スライディング・ドア

監督 ピーター・ホーウィット 主演 グウィネス・パルトロウ

kaeru(1月23日)
kaeru-n@msn.com
飛行機の中でみたもので、タイムラグがあってすみません。
グウィネス・パルトロウ、ちょっとハリウッド女優らしくなく、本当にどの洋服も似合っていてすてきでした。浮気者の恋人役の彼(名前どわすれ)は結構いろいろ映画に出ているようで、アニエシュカ・ホランドの「秘密の花園」でもちょっと出てきて気に入っていたのですが、今回もなさけない役が良かったです。もうひとりの新たな恋人役の人は知りあいに顔がそっくりで笑えたのですが、私にはモンティ・パイソンのギャグのおかしさがいまいちわからないのでした。で、★3つです。
パンちゃん(★)(11月13日)
これ、コメディーなんでしょうねえ。それもとてもしゃれた感じのコメディーなんでしょうねえ。まあ、やぼったくはないのですが……。
でも、私は全然笑えなかった。
なぜかなあ、というと、グウィネス・パルトロウ(覚えられない、チラシ見ながらやっと書いている)のせいだなあ。やせて痛々しい。宮沢りえ、か。コメディーにやせた体は似合わない。
やっぱりキャメロン・ディアスのように見るからに明るくてスマートだけれどぽちゃっとした感じじゃないとなあ。
イギリスの男優人は、こういった生臭いコメディーを明るく演じるのが得意みたいで、それは十分に楽しめるのに、そのおかしさがグウィイネス・パルトロウが出てくると、どうもうまく結晶化しない感じ。
あ、キャメロン・ディアスがでてきても、うまく結晶化しないか。
エマ・トンプソンなら、とてもおかしくなったかなあ、と思う。
イギリス映画はイギリス人じゃないとだめなのか……。
そん(10月28日)
グウィネス・パルトロウって確かにくせになる顔かもしれませんねえ。
「大いなる遺産」ではぴんとこなかったけど、これを観た後はふらふらとカルバン・クラインのショップに行ったり、「グウィネスみたいな皮のコートが欲しい」と口走ったりして周りにいやがられました。
ショート・ヘアのほうがいいですね。
話自体は、じゅんこさんがおっしゃるようにテーマが分からん。
「禍福はあざなえる縄のごとし」ていうことかしら。
でも、死んでしまうとは思わなかった。(あ、ネタばらしかな?)
これは無理があるよお。
ただ、観ていて気持ちの良い映画で、観ている間はつくりのヘンテコさは気になりませんでした。
グウィネスを見直した1本、ということでオッケーでしょう。
ジーン・トリプルホーンが素敵でした。
じゅんこ(★★)(8月20日)
junko003@eis.or.jp
あうっ私はこの映画より「大いなる胃酸」の支持です…グウィネスは好きなんだけど。途中でパターンが見えてしまうというか、だらだらしてきちゃって「でかい女だなあ(『セブン』の時はこんなにでかい女優だとは気が付かなんだ…)」とか今の洋服かわいかったなあ」とか、途中からそんなことばかり考えてた。グウィネスの衣装が全部カルバン・クラインで、ジーン・トリプルホーンのが全部ダナ・キャランなんだな、とか。どうやって終わるのかと思ったら結構むりやり終わってしまったし。アイデア先行で、どういうオチにしようとか考えてなかったんじゃないかなあ。ところでこの映画のテーマってなに?
で、聞くべきはグウィネスのわざとらしいほど立派なイギリス英語でしょうか。メリル・ストリープなみか?
sao(★★★★)(8月19日)
g5229145@eco.dokkyo.ac.jp
最近ひっぱりだこのグウィネス・パルトローが1人2役みたいなもので、もう画面に出ずっぱり。「セブン」の頃はきれいな人だなって思っていたけどこんなにも大物になるとは。それから「大いなる遺産」を観たけれど、その時はなんだか好きじゃなかった。ということで、この映画に関しては期待してなかった…はずなのに、エンド・ロールが流れはじめた時に「え、もう終わり?もっと観ていたいのに…。」という気持ちが湧いてきました。(私だけかも知れないけど)彼女ってなんだかクセになる顔つきだなんだと思う。この心境に合う言葉が見つからない。顔だけじゃなくてスタイルも完璧。言うことなし!ですね。ダグラス・タガミさんの投稿読みました。好きではないですか?私はこの映画を観て「普通じゃない」のキャメロン・ディアズと同じくらい好きになってしまいましたよ。
内容に関しては、多少中だるみがあったものの結構楽しめます。2つの全く違う人生が同時進行していくという異色もの。髪の短いグウィネスと髪の長いグウィネス。これは画面が次々と切り替わるのでわかりやすくしたのでしょうね。これだけ違う道を歩いている2つの物語がどう1つになっていくのか最後までわからない。これがいい!最後が見えてる映画っていまいち楽しめないじゃないですか。ハリウッドの映画かと思いきやイギリス映画と知ってなんだかうれしい。ポップな色使いもなかなかおしゃれ。私はブルーのTシャツやブルーの壁がとても印象に残っています。グウィネスはこれからも作品が目白押しのようなのでとっても楽しみ。採点も甘くなってしまいました。