ロード・オブ・ザ・リング


監督 ピーター・ジャクソン 出演 イライジャ・ウッド、イアン・マッケラン、リヴ・タイラー

とみい(2002年8月16日)

この手のファンタジーの本家本元といえるものだから、 定番として安心しては観ていられる。
でも、原作読んでいないのに、展開がほとんど想像できてしまうのは、 困ったもんである(映像的にも特に、新鮮だと思ったとこはなし)。
3部作全部観ないと最終評価は下せないだろうけど、 それほど退屈せず、とりあえず次も観たいとは思ったので、★★★。
はむ(2002年7月8日)
 どうやら意見が2つに分かれますねえ。どんな映画も同じかな?
 僕は ★★★ くらいですかねえ。つまらなくもなく楽しくもなく。僕にはハリポタよりしたですが。ゥイ氈「修譴聾獣奮「力辰任后B格圓呂發舛蹐鷙圓C泙垢氈イ靄榲「砲海ΔいΔヘ辰蝋イC覆里如⊆_鵑砲牢タ圓靴討泙后」\r\n 今回つまらなかった理由としては、ストーリー設定、人物設定、世界観設定に時間をかけすぎていて展開が遅いからです。こういう話だったらもっとめくるめく展開がないとおいらはつまんないなって。だからそういう点では次回に期待してます。
 もうひとつはどなたかも言ってたけど感情移入できるキャラがいないことかな。魅力的なのがいないんだよねえ。まあ、それでも次回はきっと観にいくのですがゥァ」
パンちゃん
文字化けがありますが、そのまま掲載しました。
半角・全角文字が混合すると文字化けする可能性が大きいので、投稿のときは全角文字を使用してください。
TAKO’S(2002年3月26日)
★★★と1/2。
「剣と魔法の世界」がキライだ。そこらにはびこる「呪文となえるだけの裏付けのない戦い」が大嫌いだ。
で、その「剣と魔法の世界」の元祖が映画になったという。元祖もそんな話なのかと思って映画館に言ったら、結構まともでちょっとびっくり。裏付けこそ不十分だけど、あまり楽な魔法の使い方はしていなかった。指輪も現時点では適度な加減でしか機能してないし、他がデッドコピーなのか??
さすが元祖というだけあって、話は王道、「そりゃスターウォーズか?」「ドラクエかよ!」ってシーン続発だけどこっちが元祖だからみなホメ言葉になってしまうのだな(笑)
人間描写は人の弱みを持たない人外ばかりらしいし、今のとこエルフに感情移入なんてできそうもない...ってやっぱり尺が足りないだけ?これは。
やはり2時間過ぎると苦痛になって、魔女の話なぞ「そんなアイテム渡す程度ならエルフの谷とまとめてしまえ!」とか「裏切りそうなイイ顔のヤツを配役してるのにそんなにクドクド伏線張るシーン必要無し!」とか思ったり。
原作が長編らしいから、これが原作を壊さない限界の圧縮なのかもしれないけど、それだと「長編小説を移植するメディアとしては映画よりもゲームのほうがやはり上!」って感じもしたり。まあ現実そうなんだろうけど...
そもそも、この映画自体が「くっきりイベントを並べる」RPGゲームの手法を使って構成されてる気もしないでない。とてその手法すらこれが元祖な気もするのが恐ろしい。
戦闘は「多人数に?」よりも(逃げるのメインで、密室戦闘で、ホビット奪取が相手の第一目標ってのでなんとか無理に納得出来るけど)、強さのバランスが判らないのがイマイチ。馬に乗ってる黒いヤツらが見た目のワリにどんどん貧弱に見えてきて(笑)
苦痛になって少ししてから流れの速いイベントが展開するのでなんとか長さに耐えられた。ゲームでいう「パーティ分離イベント」で終わるのはそれも元祖で王道か。視覚情報も「元祖で王道」が多く、ゲーム好きやマンガ好きのほうが観やすい映画には違いない。
1作としての評価なら上記の星の数程度。続編を全部見たら点数は上がるかも、次も観たい度は高いし。ちなみにそこらで酷評されている字幕版を見ての感想です。
佐藤 基(★★★★)(2002年3月26日)
トールキンの原作は未読。でもRPGが好きなので、すんなりと楽しめた。人間(剣の達人)、エルフ(弓の名手)、ドゥワーフ(斧の使い手)、魔法使いとお約束のパーティー。しかし、主人公のフロドは経験値も攻撃力も低そうだし、回りの勇者たちに守られながら旅を続けなければならない。それなりに武器は所持しているものの、モンスターの前には焼け石に水。だがそれがかえって他のキャラが魅力的に写る。ニュージーランドでロケらしいが、風景の美しさにも堪能出来た。(勿論、マットペインティングやCGもあるのだろが) でも原作ファンからは、戸田奈津子さんの字幕には不満の声があるらしい。言われてみれば「毒ガス」なんて変かもね。分かりやすくしたんだろうけど。
