グッドバイ・モロッコ


パンちゃん(★★★)(4月22日)
ケイト・ウインスレットが、とても陰影に富んだ表情を見せている。
舞台はモロッコ。砂漠。『タイタニック』のパニックの海とは違い、永遠につづく灼熱の風土だ。これは、絶対に北海の一瞬のパニックよりも過酷である。
しかしケイトは負けていない。ひるんでいない。過酷な自然の風土に、感情も体もいっそう鍛えられて、彫りの深い印象をつくりだしている。うーん、荒々しい風土に立ち向かい、そのなかで豊かな感情を表現するには、このがっしりした体、古典的な顔が絶対必要なのだとあらためて思う。
話はよく見えないが、二人の子供を道連れに自分の恋、というか情念を完全燃焼させようという女の話らしいが、ともかくこの迫力はすごい。予告編なのに圧倒される。
『タイタニック』の少年・ディカプリオと違って相手役も大人の男であるのかもしれない。(誰が相手役かわからない。)
大人の女、熟成した女の恋を存分に味わうことができるはずだ。
(強い女が苦手な人は見ない方がいいかもしれない。)


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