SAI BABA'S


サイババの毎日の指箴 9月


    1日    食べ物は、塩から過ぎも、熱過ぎも、苦過ぎも、甘過ぎも、酢っぱ過ぎもしないのが
             よい。

    2日   国籍や言語、カースト、経済的地位、学識、年齢、性などを理由に、嫌ったり不信の
             念を持ってはならない。
 
    3日   知識の目ざすところは愛である。教育の目ざすところは人格形成(徳性)である。

    4日   各々の国は、神の邸の中の一つの部屋である。
                           
    5日    奉仕から来る本当の喜びは、肉体に影響を与え、あなたを病気から開放する。
               
    6日   十六歳から三十歳の間は極めて重要な期間である。この期間に、人は最善を成就する
             ができ、また成就すべく最も努力することが出来る。

    7日   人は、かみの火花である。

    8日    創造物の全ては、変化の法則に従っている。人間もまたこの法則の下にある。
 
    9日    はうしは霊的訓練であり、金持ちや高い地位に人達の慰みではない。

  10日    多過ぎる食物は、精神を愚鈍にする。

  11日    神のみが生命の授与者であり、生命の守護者であり、人生の目標である。

  12日    全ての霊的訓練は、心の殻を除き核心を現す方向へと、向けられなければならない。
             
  13日    あなたが「私・・・」と言っている限り、きっと恐れがある。しかし、あなたが「
             私は神である」と言いまた感じるようになるや、あなたは征服されることのない力を
             得る。

  14日    同じ電波が、全てに活力を与えている。
                    
  15日    あなたが善いことをすることが出来ないと思う時は、少なくとも悪いことをすること
             思い留まりなさい。

  16日    あなたが自分の子供達のことで間違いを見付けたら、直ぐにそれを注意して正し、正
             しいことを見付けたら直ぐにそれを誉めなさい。これが、子供達を真直ぐな道に確実
             に進める方法です。

  17日    目を覚まし、起き上がり、目的地に到着するまで立ち止まってはならない。

  18日    人は現在、外の宇宙空間に飛び出し、月までも行くことができる。しかし、自分の隣
             人と平穏に暮らして行けるほど十分に道徳的(品行方正)ではない。

  19日    生きている目的は、「神の中で生きる(神のような生き方をする)」ことを成就する
             ことである。

  20日    光は、神の像が安置され、礼拝されている家の中によりも、むしろ人の心の中に灯さ
             れなければならない。

  21日    人工的方法によって出産を制限することは、理屈に合わない間違った方法である。こ
             の方法は、無責任な父性や挫折した母性のやり方である。

  22日    人が食べる食物は、食品材料を集める人達と料理する人達と給仕する人達の放射する
             精妙な害毒のない、純粋なものでなければならない。

  23日    私達に有利なものは、どんなものでも、私達には正しいと思われるだろう。即ち、通
             常私達は、他の人達の観点から物事を考えない。

  24日    鳥はいかに空高く飛んでも、早晩必ず、静かに憩うため木の天辺にとまらねばならない。

  25日    神の意識に固定した心は、岩の如くで、疑念によって左右されず、しっかりしていて
             不安がない。

  26日    人は、精々貧弱な案内者であり通報者でしかない感覚を、召使にでなく、自分の主人
             にしてしまっている。

  27日    イエスはこう言った。最初に、私は神の使いであると、次に、私は神の子であると。
             最後に、私と父とは一体であると。 

  28日    女性は、神に到達する機会と権利を、男性と等しく持っている。

  29日    死の神は、あなたを掴まえにやって来たことを気付かせない。彼は「いいですか?写
             しますよ!」と言うカメラマンとはちがう。

  30日    記憶の波、欲望の嵐、感情の炎を、平静さを失うことなく通り抜けさせなさい。