色日記 Diary in Gold


12月10日(木曜日)

 『ダークシティ』___アレックス・プロヤス監督。ルーファス・シーウェル主演&ひさびさのジェニファー(コネリー)ちゃん&エイズじゃないか、ウィリアム・ハート&ゲーリー・オールドマンの向こうを張るか、キーファー・サーザーランド

 甘美な駄作。

 ゆえに、小説で書きなおしてしまいました(笑)。



 太りだしたので、また「てくてくエンジェル」を始めた。しかし、しばらくほっておいたら、こいつ、ボキャ貧になってやがんの。名前は、ジョージ・クルーニーから、「くるお」とつけたが、「ぶちお」にすべきだったか。



12月12日(土曜日)


 現代思想に言及し、デリダだとかダレダ、だとか、ドレダ、だとか、わけのわからんことを並べ立てている輩は多いが、この本は、ホントーに、整理され、よくこなれた本である。これが弱冠26、7才の若者の手によるとなると、まったく、このウン十年間、オラ、何してたんだよー?! という気持ちでいっぱいである。

 某小森陽一とかが、某紙で、今年のベストいくつかにあげていたが、どーせ、あいつには、わかっちゃいまい。

 と、いうことで、まだ読みかけですけど、あげときます。

 東浩紀『存在的、郵便的 ジャック・デリダについて(新潮社)

 今年はこれと、あともう一冊、橋本センセイ『双調平家物語』が読了できればいいかなー……と、思ってます。

 思えば、今年、映画については、多々言及してきたけれど、本については書けなかった。というのも、読んでなかったからしょうがないが。

 じゃあ、何を読んでたかというと、創作の資料を読んでいたのだ。



 てくてくエンジェルの「くるお」は、けったいな動物に変身してきた。べつにサボってるわけでもないのに。全然カワイクない。



 『アンアン』新シンプル・ライフの特集に惹かれて買ったが、なんとブラピ特集でもあった(「あった」ってねえ、表紙を見ればわかるけどねー(笑))。

 それでついついブラピについての「情報」を得てしまう。

 ズボンのベルトはしない、とか、タグ・ホイヤーを5個持っていてかわりばんこにはめてるとか、愛用のカメラ、ライカを持ち歩いてるとか……。

 身長183で、頭が小さくて、スーパー・カジュアルにタグ・ホイヤーの男がいたら、それはブラピです。

 なんか洗脳されてしまって、べつにすきでもなかったが、「きゃー、かっこいいー!」と、言わなきゃいけないような気になってしまった。恋人にしたいというよりは、マネしたい、って、私なんか思っちゃうけど。



12月13日(日曜日)

 『ロスト・イン・スペース』___疲れた。

 見所1、ウィリアム・ハートそっくりの、彼の息子役のコドモ。父親より頭よさそう。よくこんなよく似た子を探したものだ。

 見所2、ハイテク時代の思春期少女、ヴィデオ日記(これがおもしろいのだ!)をつける次女役がおもしろい。ミーハーだけどメカにつよい。ヒップな感じ。いかにも次女的。宇宙時代の軽さもある。これからは、こんな子がどんどんでてくるかも。



 頭痛。脳腫瘍か?



12月14日(月曜日)

 橋本センセイのインタビューが載っていたので、ひさびさに、『文学界』(1月号)を買う。ちょっと前には、「朝日新聞」の読書欄のこの種の記事が載っていた。

 かつて、橋本センセイは、自分の本を無視し続ける「朝日」に対して、「『朝日』が死ぬか、おれが死ぬか」と言っていた。『文学界』も似たようなものだろう。

 しかし今ごろになって、やっとこれである。というのも、『源氏』『平家』と古典の双壁を扱い、なんかりっぱに見えてきたか。



 ついでに見えてしまった他の純文学小説。こ、これが、日本の純文学というものだったのか……、と改めて思った。全部、おんなじ「思想」「文体」といっていい。

 暗い、汚い、臭い、といったら、3Kじゃんか。ついでに貧乏臭い。

 文芸誌が売れないというが、あたりまえじゃんか、と言いたい。誰がこんなものを読むか、同じようなものを書こうと思ってる人間以外に。

 やー……、日本の純文学界が死ぬか、オレが死ぬか、になちゃったなー……。



 腰痛はだんだんとれてきました。



12月16日(水曜日)