ひとつだけ個人的にツッコみたいのが、最後までイライジャ・ウッドがこびと(ホビット)に見えなかった事。撮影でそうゆう風に見せているのだろうが、頭の中でそう理解するのに時間がかかった。(笑)
Colles(2002年3月17日)
星マイナス百個をつけてしまったわたくしですが、これはこれで面白いという話を聞くと、原作のファンの人がそういうのも、わかるゆようなきがします。 パンちゃんが指摘していることなど、とてもきになりますが、そうしたことが主題なのではなくて、いろいろと、十分に記述とれていないことが別にあるのですね。
私も原作のファンなら、とてもよろこんだかもしれない。
でも、指輪物語をよんでいる人が、日本にとてつもなく大勢いるともおもえず、ハリーちゃんの余韻のなかで、なんとなく映画館に足をはこんでいる人が多いような・・・。
私は根が単純なので、指輪ならワーグナーのほうがすきです。
GO(2002年3月17日)
だいぶねじまがった神経の持ち主じゃないかね。
非常によくできた娯楽巨編だと思う。
あれだけの原作を破綻させないで、ちゃんと映画的緊張感をそこなわずに、退屈しない3時間にまとめあげるというだけで、素直に脱帽。
JUMA(2002年3月17日)
http://homepage2.nifty.com/juma/
評価★★★★
面白かった。フロドと共に黒の乗り手から逃げ惑い、ボロミアの葛藤と運命に涙しました。カザド・ドゥムの宮殿の壮麗さに感嘆し、オークのおぞましさを実感しました。
ホビットたちの大事な故郷ホビット庄を美しく丁寧に描いてくれたことに感謝します。
時間や距離感の表現に不満はありますし、今後のアルウェン姫に関する脚色に不安はありますが、観る前に比べて第二部、第三部への期待値は跳ね上がりました。
原作を知っていた方が話に入り込みやすいのは確かです。でもそれはこの映画が描くべきことを描いていないのではなく、駆け足の展開のため観客が話の筋を一生懸命追いかけているうちに他のことを見落としがちになるからではないかと思います。(選ばれた勇者が力任せの真っ向勝負で悪者を退治する話と思っていると裏切られっぱなしですし)
原作抜きに読み取れる人物描写、旅の目的、指輪の力など具体的なことは拙サイトの感想ページに載せました。興味がある方はご覧ください。
http://homepage2.nifty.com/juma/lotr/movie1.htm
とにかくたくさんの手がかりが台詞や行動や情景に詰め込まれています。読まずに観るなら、重要な台詞の省略が少なく、余裕を持って描写に目を向けることができる吹き替え版がおすすめです。
竜崎麗香(2002年3月15日)
★☆
この映画を見ながら、なぜこんなにつまらないのかずーっと考えつづけてしまいました。同じようなジャンルの映画で、私が最初から最後までハラハラドキドキし通して、大満足だったのはいつが最後だったかな・・・と。それはあの角川映画「里見八犬伝」でした(笑)。その当時子供だったからなのか?とも思ったのですが、今見ても、しかも何度見ても「里見八犬伝」は楽しめるしなー。どこがこの映画と違うんだろう。
「すごいかすごくないか」と聞かれたら、「すごい」と答えざるをえないんですが、「面白いかおもしろくないか」「好きか嫌いか」と聞かれたら、「面白くない」「嫌い」なんですよねぇ。
「ロード・オブ・ザ・リング」の(私にとっての)致命傷は、「登場人物が全然魅力的じゃないこと」なんです。誰にも感情移入できない。ついつい引いて見ちゃう。のめり込めないんですよね。それからテーマが明確に伝わってこない。別にそんなに理屈っぽい目でいつも鑑賞してるわけじゃないんですが、いかんせんストーリーにのめりこめないだけに、そういった余計なことまで考えちゃって(笑)。この第一部は「友情」がテーマのようですが、全然伝わってきませんでした。
中途半端な終わり方をされたせいでカタルシスもはかれなかったし、結末がどうなるか一応見届けたいという思いもあるし、結局第二作、第三作を見に行くことになるのかなぁ。
Colles(2002年3月12日)
評価する値なし・・。
あえてつけるなら、星マイナス百個。
この映画、画面がとても小さくみえる、広い世界観がみえない。
せっかくのファンタジーが、なんだか小さい。
アクションシーンのカメラワークがあんまりにもへんだから、なにがなんだかわからない。
