60セコンズ


監督 ??? 出演 ニコラス・ケージ、アンジェリーナ・ジョリー、ロバート・デュバル

裕也(2000年10月8日)
ストーリーは、例えるならばあと一本柱をとったら全壊してしまう廃ビル。兄弟愛も仲間同士の友情も警察の逮捕にかける情熱もみんな薄っぺら、ステレオタイプ。でも演技がクールというか、煩くないので、見ていて不快には感じなかった。車を盗むシーンは、何だかわけのわからない機材をいっぱい使うんだけど、全く説明のないまま進んでいくので、見てるこっちは関心しない。ただわけがわからないだけ。泥棒同士の連帯感も伝わってこなかったな。
唯一ハラハラドキドキしたのは、最後のカーチェイスか、あそこは、ユーモアに溢れていておもしろかったな。バックのまま高速移動したりね。まあ特別腹も立たないけど、ニトロ以外、印象に残らなかったので星2つ
荒喜(2000年10月1日)
う〜ん、はっきり言ってつまらなかったです。(★)
ヤバイやつだと言われていた悪役はあっさりやられるし、お前を逃がしたのは人生の汚点とか言ってた刑事はあっさり逮捕をやめちゃうし、車はすぐ集まっちゃうし、女とはすぐヨリが戻るし。何もかもに歯ごたえがない〜!!
伝説伝説って言うけど、すごさが感じられない。
誰も深刻な感じがしないから、こっちものれません。
アンジェリーナジョリーは奇麗だった。星一つ。
おさる(2000年9月22日)
安い。あまりに安すぎる。
しかしその割には出演者が熱い。熱すぎ。
でもそこが案外面白かったりして。
あんだけの話しを兄弟愛だけで押しまくるなんてやろうと思ってもなかなか出来んよなぁ。度胸あるね。
ニコラス・ケイジは相変わらずのハイテンション・大馬鹿演技だし。アンジェリーナ・ジョリーは訳わからんフェロモンまき散らしてるし。
全てが空回りしてるんだけどなかなか笑えたな。
これを観て腹が立つとゆー気持ちは良く解る。
でも私はなんか情けなくて笑えてきた…って感じでした。とほ。
パンちゃん(★)(2000年9月18日)
高級車を鮮やかな手さばきで次々盗み、それを警官が追いかけるという車とカーアクションの連続の映画と思っていましたが……。
ぜーんぜん、違っていましたねえ。
何だ、この兄弟愛は。兄弟愛に協力する窃盗団は。お前ら悪人だろう。悪人というのは、兄弟だって裏切って生き残る奴らのことだろう。せめて仲間割れぐらいしたらどうだ。客をばかにするなあああ。
「防犯」がらみのことがあるのかもしれないが、車窃盗のあれこれが全然でてこないのも、つまらない。
どんな手口で、何秒で……というところからスリルが生まれるんだろうが。
車の質感も全く伝わらないぞ。狙っている車のどこが魅力なんだ。ニコラス・ケージの簡単な台詞ですませるのではなく、ボディーのつややかさ、色っぽさ、走っているとき(運転しているとき)の恍惚感がないじゃないか。
カーチェイスなんか、完全に「TAXI2」に負けてましたねえ。