時代錯誤ロマンチックが大好きになってしまったケビン・コスナー、ですね。
人間の心情は時代を超えて存在するものだけれど、それはこうした古びた「メッセージ・イン・ア・ボトル」(あるいは「ポストマン」というような未来形式の過去)のような形で表現されるべきものではなく、今、現実に使われ流通しているものを媒体にして表現されない限り、単なる「センチメンタル」になる。
まあ、ケビン・コスナーの古臭いタイプの二枚目顔には、それしか似合わないのかもしれないけれど、このセンチメンタリズムにはうんざりする。この手のロマンチシズムは時代を超えて醜い。
どうでもいいけれど、ポール・ニューマンをだしに、ケビン・コスナーだけがロビン・ライト・ペンとセックスするんだろうなあ。子供たちに「任務」の重要性を解きながら一人女とセックスをしたように……。