いろんな言葉がでてくるが、その定義が、ストーリのなかでなされないから、おもしろくない。
言葉の響きから、むむ、おそろしい怪物みたいだ、とか、察知してほしいとでもいうのかな。
この映画に比べたら、星を一つしかあげなかった、ハリーちゃんのほうが、全然よかった。
さっさっと興行をおしまいにして、他の映画のために、映画館をあけてあげてください。
優吾(2002年3月10日)
こういう御伽噺的なものは苦手な方なのですが、全然楽しめました。原作の大ファンの友人と見に行ったのですが、、、、友人は2回目、、、、、彼が言うにはイメージは損なわれているどころかその通りだし、キャストには文句無しどころか素晴らしい、前半後半と省きがやや多いものの、概ね大満足だのような事を言っていたので、原作愛好者をもうならす完成度のようです。感じたことは、この映画はスターウォーズの新3部作と同じで、ファンによるファンの為の映画なのだなという事です。私たちの間でいう身内ネタのようなもので、知っている人が楽しめればそれで良いといったコンセプトの元に成り立っている作品。それでも私が楽しめたのは、何より自分が熱狂的なテレビゲーム世代、ロールプレイングゲーム世代だから。ストーリーはもちろん、衣服、風景、セリフ、人物、何から何までRPG、しかも超上質。後で調べて\r\nみたらやはり、ド○ゴンクエ○トシリーズの制作チームは影響を受けているようで、なるほどなと納得しました。好きなシーンは、9人の旅の仲間が決まった所。いかにもだなという展開で興奮しました。この、いかにも、つまり王道、という要素こそこの映画の醍醐味だと思います。フォーマットをくつがえす事が命題のような映画が多いせいか、この、いかにも、は逆に痛感でかなりシビれました。先ほどに述べたシーンで、金髪ハンサムのレゴラス君が、僕は弓で戦う!とか言いますが、背中に弓と大量の矢をしょっているのにそう明言する所とか、本当にいかにもで良かったです。指輪物語こそ、いかにも、の原点なのだから当然と言えば当然なのですが。あと、感慨深かったのが、豪腕剣士のボロミアが死んでいくシーン。仲間であるアラゴルンに対し、心残りだ、と述べて逝く。死ぬ際に心残りだ、と残して死んで行くのはよくあるようで稀なケースだと思う。普通ならここで看取っている者に希望を託すところであるが、ボロミアは本当に心残りであったのだろう。印象的なシーンでした。星は4.5です。
しーくん(★★★)(2002年3月7日)
もう一度鑑賞してきました。どうして行ったのかと言うと、やっぱりこの作品は評価が全体的に高いからだ。私は何かを見逃したのだろうか?そういえば過去に1回目と2回目では評価が全く違った作品があった・・・「フォレスト・ガンプ」だ。まあそういう事もあったのでもう一度劇場に足を運びました。公開初日なのに、意外と空いているのにはビックリした。(地元奈良で鑑賞)大阪では大入りなんだろうか?で、結果はというと・・・・うーーーーんやっぱり、評価は変わらんなあ・・・(悲)
改めて観ると、撮影がヘタクソ!と書いてしまったが、これはどうやって撮影したんだろう?というシーンもいくつかはあり、それはそれで見直したんですが・・・。でも私にはスローモーションはどうも合わないなあ・・。そりゃあ必要なシーンだって当然あるわけだけど、この作品では不必要な方が多いと思いますね。で、前にも書いたけれど、やっぱりどこがどう見せ場なのかがさっぱり解らなかった・・・。私には最初から最後までメトロノームの間隔がまったく変わらないような気がして・・・・。それと私が勝手に想像してしてしまったのが悪いのかもしれないけど、この作品は主人公の少年の“成長”物語だと思っていた。けど、この第1部を観る限りではそれを感じませんでしたね。まあ第2部以降でそうなるのかもしれないけど・・・。それに、この指輪の神秘性というか魔力というか、その辺が全く感じないのも私が物語りに入って行けなかった理由の一つでもあるし、どうしてフロドが指輪を?・・・・という疑問もあるんですよね。あと、戦闘シーンのことばかり書いて悪いけれど、魔法使いの爺同士の戦い、アルマゲねえちゃんがあっさりと敵を倒してしまうところ、そして、一番盛り上がらなくてはいけないクライマックスが弱すぎるような気がする。うーーん、困った困った・・・誰か助けて・・・そりゃ映画の評価なんて人それぞれだけど、色んなサイトや雑誌を見ても大半が好評価になっているので、なんか自分だけ“蚊帳の外状態”になった気がして・・・・。
パンちゃん(★)(2002年3月5日)
