2021年反省と2022年希望

21.12.31

コロナ、コロナで、あっという間に2021年は終わってしまった。年の暮れとなると誰もが、 COVID19 1年を振り返り、来年の計画を考える。

とはいえ歳をとるとどんどんと感受性が衰えてくるし、未来が明るくても暗くても自分にはなさそうだし、目の前の現実さえもどうでも良くなってしまう。
定年過ぎて浪人の身になれば、日々の糧さえあれば欲張ることもない。

20年前あいつが先に課長になったなんて歯ぎしりしたのは、何だったのだろうと正直思う。課長になっても苦労はするし、次のステップへの競争がスタートしただけ。月給が何万多いとかボーナスが……というのはいっときのこと。
退職金は違うだろうし賃金が高ければ年金も少し多いだろう。だけど乗る車がレクサスか軽自動車と違うとか、マンションが80平米と100平米の違いなど、暮らすうえではほとんど意味がない。正直指先にトゲを指したら忘れる程度のことでしかない。
これはやせ我慢ではない。

私の持つものといえば、不動産は今住んでいる千葉の片田舎の80平米のマンションだけ。ほかに財産などなにもない年金暮らしである。もちろん年金だけでは足りない。貯金残金が毎年30万から40万ずつ減っている。
私の平均余命はあと12年、家内は22年だ。家内は死ぬまで今の預金で十分だという。子供たちの学費も、田舎で家を買ったときも、こちらでマンションを買ったときも、家内の脳内コンピューターが算出した通りであるので、その言葉に間違いはないだろう。

既に私は年金暮らしを10年近くしてきて預金が減ったのが300数十万ということは、誰かが定年時に2000万貯蓄が必要という話は大いにウソっぽい。年金以外に必要なのは退職時に1000万というところではなかろうか?
もちろん天災や戦争などで経済情勢が大きく変わるとかマンションが崩壊するなどあれば別だが。

おっと、大事なことだが、私は40年間宝くじを買い続けてきた。まもなくジャンボ宝くじが当たる予感がする。

700,000,000円
実を言いまして娘夫婦も買っておりまして、
だれが当選しても山分けの約束であります。
ハーイ、宝くじ楽しいよ♪

とはいえ心配事がないわけではない。同時に希望がないわけでもない。まあ毎年のことだが自分自身の考えを確認するためにも、愚考をまとめる。

マクロ的に見て、今の日本の課題はなんだ?
中国の覇権伸張が問題だろう。
日本では尖閣ばかり気にするが、今や世界中に中国の勢力拡大が行われている。もちろん国々の栄枯盛衰は当たり前のことで、中国が発展することを妨げようとするのは誤りである。
しかし中国が知的財産の軽視というか、人のものは俺のものというジャイアン的発想で過去20年進んできたことは事実である。アメリカでも日本でもカナダでも、産業スパイどころでなく、国家規模で知的財産そして技術を盗んでいる。
人権無視またチベットやウイグルでの虐殺など近代国家ではない。
そのほか香港返還時の約束などきれいさっぱり忘れ、既に香港は中国的共産主義の地となり果てた。また尖閣も毛沢東が生きていた時代は日本のものと認識していたにもかかわらず、いつの間にか過去は中国支配していたことになっている。
そういう国と仲良く付き合えると考えるなら、頭の中はお花畑だ。

台湾はいつ軍事行動を起こされるかという状況になり、アメリカも台湾を見捨てるわけにはいくまい。当然、 ヘドロのヘドレス 日本も巻き込まれるどころか、一蓮托生である。
現在世界中の最大問題である新型コロナウイルスも、中国の生物兵器という声はいささか眉唾と思うが、中国が適切な情報公開や人の移動の制限などを行っていたら、こんなことにならなかったのは事実だ。
新型コロナウイルスの世界的流行は、習近平とテドロスによってひき起こされたことは間違いない。

日本経済云々になれば、まずは日本人がもっと未来を明るいものだと認識しなければならないと私は考えている。少子化、経済が回らない、「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」として、特別定額給付金10万円はどう使われたのだろうか?
ネットにはものすごい数の使途調査アンケート結果がある。おもしろいというか、信用できないというか、その調査結果はさまざまである。アンケートによってトップに来るものが、貯蓄もあり、生活費あり、外食などちょっと贅沢もありと、どれが正しいのか定かでない。
ただ本来の目的に使われたのは半分なかったのは間違いない。

新型コロナウイルスそのものがどうかは、私は完全解決しなくとも病気がどんどん弱くなり人間と共生するようになる。そして従来からのインフル程度となっていくと思う。たぶん2023年にはそうなるだろう。
世界経済もそのときにはまた順調に伸びていくと思う。


マクロ的にみれば心配事がたくさんあるが、私が悩んでもどうしようもない。できることは選挙では正しいと考える政策を掲げる政党に入れる、自分が支持するデモがあれば参加する(残念ながら新型コロナウイルス流行中は参加が難しい)、官邸、各政党、メディアへのメール発信くらいをしたい。

