日本が100人の村だったら 2002.01.23
- 98人が日本人で外国人が2人います。
この村ではみんな同じ言葉を話し、コミュニケーションは非常にうまくいっています。
- 日本人は黒い髪と茶色い眼を持っています。
- 51人が男で、49人が女です。
- 81人が神道を信じ、73人が仏教を、3人がキリスト教を、7人がその他の宗教を信じています。
合計が100人にならないのは謎です。

- 100人全員が十分栄養をとっていて健康的な生活をしています。
栄養失調に苦しんだり、瀕死の状態にある人はいません。
太りすぎの人はあまりいません。
- この村の平均寿命は世界一と言われています。
- 100人がみな良心に従ってものが言えます。
なかには外国の利益になるような反国家的な行動をとる人もいます。
- 誰でも20歳になると村の政治に参加できます。
でもこの権利を行使する人は最近少なくなりました。
自分さえよければ村のことを考えないのでしょうか?
- 今年は一人が成人の仲間入りしました。
最近子供が少なくなってみんな心配しています。
- 100人がみな義務教育を受けられて、読み書きはもちろん基本的な教科を習います。
外国語として英語を習います。でも難しいのか使いこなせる人はあまりいません。
約40%の人が大学へ行きます。
- コンピューターを持っている人も多いです。
持っていない人もお金がないからではありません。
きっと趣味ではないからでしょう。
- この村には貧富の差はあまりありません。
この村でお金持ちになるには、企業を起こすよりエンターティナーとかスポーツ選手になるのがよいようです。
- だれでも家には冷蔵庫がありその中には食料があり,着る服があり,頭の上に屋根があり,寝る場所があります。
- ほとんどの人は戦いの危険や,投獄される孤独や苦悩,あるいは飢えの悲痛を体験したことがありません。
- 毎年12人の人が海外旅行へ出かけます。
村の外を知ることはよいことだと思います。
- この村には地下資源もなく、エネルギー資源もありません。
みなが知恵をだし、いろいろな製品を作ることに村の存在意義があります。
最近、村の外の方が人件費が安いと物を村の外で作るのが多くなりいささか心配です。
- この村では以前は犯罪が少なく安心して暮らせましたが、最近は凶悪な犯罪が増えてきてみな不安です。
以前、よその村から侵入して村人がさらわれる事件が起きました。
それから何年もたちますが、まださらわれた人たちは見つかっていません。
最近も村の外から怪しい船が来ています。
みんな心配しています。
- 村には素敵な村の旗と村の歌があります。
でも、この歌を歌っちゃいかん、旗を掲げてはいけないという少数の人がいて騒いでいます。
- 村には昔、戦争でなくなった人を祭る神社があります。
去年、村長がこの神社にお参りしようとしたら村の外から参拝しちゃいかんと苦情が来ました。
村人の中にも参拝が反対の人もいます。でも昨年は参拝賛成の人が72人もいました。
(朝日新聞の掲示板アンケートによる)
- 村には何千年も続く家系の皇室がありみんな敬っています。
去年、皇太子のお子様がお生まれになり、村人たちはみな喜びました。
この村では村人みなが家族だと考えられているのです。
- 村の外では、戦争や内戦があります。
この村も村の平和を守るだけでなく村の外の平和に貢献しなくてはいけません。
- この村を愛することを知ったらなら・・・・まだ間に合います・・・・この村は救えます。
本日の宣言
これは単なるパロディではありません。
日本がいかに素晴らしいか!を再確認してもらいたいのです。
あなた、日本人に生まれてきてよかったと思いませんか?
お断りしておきますが、
作成日付から分かりますように、本拙文はこれに類似した書名の本より早くインターネットにアップしております。
その本はもしかしたら、このパロディなのかもしれません。
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