長い。ともかく長い。終わらないのじゃないかと思う。そして・・・終わらなかった。(笑い)
なぜ長いかというと、ひたすらストーリーを説明するからだねえ。
そして人間描写がぜんぜんない。
それにねえ、こども(?)4人に5人のつわもの(?)だけで、どうやって戦う?
冗談はよしてくださいよ。いくら映画だからといって、5人でどうして勝てる? ほら、「七人の侍」なんていう映画は侍は7人だけれど、あとは大人がたくさんいるし、だいたい、そういうときは攻めていかない。自分のなじんだ「場」に敵を引き込み、自分の「場」で勝負する。
「ホーム・アローン」だってそうでしょ?
しーくん(★★★)(2002年2月28日)
物凄く期待して先行に行ったのですが・・。うーーーん・・・まあつまらなくは無いにしても、凄く面白かったとは決して言えない・・・というのが正直な感想。まず出鼻をくじかれたのが、観客の少なさ!!。あまり上映時間の情報が伝わっていなかったのか、奈良という地域的問題からなのか(笑)私の観た回は多く見積もっても3割程度。絶対に満席になると思ってたので、先週のチケット発売初日にわざわざ足を運んだのに・・・。まあその分、ゆったりと座って観る事が出来たのだけど・・・。そしてもうひとつ、ありゃ?と思ったのが『ハムナプトラ2』と良く似た映像が冒頭で映し出されたことだ。うーーこれはやばいかも・・と思っていたら、予想は大当たり・・・。私にはごくごく平凡な作品に思えました・・・。だいたい"アカデミー賞最有力"という宣伝の仕方からして、ひょっとしたら?とは思っていたんだけどね・・・。とにかく言えることは、どこが見せ場(全編が見せ場という意見もあるが、それならどこが特に見せ場?)なのか全く解らない。このジャンルの作品は私がもっとも好きなはずなのに、全くワクワクしてこない・・・ハラハラドキドキというシーンも無い・・・。だいたい戦闘シーンからしてジョン・ウーばりのスローの多用も気になるし、いずれにせよどこかの作品で観たようなシーンばかりだというのがいただけないんですよね。どうしたら迫力の有る映像になるだろう?。ローアングルから撮ってみようか?。少しカメラを引いて撮影して見ようか・・・それともドアップで撮ってみたらどうかな?主人公の目線で撮ったらいかがなものか?一回真上から撮ってみよう・・。ここはやっぱりスローにすべきではないな・・・・とか色々試行錯誤しないものなのかなぁ?。まあ戦闘シーンばかりが映画の見所ではないけれど、こういったシーンが・・・はっきり書いてやろう!ヘタクソ!!なので、私はこの作品にのめりこんでいけなかった・・・・。エンドクレジットでせっかくエンヤの美しい歌声が流れているのに、ほとんどの人が帰っていったなあ・・・まあでもよく聞いているとどこかで聴いたようなメロディーだよね(アカデミー賞はおそらくとるだろうけど・・ファンの方ごめんなさいね)。あ、そうそうキャラクターの名前忘れちゃったけど、白髪の弓を使う人カッコイイです。男の私でさえホレボレしてしまう・・・。だから女性の方は彼を見るだけでも劇場に足を運ぶ価値はあると思いますよ(笑)。その点女性はというと・・・アルマゲねえちゃんごときではねぇ・・・。彼女確かに顔は美しいが、演技がねえ・・・日本で言うと上原多香子みたいなもんか?(あっ、リブと多香子ファンを敵に回してしまったぞ!(笑))。後もう1人はリリィ(ていっても若い人にはわからないだろう)の若い頃によく似とるし・・・。そういえば「グーニーズ」のショーン・スティンが出演してますね。懐かしいなあ・・・。彼かなり豚ってしまったので、面影があまりないなあ・・・ついでにとはいってはなんだが「グーニーズ」の方がはるかにこの作品よりも面白かったと思う。ということで、公開前なのでネタバレはしなかったつもりです。まあでもこの作品の評価はかなり高いですねえ。私も完全に否定では無いけれど、もうひとつだったという感想はほんの一握りだ。だから皆さん安心してこの作品を観に行ってくださいね。私も何やかや言いながらSWよりかは、はるかに続きが観たいですから・・・・。


あなたの採点を教えて下さい。★5個が最高。3個普通。1個金返せを基準にお願いします。
あなたのお名前をどうぞ(省略不可)

あなたのE-mailアドレスをどうぞ(省略不可)

あなたのURLをどうぞ(省略可)

映画のタイトルをどうぞ(省略不可)

メッセージをどうぞ(省略不可)

内容を確認して、よろしければ送信をクリックしてください。




パンちゃんとビジターの採点簿 目次
フロントページ