トイ・ストーリー2


監督 ジョン・ラセター 出演 ウッディ(トム・ハンクス)、バズ(ティム・アレン)

colles(2000年4月3日)
colles@sam.hi-ho.ne.jp
http://www.sam.hi-ho.ne.jp/colles/
☆☆☆☆☆
トイストーリが封ぎられたときは、 コマーシャルでながされた路上の追跡シーンが、 なんかつくりものっぽくて、みにいかなかったんですね。
ところが、先日、テレビで放映されたトイストーリをみたら、 たしかに、背景と人物とのあいだの剥離したような雰囲気は 気になったけれども、とにかく面白かった。
ストーリも設定も単純なのに、こんなにも単純なのに おもしろいものが作れるということが、すごく、うれしかつた。
そうした余韻のなか、マリオンでトイストーリ2をみた。
そしたらプレミアとしてみせてくれた映像からして、 とてもおもしろくて、単純におもしろくて、形容する言葉が みつからない。
本編の最初のつかみの部分にしても、 最初からここまでやるかっていうかんじ。
トイストーリを見た人が、今回は、このくらいかなと、 思っているその予想をはるかに上回るものを見せてくれる。
ストーリは例によって単純だが、でもポイントをついている。
必要十分に面白い、スリリングで、かつ、情緒的で。
注意すべきは、トイストーリからネタを引っ張っている部分が たくさんあるということ。
トイストーリみないでいったら、ちょっとそんしちゃう。 反対に、トイストーリ見てからいけば、もう、すごく 満足できるはず。
(そのおかげで、トイストーリのビデオは、ずっと貸し出し中らしい)
私がみたのは字幕版だったけれども、最後のNG集だけは、 日本語吹き替えだった。
このとき、声がかわったことに対して、 全然違和感がなかったのは、なんか不思議だった。
とにかく幸せな映画だった。
toto(2000年3月26日)
totoworld@yahoo.co.jp
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Sumire/2808/
私の採点★★★★☆
みなさん、既にコメントされているように最高でした。
本当に最高でした。こんなに素直に楽しめたのは久しぶりです。
アニメ、CG、そんなのどうでもいいです。
とにかく一本の映画として見に行ってください。
今のところは今年のベスト1です。
竜崎麗香(★★★★)(2000年3月22日)
toshi.ow@jasmine.ocn.ne.jp
今年見た映画の中ではダントツ1番です。
ディズニー・アニメ、しかもCG自体、あまり好きではないので今まで敬遠してたんですが、予告で見たときに余りにもおもしろかったんで、見に行きました。
結果は、大満足です。心配していたCGも、すごい技術で、全然違和感がなく、更にストーリーも素直に楽しめる上に、自分の身に置き換えて考えさせられることが多く、大人こそ一粒で2度楽しめる映画なのかも、と感心。
ただ、自分自身の難を言えば、「トイ・ストーリー1」を予習してなかったので、もしも見てから行っていれば更にのめり込めたのかな、と後悔。
そして、私の住んでいる地域では吹き替え版しかなかったのですが、予告で見た字幕版の方がおもしろかった気がしたので、それがちょっと残念。
最初の方から結構涙腺が緩んでたのですが、飛行機を追いかけるシーンに来たら、とうとう涙が滝のように流れてきてしまい・・・・。
笑いあり、感動ありで幸せな気分で映画館を後にすることが出来ました。
パンちゃん(★★★★)(2000年3月19日)
「トイ・ストーリー」の方は予告編しか知らない。初の3Dアニメということだったのだが、映像がのっぺりしていて、なおかつ網膜に直接はりついてくるような印象があって見なかった。
今回見た「2」の方はアニメ技術として格段に進歩しているのではないだろうか。映像にごり押ししてくるような印象がない。とても見やすい。
映画としても、登場人物(?)の一人一人のキャラクターが生き生きしていて楽しい。
単に笑わせるだけではなく、人生の奥深さ(挫折とかわがままさとか、といった「負」の部分)も自然な形で描いているので、おもちゃを見ているというより、人間を見ている気持ちになる。
ラストの方で少年の成長を、おもちゃの修理を自分でするという形でさりげなく描いている点、そしてその成長を、少しいびつになったおもちゃが喜んで受け入れている点も泣かせますねえ……。
クレジットでの「NGシーン」(???)にも、映画に対する愛情を感じ、うなってしまう。
あ、そういえば、本編が始まる前にあったピクサーのライトのアニメも楽しかった。
JO(★★★★★)(2000年3月14日)
別にアニメが特に好きなわけではないのですが、と始めに断っておきますが。
アイアン・ジャイアントと同様、これを見逃すのは罪に等しい! ベタ誉めですね、 傑作です。 
子供向けと言ってハナから馬鹿にする人は見なくて結構。
家に戻りすぐに前作を見たのだが、今作はアニメーションが遥かにダイナミックに なっている事に気付かされる。
冒頭、バズがゲームのボスへ向かう時の足音が‘2001年宇宙の旅’を奏でている なんて、子供が気付くかな? 
愛される事や孤独感、忘れないで、と言ったメッセージも、娯楽の邪魔にならない程 度にだが、しっかりと伝わってくる。
本当に、大画面で見るべき優れた作品。