ソルジャー


ひさこ(6月19日)
h_ichiyama@level5.co.jp
老いぼれは、さっさと処分。
でも、捨てられた所で頑張ったりして、新たな自分で受け入れられてそれに周りが共感され、一件落着。
なんだかサラリーマンの悲哀を見ているようだなぁ〜。(笑)
ストーリーは、なぁ〜んにも考えなくてOK。
多分、「こうなるんだろうな。」って通りに進みます。
私の前に座っていた男性は、非常に座高位置が高いようで、スクリーンの半分が見えなかった。(笑)
それでも、十分に内容の分かる映画でした。
星は、1つ。ちゃんとスクリーンが見えてたら、2つかも。(笑)
パンちゃん(★★)(6月19日)
予告編を見たときは、赤ん坊のときに宇宙に捨てられ、それを恨んで兵士になるのだと思っていたけれど、違っていました。
ちゃんと訓練してから捨てられるんですねえ。
まあ、どっちにしろ、エリート教育で育成された相手と戦い勝ち残るという話ではあるんですが……。
こういう映画は見ていて何も考えなくていいのがいい。
ストーリーに裏切りはない。どんでん返しはない。
そして、台詞も少ないのがなんといっても最高。字幕を読む手間がはぶける。だいたい聞いていなくてもわかるから、とても楽。
でもねえ……こういう映画というのは、だからこそ俳優の肉体が勝負。カート・ラッセルの体はちょっと人間っぽすぎる。まあ、話が人間っぽいのだからそれでもいいのかもしれないけれど、並の人間を越える超人的な要素がないと、おいおい、本当に勝つのか、と心配になる。
これは作っている方でもそう感じてるんだろうなあ。
肉体の優越性ではなく、精神の完璧さで勝負するところが、なんとも言えない。
なんと、カート・ラッセルは涙を流せる人間の暖かさゆえに、最後は勝利してしまうのだ。
ああ、あほらしい。