 『北京のふたり』__よく東洋人の顔は、表情に乏しいと言われるが、いやー、西洋人だって負けてないヒトがいるよー……っていうのが今回の映画。

 そのヒトの名は、リチャード・ギア。出張先の中国で、身に覚えのない殺人事件で逮捕され、悪戦苦闘する。警察で乱暴に扱われたり、暴漢に襲われたりもするが、顔が全然懲りてない。ゆえに、ドラマがドラマとなっていかない。

 ただのリチャード・ギア・ショーみたい。おまけに、中年になっても、均整のとれた体が見せたいのか、素っ裸で独房に入れられるシーンもあり。

 ま、確かに、美しいですよ、からだは。だけど、それがなんなわけぇー? カオで勝負してよねー、オトコわー。



12月18日(金曜日)

 すいません、また、創作モードに入っちゃったんですよ。それで、こちらがおろそかになってます。

 と言っても、今日は資料を読んで終った。

 でも、橋本センセイが、「調べすぎは、妄想に歯止めをかける」からよくない、と言ってます。まったくそのとおりです。わたしら、妄想で勝負ですもん。

 今日はホントーに、読みこんでしまって、結局、少し書いて、その書いたのを全部削りました(苦笑)。

 (でももう30枚はいったなー……)



 アホな評論家による、毎年恒例各界ベストテンはやめてください。それだけがすべてみたいに見えちゃうから>新聞社のヒト。



 実は数ヶ月ぶりで掃除もしたのだ。



12月19日(土曜日)

 母親と電話で話す。

 母「オブチさんは『妥当だと思います』なんて言っとったけど、本土決戦になったらどーしよー」
 私「いやー……そこまでは、ちょっとー……」



12月21日(月曜日)

 しかし(19日の続き(笑))、ヒラリー・クリントンはエライ! 沈黙を守り、言うべきときには、私情を捨てて(笑)、モノを言う! 大統領にならなかったのは、頭のいい人間は参謀に徹するってわかってるからだろう。

 私も弾劾裁判には「ノー」でしたからね。べつにアメリカの上院議員じゃないからカンケイないけど。



 ウワサのブラピ『ジョー・ブラックをよろしく』。3時間ですよ、この映画。しかも、ブラピのどアップがいっぱい。蜂蜜の色をした髪の身長183センチのブラピが、超美しい!

 しかーも、舞台は超金持ちの家。すごい調度。私もケッコー金持ちの家は(映画で(笑))見てますが、これは、今までの最高ですね。なんせ、NYの高層ビルのペントハウス(のほかにも、もちろん、家を持ってるが)の「家」は、ゲストルームにもサウナがあり、台所には、使用人がレストラン並みにいて、プールの周りは窓で、そこからNYの摩天楼が丸見え、ってんだから。

 死神役のブラピが「あんたの家で生活する」って言ったもんだから、部屋へ案内するんだけど、シーツもタオルもものがよさそー! なんてことを考えてました。

 実はこの映画、1934年の『死神の休暇』のリメイクなんですね。どんなのか、知りませんが、そっちの方は、皮肉が利いたコメディーらしい。

 でも、こっちは、ブラピ・ショーでした(笑)。

 アンソニー・ホプキンスも「引き」の演技でブラピを目立たせてました。彼の演技力によって、この映画は、かろうじて、リアリティを保っています。

 で、なんなんだ、と、言えば、ファンは堪能、批評家はボロくそ。

 私はファンなんでしょうかねー、満足しちゃいましたから(笑)。

 ちなみに、ABCのMr.Showbizの批評家に言わせると、「蜂蜜色の髪」も、「黄色の髪」となりますが(笑)。

 (よく考えてみたら、私、「家」ばっかり見ていたわ(笑))。




12月23日(水曜日)

 ジングルベール、ジングルベール、香を焚き、白檀の香り、香らせるー……♪

 クリスマスだっていうのに、古典の世界にはまっちゃってる私は、山へ、芝刈り、じゃなくて、写真撮りに行ったのでした(「トップ」「メニュー」参照)。

 うーーーん……私って、世界一不幸な女かも。ちなみに今日の昼のメニュー。

 ★スモーク・サーモン(オリーブ・オイル+レモン汁+レモン・ペッパーかけ)
 ★ブロッコリー・サラダ(オリーブ・オイル+レモン汁+数種のペッパーかけ)
 ★ルイジアナ・ビーンズ・スープ(数種の豆、野菜のスープ)
 ★バター・トースト
 ★オレンジ・ジュース(プロ・ファイブ入り)
 ★ザワー・クラウト(無添加)
 ★干しイチジクと干しアンズ(無添加)
 ★フレンチ・カフェ

 なんかヴェジタリアンになってしまったのだ。
 洋魂和才、じゃなくて、和魂洋才だな。






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