さてミクロ的というか個人的に2021年を振り返ると、新型コロナウイルス流行には全く無縁だった。わが夫婦、子供たちと配偶者、家内の実家・親戚にはひとりとして感染者が出ていない。まあ感染者が大発生といっても173万人(2021.12.28時点)なのだから100人に1.4人の割でしかない。 ロシアンルーレット
上記の私たち夫婦から家内の実家まで数えても12人だ。その中から一人でも感染者が出る確率は{98.6/100}^12=0.84つまり16%、偶然だがロシアンルーレットの確率と同じだ。危ないとは思うけど、当たるとも思えない確率だ。


私の周りでは過去何十年と同じく事故も事件もなかった。ところが私自身にはいろいろトラブルが発生した。

お正月早々の1月2日飛蚊症ひぶんしょうになる。飛蚊症というと、普通は薄いくもりのようなものがある程度だが、私の場合はもうすごい、視野一杯に黒い紐みたいのが散らばっていて重み(?)でだんだんと下がっていく。お正月明けに眼科に行くと「老化現象です」
もうびっくりしたが、それが1週間くらいできれいに消えたのにもびっくりした。飛蚊症が消えるなんてないはずだが、あれは何だったのだろう?


肉離れ 4月2日電車に乗ろうと駅の階段を駆け下りていて、足を踏み外し右ふくらはぎに肉離れ発生が発端だった。整形外科にいって痛み止めとシップをもらいひたすら我慢。その後治ったかな? と泳ぎだすとまた痛みがぶり返しということを何度か繰り返した。
まあ、この時点で自分がおかしいのは間違いない。ケガも病気もしっかりと治さなければいかん。
その後再び整形外科に通うようになり、リハビリ後に運動を再開した。

秋になり寒くなると毎年ギックリ腰になるのが恒例だ。2021年は9月10日だった。日中はまだ28℃くらいあったが、最低気温は15℃まで下がっていた。2020年はギックリ腰になったのは10月3日で最低気温は14℃だった。どうもこのくらいの寒さになるとギックリ腰になるようだ。
更に更に10月頭に4月と同じ部位に肉離れ再発。痛みが取れリハビリをし、やっと運動再開したのは12月中旬である。それもちょぼちょぼである。
礼に始まり礼に終わるならいいが、怪我に始まり怪我に終わるではシャレにならない。

医者曰く「ギックリ腰も肉離れも体が硬いのが原因」。若い時は体が硬くても無理しても動くが、 ギックリ腰 年を取ると無理をするとどこかが壊れるとのこと。
運動よりもストレッチ、ストレッチの前に筋膜リリースをしっかりしろとの仰せ。
なにしろ軽い運動ならよいというわけでなく、何をしてもどこかに支障が出る。ほんの1年前は皆が1万歩であるくところを7千歩で歩き、自分一人なら20キロを3時間かからずに歩いていたが、今は普通の速さで30分も歩くと登山をした後のような筋肉痛になる。
肉離れが起きる前は毎朝、腹筋、腕立てなどをしていたが、今は膝や腰の筋膜リリースをしている。年取ったという悲しさである。


まあそんなことを踏まえて考えた来年の活動目標だ。
ISO14001の環境実施計画なるものは、年年歳歳向上していくものらしいが、私の場合は年年歳歳低下するのはしょうがない。低下する加速度を遅くするのが改善計画だと開き直ろう。

せめて来年の年末までに、目標達成したいもの。

項目テーマ2021年目標2021年実績2022年目標
健康スイミング400km泳ぐ
平泳ぎ連続1km
背泳できるように
相次ぐケガで318km
平泳ぎは300mも泳ぐと疲れ果てる。泳ぐ技量よりも体力がない。
無理をせずに300キロ
平泳ぎ連続500m
ウォーキング西千葉から君津まで歩くコロナ流行でゼロ!ウォーキングできるようにコロナ鎮静と足が治るように
ストレッチ毎日継続ギックリ腰・肉離れでそれどころでなかったストレッチより筋膜リリースに励もう
体重通年61.5kg運動不足により年末64.6kg
年間平均62.5kg
61.5kgに戻す
趣味新しい趣味にチャレンジ新しい趣味にチャレンジジオラマ作り始めました人様に見せられるものを作れるようになる
読書200冊220冊200冊
旅行熱田神宮
伊勢神宮
コロナ流行で中止旅行に行けるようになりますように
アンチサヨク活動デモ参加30回コロナ流行で中止コロナが収まりますように
メール発信100件以上約30件50件

いやいや悲観することばかりではない。
2022年もジャンボ宝くじはあるし、来年もチャンスはたくさんある。


老人マーク 本日の一言

2021年を一言でいえば、病気で始まりケガで終わった。
痛かった、予定が狂った、運が悪かった、そう思ってはいるが、致命的なことでなくて良かったと思うことにしよう。




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