ROUNIN


パンちゃん(★)(4月7日)
久々のフランケンハイマー監督、ロバート・デニーロ、ジャン・レノ共演なのだけれど、どうも時代後れしている感じがする。
『ROUNIN』というタイトルも古臭いし、中年男二人のアクションも体に切れがない。
二人とも「野性味」に欠け、どうみてもリストラされたおっさんにしか見えない。
こびた表情というか、人の顔色をのぞくような目つきもだめ。「俺って、人間ぽいだろう」なんて顔をアクション映画で出して、どうするんだ、ばかやろう。
アクションに大切なのは、何よりも身のこなしのスピードなのに、へんなところで顔なんか映して時間を止めるな。
見るときっと損をするぞ。
*
こういう映画にこそ、エド・ハリスに出てもらいたい。
『グッドナイト・ムーン』(予告編)で、ちらりと顔をのぞかせるエド・ハリスは、禿げてはいるが知性の厳しさが体を貫いているようで、みごとなアクションを展開しそう。
ときおりのぞかせる優しい目も、それこそ野性にひそむ血の温かさを感じさせる。

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