2002/6/5
出荷テスト用にVMware WorkStation 3.1 for Windowsを使っている。
Windows上でUn*xを使うのが目的ではなく、9xからXPまでのテスト環境構築が目的である。
Me以降であればブート可能CDがあることもあり、特にインストールには問題ない。
95/98系をインストールする場合の注意点をここに備忘録としてまとめておく。

・起動ディスク
手元にあるのがアップグレード版とMSDN付属のものなので、CDブートは当然不可。
インストールにはまず起動ディスクが必要になる。
:作成手順
1.必要なファイルをかき集める(英語モード用DOSエディタ、ミツミのCD-ROMドライバ、その他)
2.Windows95OSR2で起動ディスクを作る(FAT32を利用可能にするため)
3.2.のフロッピーから不要なファイルを削除する(Scandiskとかdebugとか)
4.1.で集めたファイルを2.のフロッピーにコピーする
5.CONFIG.SYSを編集し、JDISP.SYS組み込み行に/HS=LCオプションをつける。
:インストール手順
1.VMを作成し、作った起動ディスクでブート。
2.FDISKで区画確保後、再起動してから/S付きでフォーマット。
3.仮想HDDにDOSフォルダを作成、フロッピーの中身を全てコピーする。
4.HDD用のCONFIG.SYSおよびAutoexec.batを作成し、HDDのルートに保存する。注意点は以下のとおり。
Config.sys
(1)HIMEM.SYSおよびEMM386.EXEを組み込む(Win98のセットアップに必要)
(2)EMM386.EXEにRAM NOEMSオプションをつける
(3)JDISP.SYSに/HS=LCオプションをつける
(4)ミツミのCD-ROMドライバを組み込む。 device=mtmcdai.sys /d:cd001とか。
Autoexec.bat
(5)DOSフォルダにパスを通すこと。
(6)MSCDEX.EXEを組み込むこと mscdex.exe /d:cd001とか。
5.フロッピーを抜いてVMを再起動し、HDDからCDが使える形でDOSが起動するのを確認する。
6.ゲストOSのCDを入れて、SETUP.EXEを/isオプション付きで起動する。
7.通常の手順でインストールをする。
(重要)
Windows95の場合は、最初の再起動後にStarting Windows...と表示されている間にF8を押して、
Previous MS-DOSで起動、エディタでCONFIG.SYSのJDISP.SYS行に/HS=LCを入れる必要がある場合がある。
8.とりあえずVGAで設定して正常起動を確認する。
:ゲストOS設定
1.[設定]−[VMToolsインストール]を実行し、ゲストOSが高解像度で起動するよう設定する。
※Windows95ではインストール後に表示されるテキストファイルの内容にしたがって手動で組み込む。
2.パラレルポートやシリアルポート、音源などをVMで使う設定にしている場合は
ハードウェアウイザードから自動検出させて登録する。

以上。

2002/4/25
SoftwareDesignを読みながらCygwinとかX on Windowを弄ってたらPCが起動しなくなってしまった。
以下はその復旧に関する備忘録。
・環境
OS:Windows2000+Windows98SEのデュアルブート環境
ハードウェア:HDDx2、DVDx1(以上ATAPI)/CD-Rx1、PCカードリーダx1、外付けHDDx1(以上SCSI)
パーテーション:
1本目がC(FAT32/Win98システム)/D(NTFS/Win2000システム)/D:\sfdiskにマウントの3つ
2本目以降はデータ用。
・症状
起動するとNTLDR missing状態になる。
・手順
1.Windows2000のCD、システム復旧ディスクを準備。
2.Windows2000のCDで起動、復旧ディスクを使った修復を試す・・・・・失敗
3.同じくCDから起動、システム回復コンソールでNTLDR/NTDETECT.COM/BOOTFONT.BINをコピー・・・失敗
4.ノートを持ってきてGoogleで検索、Nobusan's Squareを発見。「マルチブートの仕方」を熟読(「ブートとハードディスクのすべて」から入れる。)
5.概ね知っていることではあったが、BootPartに間する記述を見つけ、WinImageにて入手。Win95の起動ディスクに仕込んでおく。
6.Win95の起動ディスクでコマンドラインを立ち上げ、ブートセクタ修復を行うがWin98/Winntとも症状に変化無し。
※この時点では起動パーテーションはCだと考えていた。当然作業もCに対して行っていた。
7.もう一度回復コンソールで起動し、MAP ARCコマンドでc:\boot.iniとの表記違いを探す。特に問題はなさそうだが。。。
8.ふとDIR C:を実行してみる。何故かWINNTフォルダしか見えない。慌てて再度MAP ARCコマンド。
 どうやら最後に作ったパーテーションをCドライブとしてマウントしていたらしい。
9.正しいドライブG:\にインストールCDから3つのファイルを転送。これで・・・・と思ったがやはり駄目。
10.最後に作ったパーテーションが邪魔していると考え、削除のためNortonGhostに付属のGDISKを実行。
 その削除しようと思ってたパーテーションにだけAマークがついているのを発見。
・・・・そーいや、ディスクアドミニストレータでアクティブにするとかやった覚えが・・・・
11.余計なHDDを抜き、GDISK 1 /P:1 /ACTで基本パーテーションをアクティブにする。
12.再起動。ブートセクタは読み込んだらしい・・・・と思ったらWin98が起動してしまった。
13.BootPartでモードをwinntに切替。今度はちゃんとBootMenuが起動した。
14.とりあえずSafeモードで起動。起動を確認。
15.電源OFF、全てのHDDの接続を戻してから再起動、SP2とWindowsUpdateを掛けて再度起動を確認。
16.終了。

