ストーリー・オブ・ラブ


監督 ロブ・ライナー 出演 ブルース・ウィリス、ミシェル・ファイファー

竜崎麗香(★★)(2000年2月26日)
toshi.ow@jasmine.ocn.ne.jp
これは映画館じゃなくて、ビデオで十分だと思う。「恋人たちの予感」 などでは男女の痴話げんかも嫌味じゃなく見れたんですが、この映画で は、大声で怒鳴るブルース・ウィルスには嫌悪感を抱いてしまうほど でした。
確かに現実の夫婦の生活では、ああいう低レベルな喧嘩の応酬が多くて 奇麗事は言ってられないと思うのですが(私もトイレの使い方とか、 ゴミをちゃんと捨てて欲しいとか、細かいことでカリカリすることあ ります。あ、ミシェル・ファイファーと同じやな女ですか?(笑))、 卑近な内容をありきたりの結論で片付けてしまって、はっきり言って 映画化する必然性ってどこにあったんでしょうね。隣の夫婦の痴話げ んかを2時間も休憩なしで見せられて、1800円払ったことに納得 する人はいないと思います。
パンちゃん(★)(2000年2月17日)
ある新聞の映画評で、ハッピーエンディングではない、というようなことを読んだので、とても期待して見に行った。
恋愛し、結婚し、けんかを繰り返し、別れてしまう。子供はいるが「かすがい」にはならない。
うーん、リアルな夫婦の姿を描いた映画か……。
ばかやろう。
ハッピーエンディングじゃないか。
「子はかすがい」そのままじゃないか。
あの映画評を書いた人間は本当に映画を見たのか。
くだらない紋切り型のミシェル・ファイファーの泣き顔演技を見た後、このあと絶対破滅が来るぞ、と眠たいのを我慢して(途中は眠っちゃいましたけどね)、必死になって見たのに。
最後のシーンを眠って見過ごした愛人がうらやましい。
あのラストのばかばかしさを見ないですませたら、まあ睡眠不足の解消にはなる。
不眠症の人におすすめの映画。