ルーレット

　私はこのゲームが一番好きですね。と同時に真面目にやり続けていたらまず、DEALERが勝つ（もしくはPLAYERが負ける）ゲームと言われています。ホンマかいなと思いつついつもやっていますが、DEALERが自由自在に好きな数字にボールを落とすことが出来ることを考えたら当たり前でもあります。ただし、これは一流のDEALERのことであって、そこらのゲーセンにケが生えたようなカジノのルーレットでは話が違ってきます。しかし、なぜこのゲームが面白いかというと逆にDEALERが落とそうと考えてる場所に張ることが出来ればそれこそ大当たりも可能となってくるのです。と言うか、実際にはDEALERが遊ばせてくれている間に大儲けして、負け始めたら（つまりDEALERが回収に入ったとき）さっさと引くことが肝心でしょう。ただし、この引き際というのがやはり一番難しいと思いますが・・・。

　ところでこのゲームをおもいっきり楽しもうと思ったらやはり数字の配列を記憶して置かなくてはなりません。しかし、いきなり全部を覚えるのは大変でしょう。まずは二つのゼロを覚えるといいでしょう。ルーレットにはヨーロッパ式とアメリカン式の二種類の盤面がありますが（それぞれ数字の並び方が違うのですが、基本的にはこの二種類しかないと考えて下さい）、日本で見られるのはほとんどアメリカ式なのでこちらを例にとって話を進めます。ゼロ(0)とダブルゼロ(00)はちょうど対局に位置しています。時計で言えば12時と6時の関係ですね。まずこの二つを覚えましょう。そして次にそれぞれのゼロとダブルゼロの両どなりを覚えます。この場合、ゼロ（０）では（２８）と（２）であり、ダブルゼロ（００）では（２７）と（１）であります。すると、あることがわかります。例えば初心者はよく赤黒のどちらかに賭ける人が多いでしょう。しかし、ゼロやダブルゼロはその両方の色には属していません。これからも分かるように確率的にもすでに50％より赤黒のどちらかに賭けることは低いことになります。また、例えば赤だけにドーンと賭けたとしましょう。そうするとDEALERはどこをねらって投げるのでしょうか？ひたすら黒めがけて狙うかって？まあ、確かにそれは正しいでしょう（もちろんDEALERが回収にいっていたらですが）。でも、よく考えて下さい。黒を狙うのではなく、赤を外しに行くと考えてみたらどうでしょう？今度は微妙に違ってきます。なぜなら、元々赤黒の確率の和だけでは100％にはならないのです。さらに、ゼロとダブルゼロを加えて初めて100％（つまり確率１）になります。ということは、そこが狙い目なのです。つまり、ゼロ（０）の両どなりは黒の偶数の数字であり、また同じようにダブルゼロ（００）の両どなりは赤の奇数の数字なのです。ということはもし、客が赤にドーンとはったとしましょう。そしたらDEALERはゼロ（０）を狙えば赤を外す可能性は高くなるのです。なぜなら、先ほどお話ししたようにゼロの両どなりは黒の（２）と（２８）だからです（同時にこれらは偶数でもあります）。よって、ゼロ（０）を狙っていけばたとえ、そこでとなりに落ちてしまったとしても赤に落ちることはないわけです。では、客である我々はどうしたらよいか？それはやはりゼロ（０）にもチップを賭けておくということでしょう。そうすれば、DEALERも安易にゼロを狙うことはなくなるでしょう。逆にゼロを初めから狙って行くには良い方法とも言えます。実際にはちょっとしたことで盤の半周ぐらいは平気で越えてしまいますが、少しはこのようなことを知っておくとルーレットをする上でDEALERに対して少しは俺も分かってるんだぞ、と言うことの無言のアピールとなって少しは面白くなるのではないでしょうか。ただし、ただ　ぶんなげるだけのアルバイトDEALERにはこの技は通用しないでしょう。やはり、ある程度は狙ったところに投げられるDEALERがいるところでないとつまらないでしょう。

　ルーレットを楽しむコツは、Dealerとの駆け引き、つまり心理ゲームであると思えばいいのではないでしょうか。以上のことを頭に入れてチャレンジしてみて下さい。今までとは全く違った楽しみ方ができると思いますよ。 DEALERが勝つ

　やっぱり世の中そんなにあまくない、ということですかね。

配列を記憶

　なぜ覚えなければならないかというと、実際にやってみればわかることですがある程度慣れてくると自分が思ったとこにチップを置きたい。つまり、今回はこの数字が来る！と思うときがあるでしょう。しかし、チップを置く時間がない！という事態が発生します。これで、実際に自分が狙っていた数字が来てるのに時間切れになったりしたらたまったもんではありません。もちろん一点狙いならそんなことはありませんが大概は複数のチップをドカッと置いていきます。それに、チップを置く時間は意外に短いものだと気づくでしょう。その為にも少なくとも盤面の12時、3時、6時、9時付近の数字は頭に入れておきましょう。

心理ゲーム

　スポーツでもそうですが、「相手を読む」というのが非常に重要であります。そして、だからこそゲームの楽しさが倍増するのです。その点ただの機械相手では楽しさ減少でしょう。