普通なら基本パーテーションは一つなのが、Win2000のディスクアドミニストレータで作ったため、
複数の基本パーテーションを作ってしまったことが原因らしい。
NTFSパーテーションだったため、Gdiskでなければお手上げ状態だった可能性もある。
今後は気をつけるとしよう。


2001/12/5
最近やたらとウイルスメールが来るので、備忘録として関連情報を書いておく。

・OutLookExpress偏
使うな!ってのが簡単でいいんだが、そうもいかないのでとりあえずできる対応策を。
・IE6にアップデートする
いきなりこれが来るのは非常に悲しい所ではあるが、現状での対抗策は公式にはこれしかないらしい。
しかもアップデートしただけでは例によって穴が残っているようなので、
IEの設定でスクリプトの遮断、ActiveXの禁止、その他を設定しなければならない。

・プレビューしない設定にする
メールのプレビュー機能は確かに便利なのだが、否応なくIEのコンポーネントを使ってくれるため、
最近の悪質なウイルスには感染しやすいのが現状である。
実はこのプレビューをオフにする方法があった。例によって非常に分かりづらい場所にあるのだが。。。
1.受信トレイを開く
 これは接続していない状態でやるのが良いだろう。オフライン作業でも問題ない。
2.「表示」ー「レイアウト」で「ページのプレビューをする」チェックを外せばOKである。
無論、根本的な解決策ではないので、非常手段に使うのが良いだろう。

・ワクチンソフトを導入する
無論、新種のウイルスにすぐさま対応できるものではないが、
M$に支払う年貢を考えれば4〜5千円は安いだろう。
時々「修復できませんでした」などというメッセージを出すのが困り物である。
そーゆーことだからサポセンの電話が減らないんだよ(笑)

2001/4/27
光学式ポインティングデバイス

MSとLogicoolの光学式トラックボールの比較。
こちらへ.。

2001/2/14
iアプリ

PもFも不具合が出たということで、記念にiアプリの開発環境を作ってみる。
窓の杜で以前紹介されていた
ゼンテックテクノロジーのi-JADEのページからエミュレータのi-JADELiteをダウンロード。
続いて西村誠一氏のページで公開されている「iアプリ開発Tool」をダウンロード。
とりあえず両方ともセットアップした。
で、まずはi-JADELiteを起動・・・・出来ない(^^;
そーいや、J2CLDCとJBuilderしか入れてなかった。Cマガから1.3.0を探してインストール。
今度は成功。マインスイーパが動くのを確認。
続いて、iアプリ開発Toolのインストール。こちらは問題無し。
ケータイJAVAで遊ぼう!でサンプルを入手、ビルド。classが無いと怒られる。
i-JADELiteの.jarファイルからnttdocomo.*を展開。今度はうまく行った。
ここで終わるのも何なので、一応Hello!Worldを作る。
Quitボタンで終わらないような気もするが、一応作成完了。今回はここまで。


mailto: sagami@mars.dti.ne.jp