全市全郡コンテスト
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1996年 第17回全市全郡コンテスト

 開催日 :1996年10月9日〜10日
 時 間 :21:00〜21:00
 運用地 :長崎県島原市 礫石原(くれいしばる)公園駐車場
      (標高240m)
 参加部門:個人電信7MHzバンド

 得点  :   バンド QSO マルチ
          7M 380 298
        ------------------------
         total  380×298=113,240点


使用設備
無線機 :IC−706

アンテナ:フルサイズDP

電源  :発動発電機(550VA)

その他 :PC   :ThinkPad220
     ログソフト:zLog
     エレキー :KP−100


運用記
<開始まで>

一旦実家に帰り、休憩の後出発。

1600
実家を出て、途中食料(翌日分まで)と飲み物を購入。

1700
現地に到着した。ところが、いつもダイポールを張る位置に車が駐車してあるため、とりあえず発電機を回し、車内の設定を行う事にした。

1800
駐車場の車が動いたため、ダイポールを張りワッチ開始。試験送信をしたが、送信時に照明のライトは暗くなる。(若干エンジンの音も大きくなるが止まることない。)

2000
夕食(弁当)を食べ、コンテスト開始前に発々の燃料を補給。

2100
コンテスト開始。

<運用>

2100
周波数を確保してCQを出したが、はじめは長いコンテストナンバーに手こずる。コンテストナンバーの長さが予測できないため、いつもより受信に集中する。

0028
長野オリンピックの記念局とQSO。CWで、しかもちゃんとOP名を打ってきた。翌日夕方も聞こえていた。

0100
少し余裕が出たので、きゅーあーるえるクラブ著のコンテストガイドブックを読みながらQSOしていく。

0310
発々が止まりかけたので、あわてて給油。今回は6時間ペースの様子。(保冷器の他、携帯テレビも使用したので余計に電気を喰ったのか?)

0500
これまで10局以上/時間のペースが続いていたが、突然呼ばれなくなったので、座席をフラットにし、横になってオペレート・・・と思ったらウトウトzzz。(キーヤーは5分で止まるのでご心配なく。)

0600
寝てしまった遅れを取り返すべく、再びCQ。しかし、寒い。服を着込んで8時台まで20局ペースでQSOしていく。

0655
JL6ARC局とQSO。長崎の初マルチ。

0800
朝食(おにぎり)昨日駐車場の止まっていた車がまた止まっている。近くの工事現場の人の車のようだ。

0900
3回目の給油。

1000
2文字コールが連続3局でQSO。JA9RT局は他のコンテストでも朝方にサービスしてもらっている。

1100
気温を上がってきたので、ドアを開けてオペレート。

1300
ペースが落ちてきたため、他のバンドを聞いてみる。50MHzでJF6TAC/6(佐賀)が出ていたのでCWサービス。その後、51MFMで情報交換した。

1500
給油。携行缶に残りが少しあるので、21:00までの運用とその後の撤収まではもちそうだ。

1800
CQ主体にやってきたが、呼ばれなくなってきたのでバンド内を拾いにまわる。

2000
マルチが295となったので、切りか良い300で切り上げることにするが、その後なかなか増えない。
2030までの運用で撤収することにする。

<撤収>

2030
終了。撤収作業に入る。車内は翌日作業とし、アンテナと発々の片づけをする。

2100
撤収完了。市内向けの道路は通行止めの時間のため、郡部経由で実家へ帰る。

2130
実家到着。

<感想と課題>(独り言)

移動運用でのコンテスト参加で、初めて24時間運用を行った。
計画時点から、夜間の撤収をどうするかが気になっていた。

1.ロケーション
XPOと同じ要領でセットしたため、特に問題なかったが、先客(車)がいたのは予想外。でも、運用する場所に止まってなくて良かった。
明け方は冷え込むので、暖房か毛布等が必要。(車のエンジンを動かせば解決するが、動かしたくなかったもので。しかし、冬場はヒーターが必要ですね。)

2.設備
(電源関係)
テレビを積んで、画面だけを見てたが、気晴らしに良かった。音を出すと気が散るが、画面だけなら見なければよいし、ニュースとかはテロップでも大体分かるものです。
発々の容量が足りない気がするが、これでも問題ないようだ。今後、マルチ部門参加等で、リグが増えてきたらバッテリーとかの追加投資が必要かもしれない。
運用時間は満タンで6時間となったが、これは、タンクのゲージを守って入れたため。(上限レベルで2.6リッター)携行缶の10リッターと発々満タンの計12.6リッターで24時間コンテスト(準備・撤収含む)にちょうど良い計算だった。

(無線機・アンテナ)
コンテストの規模を考えると、XPO(18時間299局)と比べ、今回(24時間380局)は少なすぎる。(途中さぼったが)
CQを繰り返している時間が多かった。昨年の1位で600局程度なので、もっと聞こえるはず。アンテナの高さを上げる必要ありか?

(食料)
賞味期限の関係から夜と朝は弁当、翌日はパンとした。1人での移動運用なら、調理しないでよい食料がよい。
保温器は保冷で使った。冷やしたタオルを使うため。中に入れたパンが堅くなってしまったので、食べる前にリグの上に載せて暖めた。冬は保温で使う予定。

得点は登録クラブ対抗で三菱電機長崎にも計上しますので、JN2月号の結果にクラブ名は掲載されると思います。


結果(JARL NEWS2月号)

        (全国)   (6エリア)
順位/参加局数 10/90    2/9

全国1位得点(JR6PGB)   711×449=319,239点
九州1位得点(同 上)
JF6NBB           380×298=113,240点


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