13ウォリアーズ


ろれんぞ(2001年4月15日)
★★
・・・だけど、個人的に好き嫌いを問われれば、「好き」だとお答えいたしましょう。「七人の侍」リスペクト・・・とゆーか、もろ真似っこなとこも、まあ笑ってすましてやろうじゃありませんか。北欧神話愛好者としては、その世界観をかいま見せてくれただけでも嬉しいし。クライトンの原作「北人伝説」って、実は「ホビットの冒険」(もちろんトールキンの)をやりたかっただけかも・・・って気がしたな。
yasuo(★)(2000年3月11日)
y_koyam@d2.dion.ne.jp
やられました。全米で「シックス・センス」と同時期に公開されていたのに、なかなか来ないなあ、と待っていて、やっと来たと思ったらたった二週間で終わりの日程。
アントニオ・バンデラス主演で、ジョン・マクティアナン監督、マイケル・クライトン原作とくれば、いくら扱いが低くても、掘り出し物かも、と期待するじゃないですか。
魔物と13人の戦士の戦い、とくれば少なくとも「プレデター」くらいのキャラは出てくるかなあ、と期待に胸を膨らませていました。
以下ネタばれします。
ところが、バンデラスはらしくない詩人で、剣の達人でもなんでもない。しかも肝心の魔物は、といえば、結局クマの毛皮をかぶった原住民の集団。なんですか、これは。戦いのシーンも、美しくもない。とにかく敵が圧倒的に数が多い。13人の戦士も、とりわけ強くもなく、早々に減っていく。それをどうするのかと思えば、女王アリのような存在のボスを倒せば、戦意を喪失する、等と言ってあっさりと倒してしまう。でも敵はまた攻めてくる。勇敢に戦うリーダーの迫力で、結局引き上げていく。そして、バンデラスは詩を読む。
なんですか、この話は。泥だらけで剣を振り回し、矢が飛んでくるシーンしか印象に残りませんでした。
マクティアナン監督はどうなったんでしょうか。
映画の日にこの映画を観に来ているだけあって、まわりは映画好きが多く、不満の声を上げつつも、エンドロールの最後まで大勢残っていました。次回は、この期待を裏切ることのない映画をお願いしたいものです。