あれから○年・・・。
フェデックスの社員として再び世界を駆け巡るチャック（トム・ハンクス）がまたもや遭難の末、未知の世界へと挑む！！
しかも今回は遭難に遭う人数が一気に増えて14人！！
まず冒頭にて、無人島に辿り着いた彼らは七人ずつの二グループに分けられ、それぞれのチームに「オガコー」・「クーチャ」と名付けられます。
そこで彼らは時に御互いを牽制し、時に一部で「同盟」を組みながら厳しいサバイバル生活を繰り広げて行く事になります。
時折参加者の一人が画面に向かって「独白風」に述べるコメントが、彼らの心理状態を如実に現しています。
例えば
「チャックが同盟を組んでいるのは確実ね。だってこれはゲームなんですから！！！」
などと思い入れたっぷりに語るシーンは実に秀逸な出来栄えです。
さて彼らは三日に一度行われるゲーム、「投票免除チャレンジ」に全精力を傾ける事になります。
何故ならこのゲームに勝利を収めたチームは、チームメンバー同士の投票による「追放」を免除する権利が与えられるからです。
この「投票」の際に司会者が述べる
「一度表決に達したら、決定は覆りません。追放者は速やかにこの場から立ち去ってください」
と言うシビアなセリフが映画全体の緊張感を高めます。
そして一番の見所は、勝利チームに与えられる投票免除の証である「守り神の像」が実は「ウィルソン」である事。
もはやチームリーダーの風格さえ漂わせるチャックが
「ウィルソン！！こんな所で遭えるなんて！！もう二度と離さないよ！！ああ・・ウィルソン・・・」
と涙ながらに抱きしめるシーンは感涙に咽ぶ事請け合いです。
果たして参加者の思惑と疑念がひしめき合い、次々と「追放者」が島を去り行く中、最後の一人となり、栄えある「サバイバー」の栄冠を手にし、賞金１００万ドルと最新形RV車をその手中に収めるのはいったい誰なのか！！
乞うご期待！！
（・・・って元ネタ解る人、いるのかな？）