長崎県コンテスト
コンテストへもどる
開催日 :1996年4月6〜7日
時 間 :21:00〜18:00
運用地 :長崎県島原市 礫石原(くれいしばる)公園駐車場
(標高240m)
(県道58号線沿い)
参加部門:電信電話個人マルチバンド
得点 : バンド QSO マルチ
7M 144 39
50M 18 8
144M 3 3
430M 1 1
------------------------
total 166×51 =8,466点
使用設備
無線機 :IC−706
アンテナ:フルサイズDP(7MHz)
HB9CV2エレ(50MHz)
モービルホイップ(7M、50M、144,430MHz)
電源 :発動発電機(400VA)
その他 :PC :ThinkPad220
ログソフト:zLog
エレキー :KP−100
運用記
<開始まで>
会社のクラブから借りてきた発々が動くかチェックしたが、全然動かず。仕方なく近くの農機具やさんに持って行き、調整を依頼する。
説明すると、「キャブレターに残ったガソリンが蒸発し残った添加物が固まってキャブレターを詰まらせている。」とのことで、終了時にキャブレターのガソリンを抜くか、ガソリンを使い切るまでエンジンを回す必要があるとのこと。
洗浄剤できれいにしてもらいエンジンが動くのを確認した。
夜間はモービル運用のセットで運用し、翌日朝から本格設置、運用する事にする。開始までは特に準備することはなく、エレキーをつなぐ程度で済ませた。
<運用>
2100
夜間運用1時間の予定で7Mをワッチ、オール東北コンテストと重なっていて、7エリアの局のCQが多かったが、7,8エリアはとれるようだ。
モービルホイップでとりあえずCQをだし、8エリア中心にQSOする。144Mと430MはFM中心でQSO。
2209
一旦終了、実家に帰り、翌朝に再度公園に出向いて運用することにする。
0630
自宅を出発。朝食、昼食を購入して、0700からの県道通行止め解除に合わせ、千本木地区を通過。
0720
公園に到着。
アンテナのセッティングをするのだが、ワイヤーを張る場所及び方向を決めるのに時間が掛かった。結局、駐車場東北角に車を止め、駐車場外の林にワイヤーを張るようにセッティングし、発電機は公園トイレの横に置いた。
0826
車内のエレキーとPC(メモリキーヤー用)をセットし、やっと運用開始。
オール東北コンテスト参加局もあるため、7エリアの局にはコンテストナンバーを2つ(長崎用と東北用)を送る。
ワイヤーアンテナは学生時代、寮で調整した長さでSWRも落ちていたため難なくセットできた。久しぶりの(尼崎の会社寮以来5〜6年ぶりか)のHFコンテストにしては、順調にQSOしていく。
1000
PCの液晶画面が黒くなっているのに気づく。直射日光がフロントガラスを通して入ったため、温度が上昇し焼けたと思われる。持参してきた段ボールをフロントガラスに被せ、日陰を作ることで元に戻った。
1120
7MでのQSOが一段落した(呼ばれなくなった)ので、他のバンドをやってみることにする。しかし、50MはCWで応答がないので、マイクを持ち、SSBとFMで運用する。QSOもラグチュー気味にのんびりとした運用になる。
1340
昼食も兼ねて?また7MCWにもどる。今度も結構楽しめる(=疲れない)ペースでQSOをかさねる。
1500
終了。
発々は、満タンで4時間半動いた。
<撤収>
1500
撤収開始。
1620
撤収終了。市内向けの道路を通り実家へ。
1700
実家に到着した。
<感想と課題>(独り言)
1.ロケーション
初めての場所なので、アンテナの設置場所に迷った。発々は、電工ドラムが届く範囲で良い場所があった。人も少ない公園のため、移動運用には都合がよい場所である。
難点をいえば、市内からのアクセスで、道路の通行止め解除が0700からなので、運用開始にどうしても出遅れてしまう。
2.設備
(電源関係)
車の中での運用であったが、日中はドアを開けて運用した。かなり温度は上がる。エンジンを回してエアコンをかけるとノイズが気になるので、日除けが必要。たまたま段ボールを準備(何かに使うかもしれないと思い、持ってきた)してきたのが良く、PCの焼き付きを防げた。
発々は、前日に近くの農機具やさんで整備(キャブレターのクリーニング)してもらったため、運用に支障なかった。運転終了時の扱いを守って使う必要あり。
(無線機・アンテナ)
ダイポールは長さの調整なしバッチリ使える。
IC−706は混信除去がIF SHIFTしかないので、7M運用に難ありか。FT−707はIF WIDTHだったのでまだ使えたのだが・・・。
(県内)
順位/参加局数 4/4
県内1位得点(JF6TAC) 29,870点
JF6NBB 8,466点