TAXi


監督 ジェラール・ピレス 主演 マリオン・コティヤール、マニュエラ・グラリー、エマ・シューベルイ、ベルナール・フルシー

せんこ(9月9日)
yhiraoka@odp.co.jp
予告で見た限りではスピード感がありそうだったのに、実際はもっさりしていた。
でも、ハリウッドの超高速が食傷気味なところもあるので、逆に好感度がアップしたりして。
あと、私は基本的に短い映画が好きなのでそこも気に入ってます。
不必要に長い映画は好きくない。
女優さんたちはすごくプロポーションがよくてほれぼれしちゃいました。
次の日「タイタニック」を見たけど、ローズのウエストのなさにおののいてしまった。
見る価値はあると思うので、★★★★。
パンちゃん(★★★★)(9月5日)
久々のフランス映画らしいフランス映画。
どこがって、ほら、登場人物がみんなわがままなところが。組織とか権力なんか大嫌い。自分は自分の方法でやる、やりとおす。この心意気、気持ちがいいねえ。
権力(警察機構)のなかにいても、組織とは関係なく自己主張のために行動する。自分の方法をつらぬく。いいなあ、こういうのって。
いろいろ失敗はあったって、(フランス人は、みんなドジだからねえ)その人の責任。それでいいじゃないか、とみんな思ってるんだろうなあ。
こういう国では「主義」のために国家的な不正がおこなわれる、ということはないなあ。
で、最後には結局、個人の知恵と工夫が勝利する、というのも楽しいじゃないか。フランスっていうのは、本当に個人主義の国だなあ。
カーチェイスはアメリカ映画に比べるとちょっとトロイ感じがするが、そこがまた味がある。SFXなし、というのもいいなあ。人間の体臭がするアクション、という感じ。
フランス人は、チーズのように臭い----そして、それがチーズのようにおいしい。
ハリウッドに負けるな!!!
みさき(★★★)(8月30日)
misaki@ceres.dti.ne.jp
http://www.ceres.dti.ne.jp/~misaki
知ってる俳優さんが一人も出ていなくて、でもテンポがあって、げらげら笑えて、くっだらなさそのものを楽しいと思いながら見ました。ここでドジを踏むなって場所でその通りになる。
ほんとは、名古屋まで出たものの時間はそんなにないし、1:30ですむから、これに決めたって感じで映画館に入ったんですが。
お客はそこそこ入ってました。監督人気でしょう。
なんか、フランス語の映画は久しぶりでした。
今日8月29日のNHKで夜8:00から自動車の特集やってましたが、この映画のサントラを使ってました。