいところ。ハンディカメラを用いた演出の多用も気になりました。従ってアクション映画として見たなら星3つ、南北朝鮮の悲劇として見たなら星4つをつける次第です。まあでもお金を払って見に行く価値は充分あると思いますよ。ちなみに隣のオバさんは、号泣でした。あんなに声をあげて泣いている人を見たのは初めてだった・・・・・この号泣のほうに感動した(笑)。
こてか(★★★★)(2000年1月25日)
iwabchi@mars.ccn.ne.jp
初めの訓練のシーンが迫力満点で緊張感があった。ハン・ソッキョの演技に惚れた。
toto(私の採点★★★★☆)(2000年1月24日)
toto@mc.mailbank.ne.jp
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Sumire/2808/
これこそが本当に胸を打つ映画だと思いました。
韓国映画がこれほどまでに凄いエンタティンメント作品を作り出せるとは思いませんでした。
前評判を聞いてはいましたがラストでは本当に涙が溢れてきました。ストーリーは「二キータ」あたりをモチーフにしているのでしょうか。でもこちらの方がもっと心の奥底にグッときました。香港映画もそうですがいい意味でのパクリというか日本映画には真似の出来ない開き直りがオリジナルを超えたとんでもない傑作を生んでしまった好例ですね。
配役もとてもよかったと思います。これが知っている顔ぶれだったらまた印象が変わってしまったと思いますが。
水槽の前でキスをするシーンの美しさ、ラストで主人公がキッシンググラミーを大事に手渡す切なさ。
エンディングロールが流れても誰も席を立とうとしない光景がこの映画の素晴らしさを物語っていました。おすすめです。