オール九州コンテスト
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1996年 第17回オール九州コンテスト

 開催日 :1996年11月22日〜23日
 時 間 :21:00〜15:00
 運用地 :長崎県島原市 礫石原(くれいしばる)公園駐車場
      (標高240m)
 参加部門:圏内個人局電信7MHzバンド

 得点  :   バンド QSO マルチ
          7M 310  73
        ------------------------
         total  310× 73=22,630点


使用設備
無線機 :IC−706

アンテナ:フルサイズDP

電源  :発動発電機(550VA)

その他 :PC   :ThinkPad220
     ログソフト:zLog
     エレキー :KP−100


運用記
<開始まで>

今回は実家が留守のため、長崎から直接、運用場所へ行くことにした。

1530
長崎を出発。R251(飯盛)−島原半島グリーンロード(広域農道)を経由し、途中で食料を購入、現地へ行く予定だったが、あてにしていたお店に弁当がない!!
あわててR251(南高来郡有明町)へ降り、コンビニで弁当を買う。約30分のロス。日が落ちてからの設営にならないように車を走らす。

1730
現地に到着。山の東斜面のため、もう薄暗くなっている。運用場所(駐車場)に街灯はないため、とりあえず、アンテナ(ワイヤー)を急いで張る。

1820
やっとセッティング完了。ワッチをはじめるが、あまり聞こえない。ここで、コンテストのルールチェックとログソフトの設定を始める。(この時に、コンテスト終了が1500と知るくらい準備していなかった。)

1950
開始まで時間があるので、テレビを見ながら待っていたが、51MHzFMでCQを出している局がいたのでしばらくQSOする。

2040
夕食(弁当)を食べ、コンテスト開始前に発々の燃料を補給。
2100コンテスト開始。

<運用>

2100
周波数を確保してCQを出したが、あれぇ??いつもは7,8エリアが聞こえるのに呼んでくるのは1,2,3、9,0エリアがほとんど。何なんだと思いながら、とりあえずQSOを重ねる。大都市エリアのため、いつもよりペースが速く、2時間で56局稼ぐ。

2330
23時台はテレビ(探偵ナイトスクープ)を見るため片手間に運用の結果、ペースが落ちた。すると、駐車場に1台の車が入ってきた。「アベックの車だな」と思っていたら、わざわざ私の車の横に停まる。窓から「何だ?この車は。」と思ってよく見ると四駆のパトカー!!
あわてて善良な国民になって「こんばんわ〜」と切りだし、しばし職質。こういう時は言われる前に免許証出して、印象よく・・・
結局警官2人のうち1人が従免を持っていた(局免なし)ので、あれこれ話して無罪放免。暴走族の取り締まりと思ったら、近くの養鶏場の卵泥棒警備だそうな。寒い中ご苦労様です。(でもしっかり車のナンバーは控えられた。)

2350
朝まで外に出なくて良いように発々に燃料給油する。CQへの応答がパタッと止んだので、CQ誌でお空のコンディションをチェック。「う〜ん、6時までダメだな。じゃあ寝よう。」と深夜番組を見ながら、3.5MHzを聞いてみると、結構出ているじゃない。佐世保のJF6TACも頑張っている様だった。(7MDPで無理矢理呼んだが、当然届かなかった。)
50,144MHzでもCWのCQが聞こえているが、相手はほとんどいない様子。
0130結局このまま寝ることにする。

0400
さすがに冷え込んできたので、車のエンジンを回し、ヒータで暖をとる。6時までまだ時間があるので、再び睡眠zzz。

0530
暖房が効きすぎて起きる。もうすぐコンディションが良くなる頃なので、その前に発々に燃料給油。早めにCQを出して、下の方の周波数をとる。

0630
やっとひらけてきた、と思ったら、ペースが上がってきて、6時台12局(30分)、7時台34局、8時台55局、9時台42局、10時台34局と休む暇なくQSOする。8時台55局は自己最高では?
9時前に朝食を採った。(CWだから、こういうことができる。)

0920
終了まで残り6時間となったため、発々に最後の燃料給油をする。(24時間のつもりだったので、ガソリンが余ってしまった。)
10時台はQRNがひどく、QSOに苦労する。バンドのどこでも同じだったので仕方ない。

1315
CQへの応答がなくなったので、バンド内を拾いに行く。(これが失敗か?)取ってもらうのに10分掛かった局もありペースダウン。しかしマルチは70越えた。

1350
CQに切り替える。1355に佐世保のJF6TACとQSO。もちろん1マルチUP。3.5MHzでサービスできなくゴメンネ。

1422
やっと300局となった。よくQSOできたものだ。

1500
終了。

<撤収>

1500
撤収開始。1505コンテスト終了を待ちかねたように発々も止まった。
昼間の撤収のため、慣れたもの。あっと言う間に片づけて、1530撤収完了。実家に帰る必要もないため、直接長崎に向けて出発。

1700 自宅到着。

<感想と課題>(独り言)

1.運用
夜間は3.5MHzに出た〜い。マルチバンド計画を立てなければ・・・
事前の検討不足から、運用中にキーヤー(PC)のメッセージ設定を変えることに。全市全郡での内容を見て作ったんだが。事前準備をちゃんとしよう。
準備不足という割には、
 (1)物の忘れはない。(前回のまま持ってきている(=お泊まりセット?)ということもある。)
 (2)局数もそこそこ稼げた。夜の段階では300局まで行かないと思っていた。
 (3)睡眠も十分?とれた。
ということで、今年の締めくくりとしては良かったのではないかと思う。
今回は/QRPが3局、QSLカードを要求されたのが4局あった。もちろん、QSLは全局発行します。
今回のQSLは白紙(はがき大)にプリンタでデータを印刷したものにします。季節柄、プリントゴッコの用紙が使えそうです。(コストも安い)
ターボハムログの中に白紙用の定義ファイルがあるのでそれをアレンジします。これからのコンテスト用QSLになるかもしれません。

2.設備
電源、無線機、アンテナ及び周辺機器は、全市全郡コンテストの構成のままであり、これで問題なし。
ただ、直前にDIYショップで1200VA発々が39800円というチラシを見て、買うべきか迷った。(これを書いている時点でも、まだあったので今も悩んでいる。)1200VAなら、電気で暖がとる余裕もあるし、rig2台も軽々使えるからなぁ。こんなチャンスはないかもしれない。
でも、普段の置き場所の問題と、連続運転時間が3時間(タンクが小さい)なので、使いにくそう。
ちなみに同じ型の550VAは29800円、2000VA?は49800円だった。
ガソリンが余ってしまった(3リッター位?)。車はディーゼルだから、来年のコンテスト(1月のオール熊本の予定)まで保管しておこう。


結果(JARL NEWS4月号)

        (6エリア)
順位/参加局数 1/14

九州1位得点(JF6NBB)   310× 73=22,630点

やっと1位になりました!!QSOいただいた各局に感謝!
でも、’95年1位〜3位の点数に届いていません。
昨年1位(JA6HHX,32718点)は、今回エントリー無し
昨年2位(JF6CAI,27832点)は、今回電信マルチで1位
昨年3位(JM6CIP,24920点)は、今回電信1.9Mでエントリーでした。


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