マトリックス・リボルーションズ



りょうこ(2004年1月8日)

2作見たから3作目も・・とみました。
なんだかなぁ・・・やりすぎと言うか、作った人が酔ってるというか。
そりゃすごいさ映像は。迫力も認めます。
でもねぇ・・・なんか薄いんだよなぁ・・・結論が。
1作目から通して話の規模はとても大きい。その分結論に期待がかかる。
でも愛・・・愛・・・ねぇ。
機械を説得(?)するところに愛でも感じて欲しいのでしょうか?
・・・わからん。
見終わった感想は”壮大だったね、背景が”というくらいで何も残らない。
★は1つです。
みいみい(2003年11月24日)
ザブングルのウオーカーギャリアを実写にしたらこんななのかなぁ。
いきなり昔みたアニメのたとえですみません。
新しい映画なので、ストーリーにはふれませんが、面白くないかどうかというと、面白かったです。
ドックでの戦闘シーンは、すごいものを見せられているなぁとただただ圧倒です。思えばマトリックス1作目で、カンフー+ワイヤーアクション+CGの特殊効果の組み合わせによる格闘シーンと、機械による人間電池工場のシーンのギャップに違和感はありました。機械のCGシーンがすごい画面を作っているのに、演出がおさえ気味というか、そんな感じがしていました。
人の格闘シーンは2作目で更に進化してハラハラ感も増しましたが、人の格闘の演出はこの辺がリミットかなというのを監督もわかっていたのか、単にいいアイデアがでなかったのか、3作目ではちょっとした工夫をしていますが、はっと眼をひくものではありませんでした。
でも、機械のCGシーンはこれで最終作だからとでもいうのでしょうか、リミッターをはずしてすごいことになっています。画面をみていて、製作者の狂気に自分が呑み込まれていくような、CGの大暴走というか、まさに圧巻でした。あまりの衝撃に、この監督が本当にやりたかったのはどっちなのかなとふと思いました。緻密に作って、3作目まで観客をひきつけておいて、画面の暴力というか、とんでもないCG迫力でそれを吹き飛ばしてしまう。まるでいなごの大群か、嵐にあってしまったかのように。
私自身は脚本がわかりづらいと思いますし、ストーリーが破綻しているのか、裏の意味があるのか、自分の意見を決めるのに、見終わった後もまだ時間がかかると思っています。でも、この映画はすごいことになっているなぁという衝撃は受けました。とんでもないものを見せる。映画的にどうかというと、それもありだと思います。よって★★★★です。
パンちゃん (★★)(2003年11月17日)

つまんないなあ。
最後は「愛」。しかも、「愛」と人間の作り出した概念であるという哲学を、「愛」そのものが否定する。否定することで「勝利」する――というのでは、何をやっているのだか……。
一作目の、黒いマントをひるがえして、飛んでくる弾丸をよけるというようなかっこいい映像はどこにもなかったねえ。
*
余談というか、何というか……。
一作目がおもしろかったのは「認識哲学」を肉体で映像化したところが斬新だった。
飛んで来る弾丸のスピードを上回る速度で人間が身をこなせば弾丸を避けることができる。
論理的には確かにそうだね。
その「論理」を肉体で表現して見せた。
ありえないことをありえるようにして見せた。そこにおもしろさがあった。

これは、たとえば半径10センチの円に内接する999角形と1000角形があったと仮定する。
肉眼ではその識別は困難だが、999角形と1000角形をことばとして認識し、区別することができるのはどうしてか――という問題を、肉眼で見えるようにして見せたということと似ている。
アナログをデジタル化し、再びアナログにしてみせたようなものだね。
せっかくそういうことをしておきながら、「愛」だの「観念」だのの、いわば「ことば」で事実関係を説明したんでは、映画を撮っている意味がない。

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