北海道馬日記00

9月12日(火)雨のち晴

6時過ぎに起床し朝風呂へと。雨の温泉というのは風情があっていいね。7時過ぎに朝食へと行く。
ここは和洋のバイキング。大食堂で凄い人数だねぇ。
8:30頃チェックアウト。昨日ホテルの近くでナビに唐突に案内されたクマ牧場へと行くことにする。
ロープウェイで山頂へ。ここにはヒグマが約180頭もいるらしい。180頭だよ、180頭。強烈だなぁ。
ここには｢人の檻｣なるものがある。人の方が檻に入って熊を眺められるのだ。入っていくと熊が中をじっと
もの欲しそうに覗き込んでいる。中に入ってくる人間を食べようと待ち構えているのだ。人生最大のピンチ！
って、そんな訳はない。中から熊におやつをあげられるようになっていて、そのおやつを皆今か今かと待ち構えているのだ。
早速おやつを買ってあげる事にする。この熊のおやつ、パンのような感じのピンポン玉よりちょっと小さな球状の物体。
ピンボールの射出機のようなものにおやつをいれて、外に打ち出す仕組み。射出機におやつを仕込むと、熊が寄ってきて
出口を咥えて打ち出されるのを待ち構える。おいおい、それは反則だろう(笑)。時々おやつを取り合って喧嘩する奴等もいる。
こうして眺めている分には非常にかわいい。山で出会いたくはないけどね。

クマ牧場へと向かうロープウェイ。		人の檻から見た熊。こんなに間近で見られる。

おやつを全部あげたあと檻を出て、外から熊を眺める事にする。見物客がおやつを投げ込めるようになっており、
皆おやつを自分の方へ投げてもらおうとさまざまにアピールをしている。手を上げたり、手を叩いたり、立ち上がったりと
まるで着ぐるみのようだ。これまた非常にかわいい。成獣は見れるのだが、子熊は奥の方の檻の中にいて見学は出来ない。
牝熊の檻の中に脚をつかんでいる変な熊がいる。お前は何がしたいんだ？

注）人が入っているわけではありません。		皆必死にアピールしてます。｢くれよぉ｣

ヨガ？カトちゃん？謎の牝熊4態。

ヨガのポーズで御機嫌を伺い。		へ〜い、こっちよぉ〜。
うっふ〜ん。ちょっとだけよぉ。		ばんざーい。

ここで携帯が鳴る。ここは山頂なので圏外になっていたのだが、うまい事アンテナが立ったようだ。
電話は会社からで検査が入ったらしい。あらあら。電話を切ったところで丁度バッテリーが切れる。
その後博物館をちょっと見学し、小熊のショーを見て牧場を後にする。

おやつくれないよ。すねてやるぅ。		よっ、バランス、バランス。

飛行機の時間までしばらくあるので、再度ノーザンホースパークへ。ノーザンホースパークは空港の近くなので非常に便利だ。
そこで昼食をとり、ステージチャンプのところへ。しかし、ステージチャンプ食うスピードが異様に速くないか？
隣りの檻のバーボンカントリーが半分も食っていないのに、もう飼い葉がほとんど無くなっている。
しばらくいた後時間になったので、ノーザンホースパークを後にし、空港近くのレンタカーの営業所へ向かう。
返却手続きを済ませた後空港へ。丁度この日は名古屋方面の大雨の影響で名古屋行きの飛行機が軒並み
遅れていて、アナウンスがひっきりなしにかかっていた。16:30発の飛行機で出発。18:10に羽田に到着。
いやぁ、それにしてもこっちの暑い事。今まで涼しいところで秋を満喫していただけに、たまらん。
何といっても湿度が違う。あっちー。
これで5泊6日の北海道旅行が終わった。途中競馬場が2日間あったせいか、あまり長いという感じがしない旅行であった。

あひるのレース。あひる券単勝1枚200円也。		小熊のショー。自転車大好き。