SAI BABA'S


サイババの毎日の指箴 6月


    1日    真理は正義の基礎(土台)である。
             
    2日   あなたは、自分が神のものを次々とより多く自身の中に取り込もうと努力しているか
             どうか、いつも注意していなさい。

    3日   あなたの心の中に次のことを植付けなさい。一、神を忘れない。二、自分の周りに見
             える世界を信じなさい。三、こわがらない。

    4日   賢い人とは、真の自己を知っている人達のことである。
                           
    5日    真理は恐れを知らない。虚偽はあらゆる影におびえる。

    6日   感覚的な喜びはつまらなく、価値のないものである。
         
    7日    神は行う方であり、あなたは単なる道具に過ぎない。

    8日    質朴(単純)で誠実であれ。

    9日    断固としてあなた自身の真の本体の探求をつづけなさい。

  10日    愛のない義務は悲しいものである。愛のある義務は好んですることができる。義務で
             ない愛は神々しい。
                                 
  11日    憎しみが芽を出すと、羨望が頭をもたげる。愛が芽生えると平安(平和)が露の如く
             降りてくる。

  12日    あらゆる信条、全ての国、全ての大陸の人々の間には一致するものがある、と信じる 
             心の態度を養いなさい。

  13日    富によっては永遠不滅の生命は得られない。不滅の生命は自己放棄によってのみ得ら
             れる。

  14日    自己放棄とは捨て去ること。両の拳で固く握りしめてつかんでいてはいけない。自己
             放棄とは解き放つこと。縛りつけられてもいけない。

  15日    空腹の前でも後でもなく、腹の空いている時に食べなさい。

  16日    一瞬の時間も、怠けやだらしのない生活に浪費してはいけない。

  17日    愛国心は、あなたが世界的共同体を愛する心を形成することのできる基礎である。

  18日    もし私達が正義(正しい生き方)を守なら、正義がそのお返しとして、私達を守って
             くれるでしょう。

  19日    世俗の物事に執着してはいけない。世俗の中にあって、然もあなたの中に世俗を入れ 
             ないようにしなさい。

  20日    神の前に欲望を供えてはならない。神があなたをどうしようと、どのように扱おうと、
             それは神があなたに最も与えたい贈り物なのです。

  21日    出来るだけベスト(最善)に人としての義務を行うことに満足し、私心なく働きなさい。

  22日    今熱望し、今崇拝し、今達成しなさい。

  23日    血液は、頭から足の尖まで循環していなければならないし、愛は、高いところから低
             いところにまで循環しなければならない。

  24日    克己とは、感覚の誘惑に対抗し、内心の敵を制服し、あなたの利己心を打ち負かすこ
             とである。

  25日    実行だけが人間を完全なものにする。

  26日    神の愛をあなたの心にわくわくするほど満たしていなさい。そうすれば、あなたは誰
             をも憎むこともできない。

  27日    神が降臨するとか、昇天するとか言うことは出来ない。神はどこにもおられるのだから。

  28日    人間生活の充足は、何の返報も思うことなく無私の態度で行う奉仕の中にある。

  29日    霊性修行は、愛によって肥沃にされた畑でしか成長しない。

  30日    人は、自分自身を神性と知り、且つ他の全てを神性として崇拝する時にのみ、この世
             の自己の使命を覚えることが出来る。